紫外線やエアコン、過剰な汗&皮脂など、夏は肌にとって過酷な環境。ダメージが蓄積すると、毛穴の目立ちや肌のゴワつきなど、夏バテ肌の症状が...。夏バテ肌を放っておくと、老化が進んでしてしまう可能性も! そこで夏に負けない肌づくりの方法について、資生堂研究員の細井純一さんと原英二郎さんに教えてもらいました。
夏の過酷な環境に負けない肌に整えるには、肌の免疫力を高めるのがポイントになります。その鍵となるが、皮ふ表面にある「ランゲルハンス細胞」です。「ランゲルハンス細胞」とは、全身の免疫系統に、外的刺激や侵入情報を伝達する細胞。紫外線や乾燥などの刺激を鎮静化して、慢性的な炎症が起こらないように防御する機能を持っています。
肌に外的刺激が与えられると、肌内部に炎症などの肌トラブルを引き起こす刺激応答因子が出現します。それを感知すると、ランゲルハンス細胞を覆っている鎮静化酵素(CD39)が直接その因子を素早く分解して、過剰な反応を抑えます。
また、ランゲルハンスは紫外線や、大気汚染、肌の乾燥などによって起きる外部刺激の影響や、食生活、精神的ストレス、そして加齢によって減少することも分かっています。
肌に与える外部刺激を防ぎ、すこやかな肌を保つために、日頃のお手入れの中で気をつけるべきポイントをご紹介します!
肌の悪影響の原因となる酸化皮脂を含む汚れや老廃物を取り除くことが大切。洗顔することで大気汚染など肌の外気や、皮脂などの汚れを落とすことで肌をすこやかに保ちましょう。
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夏は汗や皮脂が出るため、肌がしっとりしているような気がしますが、実は乾燥しやすい季節。それは、紫外線ダメージはもちろん、エアコンによる室内と外気温、湿度の急激な変化などが原因です。また、ハンカチなどで汗を拭き取ったままにしていると、肌のうるおい成分や必要な皮脂も汗と一緒に拭き取ってしまうことになり、乾燥につながります。
基本のスキンケアを実践し、しっかりと肌にうるおいを届けましょう。
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紫外線やエアコンなど、夏はいろいろなダメージが肌にかかっています。きちんとケアをして、美肌を目指しましょう!
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