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意外なほど顔の印象を左右するのが、鼻と口の距離感。この部分が長いと、間延びした顔やのっぺりした顔に見えてしまうことも...。今回は手持ちのアイテムでできる「人中短縮メイク」のやり方をご紹介。教えてくれるのは、ヘアメイクアップアーティストの林佐知子さんです。
人中とは、鼻と口との間にある縦の溝のこと。人中が短いと、キュッと顔が引き締まって見えると言われています♪ そんな人中、実は陰影を操ることで短く見せることができるんですよ。さっそく、プロ直伝の簡単テクで離れ気味だった鼻と口の距離を縮めましょう!
1.ブラシにシェーディング用のフェイスカラーをとり、鼻のすぐ下(赤い点線部分)になじませてしっかりぼかします。鼻下に影をつけることで、離れ気味だった鼻と口の距離を縮めることが可能に!
シェーディングはファンデーションの色より少しだけ暗いものが◎。暗すぎるとわざとらしくなってしまうので注意しましょう。また、チップで入れると色がのりすぎてしまうので、必ずブラシを使い、しっかりぼかすことも大切です。
2.唇の色に近いリップライナーを使用し、実際の唇より1mmほどオーバーになるよう上唇の輪郭をとり、内側に向かってしっかりぼかします。
鼻の穴の延長線上に唇の山がくるようにリップライナーで調整すると、唇がよりふっくら見え、鼻と口の距離を近づけることができますよ。
3.ハイライトを上唇の山部分に乗せたら完成。光が集まることで口元にメリハリがつき、人中の間延び感を解消できるんです。
人中短縮メイクは、鼻下や上唇の自然な立体感がカギ。「人中短縮メイクHOW TO」で実際に使用したアイテムをご紹介します。
アイブロウパウダーですが、鼻下にふんわりと、わざとらしさのないシェーディングとしても使えます。肌色になじむよう、色を混ぜ合わせて使うと◎。
※専用ケースは別売りです。
BE303は肌になじみながら唇に自然な陰影をつけて、ふっくら立体的に見せるカラー。ナチュラルに鼻と口の距離を縮めて見せられますよ。
※ホルダーは別売りです。
肌から浮かない絶妙なカラーが◎! 繊細なラメで、自然な明るさを演出します。
ちょっとしたテクニックでキュッと引き締まった印象に見える人中短縮メイク。ぜひ試してみてくださいね。
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photo:鈴木花美 model:和田えりか
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
林佐知子
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
6年のサロン経験を経て、2014年資生堂入社。資生堂の宣伝広告や広報活動のヘアメイクに携わり、「イプサ」や「dプログラム」などのブランドを担当。NY・パリ・東京コレクションでも活動中。
http://hma.shiseidogroup.jp/hayashi/