シートマスク&マッサージで激変!プロ直伝のツヤ肌メイク術

結婚式、同窓会、食事会 etc...ファッションやメイクにもグッと気合いが入る特別な日に向けて、磨きをかけてゲットしたいのが、誰もが見惚れるような「ツヤ肌」。そこで今回は、今より何倍も美しく見える肌づくりのコツを、ヘアメイクアップアーティスト・鈴木節子さんに伺いました。国内のみならず、海外でも定評のあるプロの肌づくりは必見です!
Q)ほんのり色っぽさが漂うツヤ肌に憧れています。でも、どうしてもツヤ感のないのっぺりメイクになってしまいます...。どうすれば、ツヤ肌を上手につくれるのでしょうか?
A)それは、ファンデーションの量が多過ぎることが原因では? ファンデーションを塗る時、くすみや毛穴を隠そうとしていませんか? 肌づくりのポイントは「隠すよりも見せる」。ですから、メイク前のスキンケアが重要になってきます。
隠す肌づくりはもう古い! 目指すのは見せてもOKな肌づくり♪
「悩みをカバーするように、ファンデーションを均一に塗ること=美しい肌」と思っている人が多いですが、実はそれこそが仮面のような顔をつくってしまう落とし穴。素肌が見え隠れするような、薄~く塗られたファンデーションこそが、素肌そのものが美しいと錯覚させるポイント。スキンケアでうるおいやツヤのある土台づくりをしていれば、肌のトラブルが目立たなくなり、薄づきファンデの仕上がりが叶います。
スキンケアもメイクだと意識することが重要!
「メイク」というと、下地やファンデーションを塗ることがスタートだと思いがちですが、ツヤ肌に仕上げるには、「スキンケアからメイクは始まっている」と意識することが大切。「ここぞ!」という勝負の日には、以下のステップでスキンケアをしてみてください。
- 化粧水をコットンで顔全体になじませる
- シートマスクをオンする
- マスクをはがした後、乳液をコットンで顔全体になじませる
- さらに乳液を手に取り、顔全体をマッサージするようになじませる
ポイントは、化粧水後のシートマスクと、仕上げのマッサージ。乳液やクリーム状の乳液を少し多めに手にとり、マッサージをするようになじませると血行が良くなり透明感がアップします。このひと手間でツヤの盛り感が増すだけでなく、そのツヤめきが持続します。ちなみに、寒い時期は、手先が冷えがちなので、肌に触れる手を温めてからスキンケアするとよいでしょう。
時間がない時は、下地効果のある乳液でマッサージをしたり、下地クリームをマッサージするように意識してつけるだけでもOK。また、夏用の下地を使っている人は、保湿効果の高い秋冬ものにシフトを。
スキンケアのコツがわかったら、次は実際にツヤ肌のつくり方をレクチャーしたいと思います。
ツヤ肌を仕上げるカギは「ファンデーションの量」にあり!
パーツによってファンデーションの塗る量を調整すれば、素肌を活かしたツヤ肌メイクができますよ。
(A)ほおの部分...シミや色むらが目立ちやすい部分なのでしっかりカバー。ほおがきちんとメイクされていると肌全体がキレイに見えます。ほおから全体的に伸ばしていきましょう。
(B)小鼻、目周り...くすみや毛穴など肌悩みが気になるところにだけ、ミニマムな量を丁寧に薄く重ね塗る。特に目元は厚塗りにすると、ヨレやシワっぽさ、崩れの原因にもなるので、少量ずつを心掛けましょう。
(C)フェイスライン...特にトラブルがなければ、なじませる程度でほとんど塗らなくてもOK。ここにもファンデーションをしっかり塗ると、「顔と首の色が違う」原因になります。
ちなみに、鏡から離れて肌をチェックすることで、くすんでいるところや、肌悩みがカバーされていないところが見えてきます。「1パーツ塗ったら、鏡を離して見る」を繰り返し、顔全体のバランスを見ながらファンデーションを塗っていきましょう。また、ファンデーションブラシを使って塗ると、少量でも仕上がりの美しさが劇的に変化します。
今回ご紹介したツヤ肌づくりのテクニックは、どんなタイプのファンデーションでも、美しく仕上げられるので、一度実践して違いを実感してみてくださいね♪
photo:shutterstock(1枚目)
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。