資生堂
D-アミノ酸ラボ

003健康にも、美肌づくりにも
欠かせない「アミノ酸」

アミノ酸は健康に欠かせないだけでなく、美肌のためにも必要不可欠な成分。肌のハリの源であるコラーゲンはアミノ酸からできており、角層に含まれる天然保湿因子(NMF)にもアミノ酸が含まれています。資生堂は、女性の肌ニーズに合わせて、長年にわたりアミノ酸を研究してきました。

  • NMF図

  • NMFの種類

資生堂がアミノ酸に
注目する理由

CHECK!

アミノ酸は20種類以上!
資生堂はこれらすべての効果を研究

  • アスパラギン酸(Asp)
  • グルタミン酸(Glu)
  • グリシン(Gly)
  • アラニン(Ala)
  • セリン(Ser)
  • スレオニン(Thr)
  • リジン(Lys)
  • アルギニン(Arg)
  • ヒスチジン(His)
  • プロリン(Pro)
  • トリプトファン(Trp)
  • チロシン(Tyr)
  • フェニルアラニン(Phe)
  • システイン(Cys)
  • メチオニン(Met)
  • バリン(Val)
  • ロイシン(Leu)
  • イソロイシン(Ile)
  • アスパラギン酸(Asp)
  • グルタミン酸(Glu)
  • グリシン(Gly)
  • アラニン(Ala)
  • セリン(Ser)
  • スレオニン(Thr)
  • リジン(Lys)
  • アルギニン(Arg)
  • ヒスチジン(His)
  • プロリン(Pro)
  • トリプトファン(Trp)
  • チロシン(Tyr)
  • フェニルアラニン(Phe)
  • システイン(Cys)
  • メチオニン(Met)
  • バリン(Val)
  • ロイシン(Leu)
  • イソロイシン(Ile)

私たちの体の約15%は「タンパク質」でできていますが、このタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。 タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、もっとも単純な構造のグリシンを除き、同じ組成成分でありながら右手と左手のように、互いに鏡に映したような 2つの立体構造(鏡像異性体)をとっています。 この2つの立体構造はそれぞれD体(D-アミノ酸)とL体(L-アミノ酸)と呼ばれ、これまで「生物の中に存在するアミノ酸は、L-アミノ酸のみ」と考えられていました。
しかし、資生堂と九州大学が“D/L-アミノ酸高感度一斉分析装置”を世界で初めて開発したことにより、1兆分の1という精度でD体とL体を分離させることが可能に*。微量でも生物にとって重要な機能を持つ「D-アミノ酸」が存在していることがわかったのです。この「医学の教科書を書き換えるほどの発見」とも言われる資生堂のD-アミノ酸研究を通じてD-グルタミン酸、D-アラニン、D-メチオニンが見出されました。

* ピコモルオーダー以下の物質の分離・検出ができるレベル

  • 分子模型図

    L-アミノ酸

    多くの化粧品、食品で
    使用されている

    D-アミノ酸

    ヒトでは見つからず、機能もないと
    見過ごされてきたが、資生堂はヒト
    の肌にD-アミノ酸が存在している
    ことを発見。