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2025/07/10

40代からのアイメイクHOW TO♪くっきり目もとの作り方をプロが伝授

40代からのアイメイクHOW TO♪くっきり目もとの作り方をプロが伝授

まぶたのたるみやくすみが目立ち始めたり、まつ毛が細くまばらになったりと、年齢を重ねるにつれて現れる目もとの悩み...。でもメイクのコツさえ知っておけば、それらの悩みをカバーすることができるんです♪ 今回は、自然に目力をアップしてくれるアイメイクの仕方をご紹介! 資生堂ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんと深野結花さんに教えてもらいました。

教えてくれたのはこちら!

資生堂ヘアメイクアップアーティスト
齋藤有希子さん
アラフォー世代向けのtipsをYouTubeインスタグラムなどで発信中。「大人の見直しメイク」が大人気。


資生堂ヘアメイクアップアーティスト
深野結花さん
ナチュラルからボリュームのあるものまで幅広いテイストを得意とする。
▶︎インスタグラムはこちら


目次

40代から気をつけたい! NGアイメイクとは?

目力を出したいからといって、単純にアイメイクを濃くしてしまうのはNG! さらに40代以降はアイシャドウの色選びも重要になってきます。下記のようなアイメイクやアイシャドウ選びをしてしまっていないか、チェックしてみましょう。

✔︎ くっきりとした太い黒のアイラインを引いている
いかにも「描きました感」満載のくっきりとした黒のアイラインは、逆に老けた印象を与えてしまいます。

✔︎ 濃いめの色でしっかりグラデーションを作り、目のキワを濃いアイシャドウでしめている
目を大きく見せたくて、ついつい濃いめの色でグラデ塗りをやりがちですが、古臭い印象になり、逆に目を小さく見せている場合もあります。

✔︎ ラメや大きめのパール感のあるアイシャドウを使っている
目のシワやアラが逆に目立ってしまいます。

✔︎ グレイッシュなブラウンや、青みの強いパープルなどのアイシャドウを使っている
肌や目周りの補正がきちんとされていない場合、くすみが多い目周りや青クマなどを強調してしまいます。

✔︎ 黄味の強いブラウンのアイシャドウを使っている
上記と同じように、肌や目周りの補正がされていないと黄ぐすみなどが目立ってしまう場合もあります。

✔︎ アイシャドウをそのまま塗布している
アイシャドウベースやファンデーションなどで目周りのくすみや色ムラがきちんと整えられていないと、アイシャドウの発色が悪く、色味がきれいに見えません。

✔︎ ビューラーやマスカラを使っていない
まつ毛がきちんと上向きになっていないと、目もとがぼやけがちに。また、マスカラは目のフレームを際立たせ、上向きまつ毛をキープしてくれるので、目力をアップさせるのに欠かせません。

40代からのアイメイク、意識するポイントは?

目力を出したいからといって、単純にアイメイクを濃くしてしまうのはNG! アイラインで目のフレームを際立たせ、アイシャドウでグラデーションを作ることで、目を自然に大きく見せるのがポイントです。ナチュラルでもメリハリ感のあるアイメイクを意識しましょう。

ナチュラルなのにくっきり! アイメイクHOW TO

①アイメイクが映える肌づくり

40代以上になると、目もとのくすみ・シミ・クマなどが目立ちやすくなるため、ついついファンデーションに頼りがち。厚塗りになると崩れやすく透明感も損なわれるので、まずは肌の色ムラを下地でしっかり補正し、アイメイクが映える土台をつくりましょう。

下地は、肌に透明感と自然な血色感を与えられる「ラベンダーカラー」がおすすめです。全体にのばした後、気になる目周りにトントンと重ねづけして。自然にトーンアップして、ファンデーションの厚塗りも防ぎます。

アイメイクが映える肌づくり

また、ファンデーションを薄く伸ばした後、目周りのシミやクマにはコンシーラーを指でそのままつけるのではなく、小さいブラシにとり、スタンプのようにトントンと塗布するのがコツ。こうすることで隠したい部分だけピンポイントで隠すことができ、厚塗りを防いでコンシーラーの持ちもよくなりますよ。

■使用アイテムはこちら

肌をワントーン明るく見せるラベンダーカラーの下地

スキンケアまで叶う毛穴レスくずれ防止下地。ラベンダーカラーで透明感をアップし、ワントーン明るい肌へ導きます。

 

若わかしく明るい目もとに導くコンシーラー

隠したことを見破らせずケアまで叶う高密着ハイブリッドコンシーラー。トラブルをしっかりカバーしつつ、肌と一体化した自然な仕上がりが魅力です!

