振袖メイクアップ 「レトロモダン」はツヤで魅せる

普段なかなか着る機会がない振袖。年始のご挨拶や結婚式のお呼ばれなどで取り入れてみるのも新鮮ですよね。そこで今回はヘアメイクアップアーティストの鎌田由美子さんに訪問着メイクの方法を教えてもらいました。
可憐でういういしい新日本髪には軽やかなメイクを♪
メイクは、透明感のあるツヤ肌とふんわりぼかしたレッドのルージュで、「レトロ感」を楽しみましょう。フレッシュな透明感のある愛らしい印象になれますよ。
ヘアは、振袖のういういしさを引き立てる新日本髪。着物のシャンパンゴールドに合わせたコサージュをつけ、クラシカルな中にモダンな軽やかさを演出しました。
トレンドのレトロをモダンに華やかに
伝統的な手描き友禅の振袖。つややかなシャンパンゴールドの地に大輪の牡丹と鉄線(てっせん)が映える大人っぽいデザインです。
クラシカルモダンなデザインは、今の流行です。
毘沙門亀甲の華やかな帯で格調高く見えるよう着こなしました。
メイクのポイント
リップ
口紅の色味はレッドを選びます。唇の中央部分から広げるように塗り、チップを使って輪郭をソフトにぼかしたら、最後に中央部分に重ねづけします。レッドの口紅をトレンドを捉えふっくらと軽やかに演出しましょう。
チーク
チークはほんのりと少し高く広めに入れます。頬の笑って高くなる位置から、やや上に向かって、目の下にふんわりとぼかします。さらにこめかみにむかって薄くなじませて。
POINT!
着物の柄、帯や小物などに使われている色を、口紅やアイメイクに取り入れると、全体のバランスが調和されます。
アイメイク
アイシャドウはまぶたに「柔らかな明るさと輝き」をプラスするだけ。漆黒のアイラインとマスカラで、澄んだ黒い瞳を印象づけて。
1.ベージュゴールドのアイシャドウをブラシにとり、アイホール全体にぼかす。
2.黒のリキッドアイライナーで、上まつげの際に細くラインを入れる。目尻は自然にすっきりと描きます。
※下まぶたのフレームより下がらないようすっきりと。
3.アイラッシュカーラーでまつ毛をカールし、黒のマスカラを根もとからたっぷりつけ、毛先に向けて丁寧にさばきます。下まつ毛もマスカラを。
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●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。