【エラ張り解消テク】髪型のポイントは縦幅強調!ダウン&まとめ髪のつくり方

エラが張っているのが気になる、角ばってベース型に見える顔をすっきりと見せたい...という人に向けて、"エラ張り"な印象をソフトにカバーする髪型のポイントとヘアアレンジを、ダウンとまとめ髪の2パターンでご紹介。フェイスラインをカバーしようとサイドの髪を重たくし、エラを隠そうとしがちですが、実はそれよりも縦幅を意識した方が、目線を上にそらせるのでエラ張りが気にならなくなるんです。エラ張り解消ヘアアレンジを教えてくれるのは、ヘアメイクアップアーティストの門馬宏一さんです。
【エラ張りをカバーする髪型】ダウンヘアのポイント
ダウンヘアをスタイリングする際のポイントは、トップにボリュームを持たせ、エラ周りをスッキリとした印象にすること。さらにおでこを出して顔の縦幅を強調すると◎。首回りはくびれを作り "ひし形"のシルエットを意識することで、エラ張りさんのフェイスラインをさりげなくカバーすることができますよ。
ポイント1 ハチ部分を巻いて軽くボリュームを出す
はじめにトップにボリュームを出すために、耳から上の部分の表面の髪をランダムにカールし、ふんわりとさせます。内側の髪から全体的に巻くとボリュームが出すぎてしまうため、あくまでも表面の髪だけでOK。耳の下部分はボリューム感を抑えたいので、髪を首に沿わせるようにしてくびれをつくりましょう。
ポイント2 前髪は自然な透け感を出す
前髪をおろす時には適度な透け感を持たせて、おでこが見えるようにするとさらに縦長効果が生まれます。分け目はジグザグにとり、トップをふんわりとさせて縦長を強調するのがおすすめ。
【エラ張りをカバーする髪型】まとめ髪のポイント
まとめ髪スタイルを楽しむ場合も、「トップにボリュームを出す」のを心がけましょう。
ポイント1 タイトにしすぎない
まとめ髪の場合、きっちりとタイトにまとめてしまうとフェイスラインが強調されエラ張りが目立ってしまいます。髪がふんわりとしたスタイルにと仕上げましょう。ボリューム感を出すために、表面の髪と毛先を軽く巻いておくと◎
ポイント2 ローポニーテールにして耳の後ろあたりはスッキリ
襟足ギリギリの低い位置でひとつに結び、毛束を首に沿わせることで、縦ラインが強調されます。サイドの毛はこめかみ辺りから少量を引き出しながら後れ毛をつくりニュアンスをもたせましょう。耳の後ろの毛は出しすぎるとエラ周りが目立ってしまうので、程よくがポイントです。
ポイント3 トップに高さを出す
仕上げに頭頂部の髪の毛をつまみながら、毛束と毛束の間に空間ができる程度に引き出してボリュームを出します。この時、サイドの耳上は膨らみをつけすぎないのもポイントです。膨らませすぎるとヘア全体にメリハリが無くなり、頭が大きく見えてしまうので注意しましょう。前髪がある場合は、ダウンスタイル同様に軽さと透け感を持たせ、おでこが見えるようにすることでさらに縦長効果が生まれます。
ふんわりさせて縦にボリュームを出したり、横幅をスッキリさせながら柔らかいニュアンスをつけるのが、エラ張りさんの悩みを解消するヘアスタイルの決め手! ぜひ参考にしてみてくださいね。
photo:鈴木花美 model:黒口なつ
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