 

狙ったところにきちんとフィットするコンシーラーブラシ

丸みをおびた筒型状の筆先が、狙った部分にしっかりフィット。小回りが利くので、目もとの悩みにもおすすめです。

 

②アイライン

1.アイラインを引く前に、まつ毛をビューラーで軽くカールさせます。事前にまつ毛をカールさせておくと、まつげとまつ毛の隙間が見えやすくなり、ラインが引きやすくなります。

まつ毛のキワに沿って、細いアイラインを引きます

2.まつ毛のキワに沿って、細いアイラインを引きます。まつ毛とまつ毛の間を埋めていくようにラインを入れましょう。

Point!

ブラシがある場合は、描いたラインをなぞるようにして自然になじませると、よりナチュラルな印象に仕上がりますよ。

アイラインは角度に注意!

3.目尻のラインは、目もとがたるんで見えないよう、角度を大切に! 下まぶたの目尻の延長線上にアイラインの終わりがくるよう意識して引きましょう。その角度よりラインが下がってしまうと、目もとが垂れて見えやすくなるので気をつけてくださいね。また、目尻ラインをやや長めに引くのもポイント。目を開けた状態でも見える程度の太さにすると、くっきり感がアップします。

■使用アイテムはこちら

ラインを引きにくいと感じている方にも◎! 描き心地なめらかなアイライナー

スルスルと繊細なラインが簡単に引けるアイライナー。描き心地がなめらかなので、年齢を重ねて、アイラインが引きにくいと感じ始めた方にもぴったりです。

ナチュラルな印象の目もとに! 繊細なラインも思いのままに描けるアイブラシ

先端がとがった形状になっている平筆型のアイブラシ。繊細なラインをスルスル描くことができます。引いたアイラインをなじませて、ナチュラルな印象に仕上げるのにもぴったりなアイテムです。

■こちらもおすすめ

スルスル描けてしっかり密着するジェルアイライナー

肌に触れた瞬間とろけるリキッドジェルで、くっきりとした印象的な目もとに導きます。汗・皮脂・水に強いので、アイメイクの崩れも安心です。深みのあるブラウンがナチュラルかつ引き締めてくれます!

 

③アイシャドウ

アイシャドウベース&色選びでまぶたのくすみをオフ

1.アイシャドウベースをまぶた全体に塗ります。このひと手間が、たるみがちなまぶたの表面をなめらかにし、アイシャドウのムラづきを防いでくれます。さらにアイシャドウの色もちと発色もアップ!

くすみやすい目もとに明るさを与える「オレンジ系ブラウン」のアイシャドウをまぶた全体に

2.くすみやすい目もとに明るさを与える「オレンジ系ブラウン」のアイシャドウをまぶた全体にのせたら、目のキワから二重幅を目安に濃い色を重ね、ぼかしてグラデーションを作ります。

Point!

アイシャドウの色味はオレンジ系やベージュ系を選び、やさしい雰囲気に仕上げるのが◎! 落ち着いた大人印象の目もとを演出できます。濃いブラウン系でグラデーションしてしまうと、目周りのくすみなどとリンクして、疲れて見えたり化粧崩れに繋がることも...。軽やかな色をチョイスして、自然な立体感を出しましょう。

■使用アイテムはこちら

アイシャドウベースもセットになったオレンジブラウン系パレット

アイシャドウベース(左上)がセットになっているので、これ1つでくすみを感じさせない目もとに。大人でも使いやすいナチュラルなオレンジブラウンカラーも魅力です。

 

■こちらもおすすめ

肌なじみのいいオレンジのアイシャドウ

目もとを明るく見せる、なめらかクリアカラー。繊細なパールが透明感のある目もとを演出します。

 

