暑い日が続くと、冷たいものばかり食べてしまったり、1日中エアコンの効いた部屋で過ごしてしまいがちですよね。気づけば手足が冷たい...なんてことも。夏の冷えは、自律神経が乱れて身体がだるくてボーっとする、免疫力が下がり風邪を引きやすくなる、むくみやすくなるなど、様々なトラブルを招く恐れがあるんです!
夏の冷えを予防するためには、やはり代謝を上げて身体の内側から温めることが大切! 筋肉のもととなり、摂ることで身体も温まる「タンパク質」や、血流をよくして冷えを予防する「ビタミンE」、一緒にバランスを取り合うことで筋肉収縮をスムーズにし、血流をよくする「カルシウム」「マグネシウム」、酸素を全身に送り、不足することで貧血や冷え性を招きやすくなる「鉄分」。これらの5つの栄養素は積極的に摂りたいものです。
そこでオススメな食材が「長命草」です。
「長命草」は「ボタンボウフウ」とも呼ばれており、沖縄県で多く栽培されています。長命草には、前述したマグネシウム、カルシウム、鉄分がバランスよく含まれているほか、クロロゲン酸やルチンなどのポリフェノールを豊富に含んでいる、まさにスーパー野菜なんです!
さらに、βカロテンや食物繊維、ビタミンB群も含まれているので、夏もキレイを狙いたい女子は積極的に摂りたい野菜です。
栄養豊富なのに、スーパーなどでの取り扱いが少ないのが残念なのですが、実はこの長命草を手軽に取り入れられる、パウダータイプの「長命草」があるんです! 青汁として日常的に摂りやすいのはもちろんですが、料理にも使うこともできるのでとっても便利ですよ。
長命草の豊富な栄養素にプラスして、ビタミンEが豊富なアボカドと、ビタミンB1を豊富に含み「タンパク質」を補える生ハムを使用することで、より冷え対策にばっちりなパスタに仕上げています。
1. アボカドは角切り、にんにくはみじん切りにする。
2. 鍋にオリーブオイルの半量とにんにくを熱し、香りが立ってきたら水を加え、煮立ったらスパゲッティーを半分に折って入れる。塩を加えて再度沸いたら蓋をし、弱火で指定の茹で時間より1分短く茹でる。
3. 蓋を開けて残りのオリーブオイル、長命草パウダーを加えて和え、アボカドを入れてザックリ混ぜ、塩で味を整える。
4. 3を皿に盛り、バジルを細かくちぎって散らし、生ハムも同様にちぎってのせる。パルメザンチーズとブラックペッパーをたっぷりふったら出来上がり♪
鍋ひとつで簡単に作れる「ワンポットパスタ」なので、料理も後片付けも楽チンです!
「長命草」を味方につければ、夏バテ気味でちょっと食欲がないなという時や、栄養が偏ってるなという時に、手軽に栄養補給できるのがいいですね♪ 身体を冷やしすぎないよう、このレシピを試してみて、夏を元気かつキレイに乗り切っていきましょう!
【使用商品】
資生堂 長命草〈パウダー〉N
お話を伺ったのは...
北嶋佳奈さん(フードコーディネーター)
大学卒業後、フードコーディネーターアシスタントや飲食店勤務後、独立。美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで幅広く活動。現在、最新刊『デパ地下みたいなごちそうサラダ ベストレシピ』(宝島社)が発売中!
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