気温も湿度も上昇する梅雨は、マスク蒸れの不快指数がMAX!崩れやテカリ、毛穴落ちなど、悩みも尽きません。また、くすみやすい目まわりのお疲れ感を感じたり、白マスクとのコントラストで顔全体のくすみがより気になったりする方も多いのでは。そこで、1日中フレッシュな美肌を叶えるベースメイク術をプロが伝授。簡単テクで劇的に変わります!
崩れを防ぐには、まずベース作りのファーストステップに部分用下地を投入するのが正解!
小鼻をはじめ、皮脂が多いところを中心に、毛穴に入れ込むようにクルクルなじませて仕込むことでテカリを寄せつけず、化粧もちがグンとよくなります。
毛穴もフラットに整えてくれて、サラサラ肌をキープできますよ。
部分用下地は、鼻まわり、ほおの内側の毛穴ゾーン、Tゾーンに塗布しましょう。Tゾーンは眉骨の高い位置まで塗ると◎。
色ムラや赤み、くすみなど、顔全体のお悩みは、トーンアップ効果のある下地におまかせ。
肌ノイズを自然にカバーして、透明感のある明るい肌に整えることができます。
ファンデーションだけでカバーしようとするとどうしても厚塗りになり、そのぶん崩れやすくなってしまいます。
ファンデのノリや密着感、さらにメイクもちもよくなるので、しっかり下地でフォローしておくのが◎。
この時季の自分の肌悩みやなりたい肌に合わせて、上手に下地を選びましょう!
ファンデーションは、リキッドでもパウダリーでも、量も塗る範囲も少なくするほど、崩れを防ぐことができます。
全体に塗るのではなく、顔の中心をメインに、効率的にカバーしたいところだけに塗布。
この時季は、普段塗っている量の半分ぐらいを目安に考えるのがおすすめです。
のせるときも、一気にドバッと塗るのではなく、少しずつ置くように馴染ませて、ミニマムにできるだけ肌にピタッと密着させていくようなイメージで。
皮脂や汗、こすれなどに強い処方で、崩れにくいファンデーションを選ぶことも大切です。その分、その前に下地でしっかり肌を調整することも忘れずに!
鼻まわり、目もと、ほおの内側の、顔の中心ゾーンのみにファンデーションを塗布することで、崩れを予防します。
顔の外側は、スポンジやブラシに残ったファンデーションで軽く整える程度でOK!
顔色がさえないときは、ぜひベースの仕上げにハイライトをプラスしましょう。
パール効果でほどよい“濡れツヤ”が生まれ、部分的に光を集めることでくすみをパッと払拭することができます。
色ではなく肌の明るさ印象を上げているので、さりげなくて自然な印象に。
マスクで隠れない部分に立体感が出るので、メリハリのある美人顔が叶いますよ。
ハイライトを効かせたい部分は、黒目下くらいから目尻横くらいまでのほおの高い部分、鼻筋の始まり、そしてまぶた。
点置きしたら、指の腹で優しくトントンとなじませましょう。
STEP
ヨレを直すのにスポンジが活躍!
湿度も気温も高いときは、どうしてもマスク崩れが起こりやすくなります。
そんなときのメイク直しに活躍するのが、スポンジ!
まず何もついていないスポンジで、崩れてしまったところを軽くならすか、ふき取ってしまいましょう。
そうすると、後からのせるパウダーなどがきれいにのるので、ぜひお直し時の習慣に。
落ちたマスカラやアイシャドウなどの目もとのヨレには、綿棒を持ち歩いておくとサッとぬぐえて便利ですよ!
STEP
お直しのときは軽い質感のパウダーが最適!
お直しのときの塗り足しには、持ち運びやすいプレストタイプのフェイスパウダーがおすすめ。
質感が軽やかで薄づきのものなら、午後に塗り重ねても厚塗り感がなく、ナチュラルな美肌に仕上がります。
こちらも肌悩みや仕上がりの好みで選んでくださいね。
また、鼻まわりはテカってドロドロになるのに、口もとなどは乾燥したり荒れたりしてしまうのが、マスクメイクの辛いところ。
その対策として、ピンポイントでうるおい補給できるバームを軽くなじませてから、パウダーをのせるのがおすすめです。
STEP
仕上げのFIX、この手間でお直し後の美肌グレードUP!
お直しの仕上げにFIXミストを顔全体にふきかければ完璧!
美しいツヤとフレッシュな肌が、一気によみがえりますよ。
仕上げのミストは、顔から10~15cmほど離し、目や口を閉じて顔全体に4~5プッシュふきかけます。
広範囲にふわっとかけて、ふきかけたら顔は触らずに。化粧もちとツヤ感が持続します。