My Care-Hybrid STORY

犬木 愛が語る
これからのファンデと肌の話
キーワードは透明感・マシュマロ・スモーキーペール

犬木 愛 My Care-Hybrid STORY

ヘア&メイクアップアーティスト
犬木 愛
女性が憧れるタレントたちのメイクを担当する人気ヘア&メイクアップアーティスト。頑張りすぎず透明感のあるナチュラルな仕上がりを提唱する「抜け感メイク」は、毎月のようにメディアで特集が組まれるほどの大人気。「自分のことをかわいいと思えるような、その人らしいメイクをする」ことがモットー。

「抜け感メイク」が絶大な支持を集める、ヘア&メイクアップアーティストの犬木 愛さん。メイクのトレンドをつくっている犬木さんに、この春からのメイクのトレンドやファンデの極意、新しいファンデとして話題の「薬用 ケアハイブリッドファンデ」について、いろいろと聞いてみました。

犬木 愛が追い求める
「メイクの民主化」

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「メイクアップ」をお仕事にされている犬木さんの「メイク」の楽しさとは、どこにありますか?

「遊び心」ですね。イメージに縛られすぎず、気軽な気分でメイクを楽しみながら、自分らしく。私の場合は、その人らしく仕上げていくところが、やはり醍醐味です。最低限、こうした方がいいというルールはもちろんあるんですけど、「ベースメイクもポイントメイクもフル装備が女性のルール」とは思わなくていいと思うんです。例えば、山登りに行くのにバッチリメイクはしませんよね。そんなTPOの感覚はみなさん持っているのに、普通の日になると、それがなくなっちゃう人が多い。

「きれいに見せたい」っていうのは、きっとみんなが持っている感情ですよね。

「完璧な美人」と言われる顔は、意外と個性的じゃないんですよ。完璧との差分こそが「個性」で、私がメイクで光を当てたいなと思う部分なんです。でも、それを「欠点」だと思う人が多くて、「欠点」=「隠したい」になってしまう。それを活かそうと思えることが、最初の「遊び心」なんじゃないかと思います。自分の欠点を好きって思うと、本当にそれが長所になるんです。自分の個性を好きになれたら、すごくプラスに働くので、「自分のこと、かわいいってうぬぼれていいんだよ」って伝えたいですね。

「欠点」に思ってるところを、思い切って「個性」と読み替えてみるということですか?

そうそう、その上でTPOです。「今日、ライン引くのやめて、カラーマスカラだけにしてみようかな」とか、もっともっと自由に楽しく。そのとき、建築でいう「土台」みたいな感じですけど、基礎となる「素肌」がしっかりしてないともったいない。スキンケアやベースメイクを、みんなもっと使いこなせたら、より一層、楽しくなると思います。

ファンデの極意は
「面で見ないで点で見る」

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ファンデーションについて、詳しくお聞きしたいと思います。犬木さんはファンデをどんな風に捉えていますか?

ファンデは、やっぱり顔(メイク)の基礎をつくるものですよね。肌は、顔の中で一番面積が広いので。意外と忘れられがちですが、「面で見ないで点で見る」のがポイントです。「面積が広い=面で塗る」ではないんです。きれいな部分まで過剰にカバーしなくていいっていうのが、私のこだわりで、きれいな部分のよさをなくさないように、点でメイクしていくようなイメージです。

「面ではなく点」を実践していくためには、何に気をつければいいでしょうか?

気をつけてほしいのは、「塗り方」です。ファンデは使い方ひとつで、大人っぽく見せることも、若々しく見せることもできるんですよ。例えば、真っ白なファンデを、べたーって塗るとするじゃないですか。これは一番老けて見える塗り方で、顔が大きく見えてしまうんです。かといって、赤ちゃんに負けないほどきれいな素肌でい続けることはむずかしいので、やっぱり「ファンデの使いこなし」が重要になりますよね。先ほども言ったように、きれいな部分をつぶさないように、つぶさないように、面ではなく点で塗っていきます。

犬木さんにとって、ファンデを使って目指す理想の肌はどんなものでしょうか?

「うるおい」と「透明感」のある肌です。透明感があるだけで、なんだかいつもと違う気がします。清潔感も出るし、この人すごく丁寧な生活を送っていそう、という印象を受けますよね。だから、肌がきれいな人はすごく得してるなと、いつも思っています。その透明感とうるおいのある肌を目指すために、ファンデは最重要アイテムなんじゃないかな。最初に話したTPOも、ポイントメイクじゃなくてベースメイクでつくれると考えています。

この春は
「スモーキーペール」なメイクに注目

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2019年春、犬木さんが注目しているトレンドはありますか?