くすみやすい目もとにはピンク系のアイシャドウもおすすめ

まぶたのくすみが気になる方は、ピンク系の色味を選ぶと◎! ふんわり明るい印象にしてくれますよ。

■おすすめアイテムはこちら

くすみの気にならない目もとに! 明るい印象をもたらすアイシャドウパレット

ブラウンピンク系の4色のアイカラーパレット。目もとを明るい印象に!
▶︎カスタマイズケースはこちら

 

濡れたようなツヤ感で目もとを彩るラメシャドウ

透明感のある仕上がりが◎! ラメが落ちづらくしっとり肌になじみ、40代以降の目もとも華やかに彩ります。

 

目もとを明るく見せる! マット質感のパウダーアイシャドウ

穏やかな印象のマットなくすみピンク。重くならず、目もとに深みや陰影を出せるカラーです

 

印象的な目もとに見せる、パウダーアイシャドウ

瞳の色に溶け込み、自然に大きな目もとに見せるアイシャドウ。透明感のあるカシスブラウンなので、目もとにメリハリを与えます。
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④マスカラ

マスカラを根もとにしっかりとつけ、毛先に向かってスーッと動かす

1.マスカラを根もとにしっかりとつけ、毛先に向かってスーッと動かします。

2.目のフレームを、よりはっきりと際立たせるために、下まつ毛にもマスカラをしっかりとつけます。

Point!

マスカラを根もとにあて、左右に揺らすことでまつ毛とマスカラの絡みがよくなり、根もとにしっかりと液をつける事ができます。まつ毛の根もとにボリュームを持たせることで目のフレームが際立ち、目力がアップ!

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たるみがちなまぶたも補正! くっきり目もとを叶えるマスカラ

まつ毛をしっかりと持ち上げ、くっきりとした目もとにしてくれるマスカラ。たるみがちなまぶたのフォルムも補整してくれます。根もとにフィットする細いブラシも使いやすくて便利!

■こちらもおすすめ

ぱっちりとしたまつ毛が長時間持続するマスカラベース

クリアネイビーカラーで、白浮きが気にならない自然な仕上がりのマスカラベース。カールキープ効果で、長時間上向きのカールを維持します。

 

まつエク級のロング&カールに導く美容液マスカラ

ぱっちり目もとが叶う美容液マスカラ。つけている間中まつ毛を集中補修して、使うたび、ハリ・コシのあるまつ毛に。ウォータープルーフタイプなのに、お湯+洗顔でオフできるのも魅力です!

目もとの3大悩み別 アイメイクのやり方

ここからは大人の目もとの3大悩み「①まぶたのたるみ」「②目周りのくすみ」「③目の下のシワ」のカバー方法についてそれぞれ解説します。

3大悩み① まぶたのたるみ

見直しポイント①オレンジ系のコンシーラーで肌の色を補正

オレンジ系のコンシーラーを目の下のたるみ部分(線や影になっている部分)になじませ、肌の色を補正します。クマや影といった青み系の色悩みは、「オレンジベージュ」を使うことできれいにカバーできます!

■おすすめアイテムはこちら

自然にカバーしてよれないコンシーラー

写真右のミディアムカラーがおすすめ。いつものベースメイクにプラスするだけで、惹きつけられるような肌になれる密着美容液コンシーラー。

 

見直しポイント 目の下の影をハイライト重ねづけ

見直しポイント② 目の下の影をハイライト重ね付け

肌なじみのいいリキッド状のハイライトを指先にとり、黒目の下にのせ、トントンとなじませます。つや感を足すことで、影をふんわり見せる効果も。リキッドハイライトなら粉っぽくならないので、40代以降の乾燥が気になる目もとにも◎。

■おすすめアイテムはこちら

濡れたようなつやと明るさが続く、美容液ハイライト

濡れつやヴェール処方で繊細に輝くパールがなめらかにのび広がります。濡れたようなつやと明るさで、目もと悩みをカバー。

 

完成

完成

明るくふっくらとした目もとに! 表情まで生きいきと見えますね♪

動画でさらに詳しくチェック!!


3大悩み② 目周りのくすみ

「アイシャドウがきれいに発色しない」「疲れて見える」といったお悩みにもつながる、目周りのくすみ。上手にカバーするには「コンシーラーのW使い」が◎。それでは、見直しポイントをチェックしましょう!

