色ムラのないなめらかな美肌に仕上げたい! と、ファンデーションにこだわっている人は多いはず。でも実は意外と見落としがちな「メイクスポンジの状態」も、ベースメイクの仕上がりを左右するんです。汚れたメイクスポンジのままではファンデのノリが悪くなることも...!? そこで今回はメイクスポンジの洗い方から替え時のサインまでを、「美容の情報」編集部 福原さんに教えてもらいました。
汚れたメイクスポンジを使うと、こんなトラブルが引き起こされてしまうことも。
汚れが付着していたり硬くなってしまったメイクスポンジでは、ファンデーションの含み自体が悪くなり、ファンデを均一に取ることができません。その結果、肌にファンデを塗布するとムラづきになり、仕上がりに色ムラが発生してしまいます。
皮脂やホコリが付着したメイクスポンジは、スポンジに雑菌が繁殖してしまいます。そんな不衛生なメイクスポンジを肌に触れさせると、ていねいにスキンケアした肌であっても、ニキビなどの肌トラブルを招いてしまうことに。
使用後のメイクスポンジにはファンデーションだけでなく、スキンケアの油分や日中の肌の皮脂汚れが付着しています。スポンジと肌のことを考えて作られた専用のスポンジクリーナーや中性洗剤でこまめに洗浄し、清潔に保ちましょう。
・水またはぬるま湯の入った容器
・タオル
・スポンジクリーナーまたは中性洗剤
<スポンジクリーナーを使う場合>
手とメイクスポンジが乾いている状態で、汚れた面に専用クリーナーを10円硬貨大を目安に出し、汚れとよくなじませながらもみ洗いをします。
スポンジについたファンデーションの汚れや雑菌をすっきりと落とす専用クリーナー。殺菌効果と柔軟効果があるので、洗った後のスポンジを清潔にし、肌あたり柔らかく洗い上げます。泡切れがよく、ニオイが気にならないのもうれしいポイント♪
メイクスポンジを強い力で無理にこすると、表面が粗くなったり傷んでしまうので注意しましょう。
<中性洗剤を使う場合>
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし(ぬるま湯 200 : 中性洗剤 1)、そのぬるま湯にメイクスポンジをつけながらもみ洗いをしましょう。
メイクスポンジの劣化を早めてしまうので、つけ置き洗いは避けましょう。
スポンジを直射日光に当てると、傷んで劣化を早める原因に。風通しのいい日陰で乾かすようにしましょう。
どんなにお手入れを頑張っても、必ず寿命はやってくるもの。スポンジの表面が粗くなったり穴があいてきたり、弾力性がなくなりゴワつくなど、使い心地が悪くなってきたら替え時です。
美しくファンデーションを仕上げるためには、日々メイクスポンジを清潔に保つことも大切。正しい方法できちんと洗って、気持ちよくメイクを楽しみましょう♪
photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。