使用している人が意外と少ないリップライナー。でも実は、輪郭を整えてきれいな唇に見せたり、口紅の持ちを良くしたり、唇の形や色悩みを解消できたりなど、とっても便利なアイテムなんですよ。そこで今回は、資生堂ヘアメイクアップアーティスト監修のもと、リップライナーの基本的な使い方から、薄い唇をふっくら見せる、唇の山の形を整える、唇の赤みを抑えるなど、悩み別の使い方までを詳しくご紹介します。
唇の輪郭を整え、ふっくらした立体的な唇を演出する効果を持つリップライナー。また、使用することで口紅の色持ちがよくなったり、落ちにくくなったりするというメリットも。ただし、輪郭を描いた後そのままにするとわざとらしさがでてしまうので、しっかりぼかすことが大切です。またリップライナーは、使う口紅に近い色をセレクトすると自然に仕上がりますよ。
唇を軽く閉じ、まずは上唇の山の輪郭を取ってから、口角まで自然につながるように描きます。下唇は口角部分から描きはじめると輪郭が取りやすいのでおすすめです。
何もついていないリップブラシで、先ほど描いた輪郭を内側に向かってぼかします。ブラシでしっかりぼかすことでリップライナーが唇になじみ、自然な立体感を演出できますよ。
基本の使い方をマスターしたら、次は応用編。薄い唇をふっくらさせたり、唇の山の形を整えたり、唇の赤みをカバーしたりする方法を紹介します。
まずは上唇の山から輪郭を取り始めます。自分の唇の輪郭より1~2mmほどオーバーに、山部分が丸くなるように描くのがコツ。その後、口角まで自然につながるようにラインを描きましょう。下唇も同様に、まずは中央部分を少しだけオーバーに描き、口角までつなげます。自分の本来の口角の位置を活かす描き方だと、オーバーリップもわざとらしさなく仕上がりますよ。
山の角度が急な人は山同士が近いため、山の間を広げるイメージで輪郭を取ることが大切です。まずはコンシーラーを使って山を消します。その後リップライナーで本来の山よりなだらかになるように描きます。鼻の穴の下に唇の山が来るようなイメージで描くと◎。山がなだらかになれば、あとは口角まで自然につながるように描けばOK。下唇の輪郭を描いてバランスを整えたら完成です。
唇の元の色が赤くて、口紅がきれいに発色しない...。そんな時は、ベージュ系のリップライナーを使用し、唇の中央を塗りつぶします。その後何もついていないリップブラシで、唇の外側に向かってぼかしていくと、ナチュラルに唇の色味をカバーすることができます。
色と光の効果で唇のフォルムを整え、美しく際立てるリップライナーです。自然な立体感を演出できるふっくらソフトシェード、シアータイプの口紅やリップグロスを使用する際におすすめのふっくらライトカラー、発色のいいリップにもマッチするすっきりクリアカラーの3タイプ・6色展開です。
リップメイクの仕上がりがグンとアップするのはもちろん、いろいろな唇悩みもカバーしてくれるリップライナー。ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてくださいね!
【使用化粧品】
マキアージュ スムース&ステイリップライナー N
photo:鈴木花美 model:鈴木沙耶
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。