2019/11/28
思春期のにきび、どうしたらいい?原因からケア方法までを研究員が解説!

顔全体にポツポツできることの多い思春期のにきび。気になりますよね。なるべくにきびになる前に防ぎたいもの。日ごろの上手なお手入れ法や食べてサポートする内面美容について、資生堂の研究員が解説します。
思春期のにきびの原因は?
思春期のホルモンバランスの乱れが主な原因です。
1.思春期に男性ホルモンの分泌が増加すると、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂分泌が盛んに。
2.多量の皮脂が毛穴のまわりにたまり、毛穴がつまりやすい状態に。
3.アクネ菌などの細菌が増加し、炎症を誘発することでにきびが発生します。
思春期のにきびの肌状態・特徴は?
1.顔全体にポツポツできる。
2.脂っぽい肌の方に多い。
3.思春期(10代)に多い、20歳前後まで。
4.春~夏に多い。
どんなふうにお手入れすればいいの?
まず、にきびのできている部分は化粧品の使用は避けましょう。炎症を起こしたり、化膿して痛みを感じる場合には、皮膚科専門医に相談してください。
にきびを防ぐには、脂っぽい部分を中心にていねいに洗顔し、清潔さを保ちます。(ただし洗いすぎには注意。1日3回くらいを目安に)。できているにきびに指先で触れたり、つぶしたりすると化膿したり跡が残りやすくなるので、いじらないようにします。肌に触れるものはいつも清潔に保ち、にきびの悪化を防ぎましょう。
食べて肌づくり、内面美容のおすすめは?
皮脂分泌を適正に保つビタミンB2、ビタミンB6と皮脂分泌を調整するローヤルゼリー、糖質の代謝に必要なビタミンB1を摂るのがおすすめと言われています。肌の生まれ変わりを整え、にきびの炎症を防ぐためにビタミンAもよいそうです。
規則正しい生活も、にきびケアのひとつ!
睡眠不足や、ストレスは過剰な皮脂分泌をおこす要因に。規則正しい生活を送って体調を整えることもにきびケアの一部と考えましょう。
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。