見直しポイント① ミディアムカラーのコンシーラーでカバー

見直しポイント①クリームコンシーラーでカバー

テクスチャーのやわらかいコンシーラー(明るすぎない色=ミディアムカラーが◎)を指に取り、クマやくすみが気になる黒目の下にのせ、トントンとなじませます。コンシーラーは広げすぎないのがポイント。さらに、くすみやすい上まぶたにもコンシーラーをなじませましょう。この時、薄くのばすのもポイントですよ。

■おすすめアイテムはこちら

自然にカバーしてよれない!密着美容液コンシーラー

写真右のミディアムカラーがおすすめ。密着ハイカバー処方で肌にとけこむようにピタッと密着してしっかりカバー。ウォータリーキープエッセンス配合でうるおいで満ちたみずみずしい肌に仕上がるので、目もと使いにもおすすめです。

 

見直しポイント② 明るめカラーのコンシーラーをハイライトに

見直しポイント②リキッドコンシーラーをハイライトに

肌より少し明るいコンシーラーを、ほお骨の高い位置と上まぶたに置き、指でトントンとなじませます。これで目周りがさらにふわっと明るくなり、くすみを感じさせない印象に!

■おすすめアイテムはこちら

うるおいで満ちたみずみずしい肌に♪ 密着美容液コンシーラー

写真左のライトカラーがおすすめ。ほんのり明るめの色味もGOOD! 密着ハイカバー処方で肌にとけこむようにピタッと密着します。

 

完成

完成

くすみや色ムラを感じさせない、明るい仕上がりに!

3大悩み③ 目の下のシワ

「目の下のシワにファンデーションが入り込んでしまう」「ファンデーションがヨレる」など、多くの人が悩む目の下のシワは、「ファンデーション&アイシャドウの塗り方」を見直すのがおすすめです。

見直しポイント① ファンデーションはブラシでフィットさせる

見直しポイント①ファンデーションはブラシでフィットさせる

まずは、保湿効果のある下地を顔全体になじませます。ファンデーションは、シワが目立たないよう薄くフィットさせることが大切に。ブラシで塗布することで、薄づき&ぴったりフィットが叶いますよ。特に下まぶたにはブラシを左右にやさしく動かして、フィットさせるように馴染ませることで気になる部分をしっかりカバーしつつ、シワの気にならない仕上がりに。

■おすすめアイテムはこちら

生命の輝きがあふれでるような美肌に導くファンデーション

オーララディアンステクノロジーによるメイクアップ効果で、気になるエイジングサインを目立たなくしながら、まるで肌内部から光があふれでるかのような輝きと明るさに満ちた肌を演出。

 

完成度の高い美肌をテクニックフリーで実現するファンデーションブラシ

毛の質・長さ・斜めフラット面の3つの効果で、完成度の高い美肌をテクニックフリーで実現。プロが仕上げたような美しいベースメイクを叶えます。

 

見直しポイント② シワを悪目立ちさせないアイシャドウの塗り方

見直しポイント②シワを悪目立ちさせないアイシャドウの塗り方

ラメやパールのアイシャドウを使う際は、上まぶたの黒目の上と、下まぶたの目頭部分にピンポイントでONしましょう。目の下全体や目尻にも塗ってしまうと、シワに入り込んだりよれたりして逆にシワを目立たせてしまうので要注意です。

■おすすめアイテムはこちら

目もとに陰影を与えるマルチパウダー

ラメの輝きで目もとを立体的に彩ります。なめらかで上質な美しさが長時間持続します。

 

完成

完成

目もとのシワっぽさや、アイシャドウのよれが目立たず、若々しい雰囲気に!

動画でさらに詳しくチェック!!

▶︎目もとケアはこちらをチェック! 目もと&ほうれい線のケア方法!マッサージやおすすめアイテムも♪

ぜひアイテムやテクニックを効果的に使って、ただ濃いだけではない、大人ならではのメリハリの効いたアイメイクを楽しんでみてくださいね!


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photo: 鈴木花美、輿石真由美(MILD) model:渡辺真由子、小野 千恵子

●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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