「最近、なんだかメイクがしっくりこない…」と感じているあなた、ずっと同じベースメイクをしていませんか?肌状態は年齢を重ねるごとに少しずつ変わるので、肌づくりもその変化に合わせてシフトが必要。50代の肌に合わせたベースメイクを徹底解説します!
40代と50代の肌悩みの違いは「ハリ」、「たるみ」に関するものが多数!
50代の肌悩みとして多くの人が挙げるほうれい線やマリオネットラインの目立ちは、ハリ不足が原因。
また、目もとのシワについても40代では目の下、50代では目尻と、深刻化するスポットに変化が出てきます。逆に肌の色悩みに関する悩みは40代に比べてそれほど多くないこともあげられます。
このように、40代と50代では悩みのスポットも現れ方も違ってくるため、それに合わせてコスメ選びもメイク法も変えていくことが必要です。
具体的に50代が目指すべき肌は「カバーしすぎないつや肌」!
50代の肌悩みは色ではなく、質感が勝負。
厚塗りになるほど老けて見えるので、質感をつやっぽく仕上げる=薄づきにすることでハリやたるみ印象を払拭することを意識して、勇気をもって40代の頃よりもファンデーションを薄くしましょう。
肌づくりの基本は、「早い段階で消せるものは消す」。
下地は色ムラや毛穴を補正できる機能性の高いものを選び、肌のアラをカモフラージュしましょう。
さらに50代の下地選びで押さえたいポイントは、スキンケア効果とつや感。
乾燥しがちな年代の肌をメイク中もしっかりケアし、肌のアラをうやむやにしつつ明るく見せる上品なつやがある下地は、ちょっぴり値が張ったとしても入手しておくと仕上がりに断然差が出るはずですよ。
まず覚えておくべきは、50代は肌悩みをファンデーションでカバーしようとしないこと。
ハリ不足が引き起こす肌悩みは、ファンデーションをいくら重ねても厚ぼったさが増すだけで解消しません。
だから50代に必要なファンデーションは、肌を明るく軽やかに見せる上品な質感。
下地同様、保湿などのケア成分が充実しているものならよりよいですね。
下地+ファンデーションの2ステップで、軽やかな肌に仕上げましょう。
下地と薄づきファンデーションで仕上げた後、どうしても気になるシミがある場合だけコンシーラーを使いましょう。
おすすめのコンシーラーは、濃いシミをピンポイントでカバーしてモチのいいスティックタイプ。
美容液成分を配合し、スキンケア効果となめらかな使用感を実現するものが◎。
50代の肌につや感は必須。
でも、肌をシルクのようにキメ細かく軽やかに仕上げるにはお粉も必須です。
お粉選びのポイントは、粒子が細かくて肌に繊細にフィットすること!
上質なお粉はつや感を損なわず、光をまとったような明るさと透明感のある肌を叶えてくれます。
50代の肌は、大きくなった毛穴やほうれい線、マリオネットラインなどがもたらす陰により、全体的に暗くなりがちです。
そんな肌もナチュラルにトーンアップさせ、素肌がもともとキレイな印象に仕上げるのがSHISEIDO フューチャーソリューション LX インフィニトリートメント プライマー。
顔に5点置きしてまんべんなく塗り広げたら、目まわりだけに少量を追加して重ね塗りしましょう。
繊細なパールが配合され、これを塗るだけでも肌の見た目が補正され、明るく、つやっぽく仕上がります。首まで伸ばして自然なトーンアップを目指しましょう。
美容液成分が配合されているファンデーションは、水分を多く含むものが多いのでブラシよりも指塗りがおすすめ。
SHISEIDO メーキャップ エッセンス スキングロウ ファンデーションを少量指にとり、中指と薬指の腹部分を使って黒目の下あたりからトントンとやさしくタッピングして塗り広げましょう。
イメージは、スキンケアをする際の「トントン」。
下地の段階ですでに肌がトーンアップしているので、つやと明るさがさらに高まりますよ。
一度塗りした後、目まわりなど暗さを感じる顔の中心に、指に残ったファンデーションを重ね塗り。
もともと薄づきタイプのファンデーションですが、厚ぼったく顔全体に均一に広げないように注意です!
下地とファンデーションを塗っても、どうしても目立ってしまうシミだけ、マキアージュ ドラマティックエッセンスコンシーラー スティックを投入。
濃いシミをしっかりカバーして高密着してくれるテクスチャーなので、そのまま直塗りしてOKです。
肌になじませる際は、SHISEIDO メーキャップ TSUTSU FUDE コンシーラーブラシでコンシーラーのアウトラインを細かく左右に動かしてぼかしましょう。
これでコンシーラー部分の肌馴染みがぐんと上がります。
下地とファンデーションでできたせっかくのつやを損なわないよう、お粉は崩れやすい部分のみにのせます。
SHISEIDO フューチャーソリューション LX トータル ラディアンス ルースパウダーeをパフにとったら、まず小鼻から鼻根まで鼻の側面にのせましょう。
ただし、鼻筋のつやは残したいので触れないこと。
上まぶたや眉にもお粉をのせると下地とファンデーションがピタッと密着。
肌が美しく仕上がるのはもちろん、目まわりのメイク崩れの防止にも役立ちますよ。
ほうれい線やマリオネットラインの気になる口まわりは必要以上にお粉をのせすぎないのがポイントです。
カバーしすぎないつや肌を意識したベースメイクをすると、顔印象も立体的に見えてキュッとリフトアップ!
高いスキンケア効果があり、つややかに見せてくれるコスメにスイッチするだけでも、これまでの「なんだかしっくりこない肌」から脱却できるはずですよ。
年代に合うアイテム選びとメイクのコツ、ぜひ自分のものにして実践してみてくださいね。