ヘアケア用としてはもちろん、タイトヘアやまとめ髪をつくる時にも重宝する「ヘアオイル」。でも、髪がベトベトしたりぺったりしてしまってうまく使えない...というお悩みも。そこで今回は、シーン別・ヘアオイルの上手な使い方&おすすめアイテムをご紹介。教えてくれるのは、資生堂ヘアメイクアップアーティストの松井レイさんです。
ヘアオイルとは、髪にうるおいとまとまりを与え、ツヤを出してくれるアイテムです。ドライヤーの熱や摩擦、紫外線などから髪を守る効果があるものも。テクスチャーは、さらさらと軽いものからドロッと重いものまであるので、自分の髪質に合わせて選ぶことが大切です。
ヘアオイルは、使用シーンによって使い方が変わります。ここでは、「お風呂上りのヘアケア剤として使う場合」と「スタイリング剤として使う場合」の2パターンの使い方をご紹介します。
1.しっかりとタオルドライしたら、手のひらにヘアオイルを広げ、毛先を中心にダメージやパサつきが気になる部分になじませます。手で髪をにぎるようにしながらなじませるのがポイントです。
2.ヘアオイルを塗布した後、目の粗いヘアブラシでコーミングすると、髪全体になじみやすくなります。ドライヤーの熱や摩擦から髪を守る効果があるものがおすすめです。
1.ヘアオイルを手のひらになじませ、手グシで髪の中間~毛先にかけて塗布します。根もとにつけてしまうと、ぺったりと重い印象になるので要注意!
2.手のひらに残ったオイルを前髪全体になじませたら、指先で前髪を少量ずつつまみ、束感を出しましょう。
ベトベトする場合は、ヘアオイルの使用量が多すぎる可能性が。シャンプーが泡立ちにくいなぁ...と感じるようであれば、つけ過ぎのサイン。使用量を調節しましょう。
ぺったりする場合は、ヘアオイルを髪の根もとや前髪からつけてしまっているのかも。上記でもお伝えした通り、ヘアオイルは髪の中間~毛先を中心になじませ、前髪は最後になじませるのが◎です。
髪がやわらかい、猫っ毛、毛量が少ない人は、「サラッとした軽めのヘアオイル」を選ぶと、ぺったりせず使いこなせます。
毛量が多い、広がりやすい、ごわつきやすい場合は、「ドロッとした重たいテクスチャーのヘアオイル」がおすすめです。
ほどよいツヤ感や束感を出せたり、広がりを抑えたりできるものが◎。また、香りのよさや、紫外線カット効果などにも注目して選んでみましょう。
「ベネフィーク リシェール バイ ベネフィーク シャイニー ヘアオイル」 40mL 3,300 円(税込)
濃密なオイルが髪の1本1本をコーティング補修。ほどよいツヤ感と束感を得られるので、スタイリングにもぴったりです。優雅で上品なエレガンスブーケの香り。
ご紹介したポイントを意識してヘアオイルをなじませれば、きれいなツヤやまとまり感が手に入ります。ぜひ試してみてくださいね!
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photo:鈴木花美 model:清水彩
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