ナチュラルな素肌メイクに欠かせないのが、部分用ファンデーションといわれるコンシーラー。気になるシミやそばかす、クマ、ほおの赤みまで隠してくれます! でも、間違った使い方をしているとカバー効果は半減...。悩みをしっかりカバーして美肌に見せるコンシーラーの正しい使い方を、資生堂Webビューティーコンサルタントの橋本樹里さんに教えてもらいました!
ファンデーションだけではカバーしにくい部分的な悩みに使うコンシーラー。でも、正しく使わないと、化粧崩れやヨレの原因に! キレイに仕上げるためには、使う順番が重要。ファンデーションのタイプによって、「前」か「後」と使用順序を変えるのがポイントです。
・リキッドファンデーション、BBクリーム
リキッドファンデーションなどの「後」にコンシーラーを使いましょう。最後におしろいを重ねると化粧もちがアップします。ファンデーションの前にコンシーラーをつけると、よれやすいので気をつけましょう。
・パウダーファンデーション
パウダーファンデーションの「前」にコンシーラーを使いましょう。自然に仕上がり、化粧崩れも防いでくれますよ。
カバーしたい部分の濃さに合わせて、コンシーラーの色を選びましょう。
・「濃い」部分
シミなどの「濃い」部分には、シミと肌の中間の色を。白浮きせずにカバーできます。
・「薄い」部分
「薄い」クマやシミ部分には、その部分より少し明るめの色で仕上げます。肌なじみもよく、自然な仕上がりに。
肌悩みやカバーしたい度合いによって、コンシーラーを使い分けると◎。
・スティックタイプ
しっかりフィットし、カバー力も高いのが特長です。
シミやそばかす、ほおの赤みなど広い範囲をカバーする場合は、肌に直接2~3本ほど線を引いて、指でトントンと軽いタッチでなじませて、ぼかします。
ピンポイントなシミやニキビ跡など、狭い範囲を隠す時は、コンシーラーをチップやブラシにとってのせるようにつけます。その後から薄くファンデーションをのせるとキレイに仕上がります。
・リキッドタイプ
肌になじみやすいので、くすみや影をカバーするのに最適。乾燥しやすい目元や口元におすすめです。クマのカバーには、目のキワから少し離して、薄めにつけて均等にトントンとなじませます。ほうれい線には影に沿ってのせ、ぼかしていくと、ふっくらとキレイに仕上がります。
1本で多様な使い方ができるコンシーラー。正しい使い方をマスターすれば、気になる悩みだって即カバー! 理想の素肌メイクの出来上がりです♪
photo:鈴木花美
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