その使い方、古いかも!?【大人のキラキラコスメのトリセツ】
2024.11.20
手軽に華やかに見せられるキラキラコスメ。でも使い方を間違えると逆効果になることも。そこで今回は、ラメを配合したコスメのNGな使い方と正しい使い方をお届け。アイテム選びから塗布方法まで、ここで一気に見直しましょう。
【NGキラキラ①】ラメシャドウを眉下から広い範囲に塗る
まぶた全体にラメを広げると、間のびした印象に
キラキラシャドウを眉下まで塗布すると、まぶたが広く、間のびした印象に。
また、アイシャドウの色やラメの質感にも注意が必要です。
色が明るすぎたり、光沢感が強すぎたりするとまぶたがはれぼったく、悪目立ちするからです。
繊細なきらめきのアイシャドウをアイホールより少し広めにオン
チョイスすべきアイシャドウは、パールやラメが繊細で、明るすぎないミディアムトーンのもの。
おすすめは、上品な輝きと落ち着いたベージュカラーのSHISEIDO メーキャップ ポップ パウダージェル アイシャドウ 02 Horo-Horo Silkです。
ブラシにとったら目のきわをなぞるように往復させ、きわが色づいたらブラシを少しずつ上へスライドさせてぼかし広げましょう。
塗布範囲はアイホールより少し広め。
上へいくほど色合いもきらめきも淡くなるように、ナチュラルなグラデーションを意識するのがコツです。
- 仕上がりには個人差があります。
モデル使用色
SHISEIDO メーキャップ
ポップ パウダージェル アイシャドウ 02 Horo-Horo Silk
パウダーとジェルのいいとこ取りをしたような、軽くて自由な質感のアイシャドウ。
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【NGキラキラ②】黒目上にたっぷりのせる
黒目上のキラキラ過多は、重いまぶたをさらにもたつかせる
黒目上にラメシャドウをのせると目が丸く、大きく見えるという効果がありますが、年齢を重ねたハリのない、重いまぶたにラメをのせすぎるのは逆効果。
ラメを塗布した黒目上の凸部分が強調されることで、まぶたがより重く、かぶさって見えてしまいます。
肌なじみのいいラメシャドウを目頭のみにのせれば印象すっきり
大人の目もとはすっきり感が大切なので、アイシャドウはラメの大きさも色も控えめなタイプを選びましょう。
目ヂカラをアップさせるには、肌なじみのいい色と光沢感を両立したマキアージュ ドラマティックアイカラー (パウダー) 透明感のある輝きラメカラー GD843 ブラウンシュガーを、目頭にのせて。
パッと見の印象度は高いのに、顔印象はスッキリするおすすめの使い方です。
- 仕上がりには個人差があります。
マキアージュ
ドラマティックアイカラー (パウダー) 透明感のある輝きラメカラー GD843 ブラウンシュガー
まぶたに重ねれば、きらめきのアクセントに。上品に輝くシャンパンベージュ。
【NGキラキラ③】下まぶた全体にキラキラをのせる
涙袋アピールのつもりが、白浮きして逆効果
このメイク法は目もとを大きくうるっと見せる効果がありますが、要注意。
涙袋の立体感は光と影の両方があって成り立ちますが、年齢を重ねた下まぶたは、この立体感が不足している状態。
自然な影がないのに光だけをプラスすると、まぶたが白浮きして見えてしまいます。
2種のアイシャドウで影と光を作れば、涙袋が自然にぷっくり
下まぶたにキラキラを塗布する際は、影用と光用の2種のアイシャドウを組み合わせると失敗しにくくなります。
影用にはしっとり&ふんわり質感のマキアージュ ドラマティックアイカラー (パウダー) なめらかクリアカラー RS319 (マット) ルビーカカオをブラシにとり、目頭から目尻までひと塗り。
少し赤みがあるくすみ系カラーは、いきいきした印象に見せられるのでおすすめです。
下まぶた全体に淡い影ができたら、華やかにきらめくSHISEIDO メーキャップ オーラデュウ プリズム イルミネーター 02 Meteorを黒目下に塗布。
このダブル使いで、理想の涙袋が完成します。
- 仕上がりには個人差があります。
モデル使用色
【NGキラキラ④】ハイライトをブラシで広範囲にのせる
全体にパールがひろがると顔が膨張した印象に
ハイライトといえば「大きめブラシでふんわりと」がベストだと思っていませんか?
でもこれは、顔を膨張させる原因のひとつ。
光る部分とそうではない部分の境目があやふやになる塗り方は、顔のメリハリがなくなって存在感だけがきわ立ってしまいます。
また、不要な部分にキラキラが飛び散ると、シワや毛穴など肌のあらを目立たせるので注意しましょう。
光らせたい部分に指で点置きしてキュッとした小顔に
メリハリ不足の大人顔に必要な光沢は、ピンポイント塗りが鉄則。
そこでおすすめの塗り方が、指を使った点置き。
たっぷりの水をたたえたようなつやを入手できるマキアージュ ドラマティックハイライターを指にとったら、鼻筋・鼻先・両ほおの高い部分にトントンのせてなじませるだけ。
リキッドタイプのハイライトは飛び散りにくいので、パウダータイプが苦手な方はぜひ試してみてください。
- 仕上がりには個人差があります。
モデル使用色
マキアージュ
ドラマティックハイライター
うるおっているような光沢感をたたえる、濡れつや質感の美容液ハイライト。
教えてくれたのは…
- 資生堂
ヘアメイクアップアーティスト齋藤 有希子 -
「40代からの見直しメイク」著者。わかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsの提案を得意とし、公式インスタグラムの“見直しメイクチャレンジ”が人気。YouTubeやライブストリーミングなど、デジタル中心に活動している。