食は毎日のことだから、ちょっとしたアイデアやコツで、肌や身体にうれしい変化が♪ そこで、料理研究家の口尾麻美さんに「時短でヘルシー」なレシピを教わってきました!
色鮮やかなビーツ。今までは、一般的にあまり馴染みがない食材でしたが、最近は大型スーパーや一部の八百屋さんでも見かけるようになりました。ビーツは「飲む輸血」とも呼ばれ、血の巡りを良くし、疲労回復や基礎代謝向上といった、体を美しく&強くする効果があると言われています。また、鮮やかな色からもわかるようにポリフェノール、食物繊維、鉄分が豊富で、特に女性にはぜひ取り入れてほしい野菜のひとつでもあります。味は大根を甘くしたような風味で、味噌と合わせると短時間でも煮込んだようなまろやかな味わいに。今回ご紹介するのは、ビーツを使った代表料理、「ボルシチ」風に仕上げたミソスープです!
調理時間15~20分
1.ビーツとにんじんは皮をむいて千切りに、玉ねぎは薄切りにする。
2.小鍋にオリーブオイルを入れ温め、切った野菜を炒める。
3.野菜がしんなりしてきたらブイヨンを入れ、少し煮てから味噌を溶く。
4.器に盛ったら、サワークリームやディルを散らしてできあがり。
ビーツはまな板に色がつきやすいので、新聞紙の上で作業をするといいですよ。もしお近くのスーパーで見かけたらぜひ一度トライしてみてください! 美しい体内環境をつくるには、まず食事から改善していきましょう。凝った料理を何品も作る必要はありません。たった1杯のスープでも、工夫次第で十分な栄養が摂取できます。
お話を伺ったのは...
料理研究家・口尾麻美さん
アパレル会社勤務後、イタリア料理店を経て現在に至る。旅で出会った食材、道具、ライフスタイルが料理のエッセンス。Amazigh(自由人の意)の名のように、ジャンルにとらわれない料理を提案。楽しいはおいしい!キッチンライフを楽しくおしゃれにするアイデアを書籍、イベント、料理教室を通して発信している。『これだけで完全食 ミソスープ』講談社他。
問い合わせ:asamikuchio@gmail.com
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