最近まで、赤いリップや口紅がトレンドでしたよね。今年は少しベージュっぽい、白っぽいピンクのような、「スモーキーペール」と個人的に呼んでいる色に注目しています。春の定番カラーのペールに、ちょっとスモーキーがかっているのが、今年っぽいなと。でもこの色は、肌をきちんと整えないと、肌がくすんで見えてしまうんです。ちょっと前に流行した本当にすっぴんのような肌よりは、スキンケアやファンデなどでちゃんと仕上げていかないと、メイクと肌のバランスが悪くなってしまうんですね。

なるほど、そうなったときのメイクのポイントとは?

まず、ポイントメイクで使う色はピンクでも、パープルでも、グリーンでも、何色でもいいんです。ただ、今までリップの赤みと肌のコントラストがあった分、この春のスモーキーペールトーンでは、ポイントメイクと肌とのコントラストがなくなるというか、弱くなってしまうので、肌を整えていかないとくすみが妙に目立ってしまうんです。だから、もうちょっと肌をつくり込んだ方がいいなっていう気分になるのかなと思います。

犬木さんが提唱する「抜け感メイク」も進化していく感じでしょうか?

そうですね、きっともっと肌に注目が集まっていくトレンドになるのでは、と思います。「◯◯メイク」というと、どうしてもポイントメイクのことだって思われがちなんですけれど、抜け感メイクではそうじゃないんです。一番大事なのはベースメイク。例えば、誰かとすれ違ったときに「今の人きれいだったな」って思ったとします。どこがきれいだったのかなって考えると、目とか鼻の認識ってあんまりない気がしませんか。その「きれいだったな」はたぶん、ほぼ肌なんです。そこに透明感があると、とってもいいと思います。肌はすごく、その人の印象を左右しますから。

マシュマロつや肌とスキンケア効果の
HAKUの「美白美容液ファンデ」

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そんな肌を大事にするトレンドが来ると思われる中、新しいファンデと話題の「薬用 ケアハイブリッドファンデ」を使っていただきました。最初の印象はいかがでしたか?

「ケア」という言葉を聞いて、どんな効果があるんだろうと興味を持ちました。ただ、「薬用」というのは、何が薬用なんだろうと思った程度で、あんまり注目していなかったんです。つけてみて思ったんですけど、このファンデ、機能的だから、塗ってる方が調子いいんですよね。外気の汚れとか悪い因子を防げるというか、スキンケア効果があるので、乾燥もしにくい感じというか。

今回試していただいたのが、「HAKU 薬用 美白美容液ファンデ(医薬部外品)」。もともとHAKUはお使いになられたことはありましたか?

美容液を使用しています。やっぱり海外ロケから帰ってきた後や、日差しの強い場所に行った後などは、紫外線ダメージが気になるなと思って。一緒に仕事をしている方々も、すごく気に入っていますね。だから、今回の商品も期待していました。

実際にしばらく使っていただいて、第一印象やファンデの仕上がりとしての感覚みたいなものはどうでしたか?

第一印象は、すごい伸びがいいな、と。まず伸ばしたときに、気持ちがいいテクスチャーでした。毛穴やシミなど、気になる部分が自然にふわっと消えるような気がします。昔よく言われていた「小鼻の周りをくるくるしましょう」がいらないなと思いました。あと、こういう美容液ファンデは、うるおいがあるから肌とファンデがずれちゃうことが結構あるんですけど、肌にもピタって密着しましたね。マットすぎず、いい質感ですよね。つやもあるけど、パウダーを適度につけたようなマシュマロ感もあって、パウダーも重ねなくていい。仕上がりの肌は、「奥につや、表面マシュマロ」かな。

「スキンケア効果」みたいな部分はどうでしたか?

私は普段、目の下とか、ちょっとゴワっとしがちなんです。あと、ファンデを落としたあとに肌が疲れてる?って思ったりもします。でも、これはみずみずしいというか、ちゃんとスキンケア効果がある美容液という感じがしますね。

犬木さんらしい視点というと、やっぱり「抜け感」目線でジャッジされると思うんですが、そのあたりはどうでしょうか?

この透明感、ピンクっぽい透明感はすごく好みです。ピンクっぽい肌にはハッピー感があるし、無理なく色白になれるような気がします。やわらかい雰囲気も出ますよね。いつもはこういうピンクっぽい肌は下地にカラーを加えてつくるんですけど、これなら下地もいらないかもしれません。

透明感に「ピンク」の風合いがあるという視点はとても素敵だなと思いました。そういう意味では、若い女性向けのアイテムというイメージ?

人を選ばず誰でも使えると思います。例えば、年齢層が高い方はシミにいいのがほしいとか、肌悩みのない方や若い方ははつやがほしいとか。そんな風に年代や人によって求めるものは違うと思うんですけど、どんなニーズにも対応できそうです。透明感もあるしつやもある。しかも、シミなどカバーしたいところはカバーできる。そう思うとすごいですね。

毎日のケアの積み重ねで
メイクで「遊ぶ」を実現する

犬木 愛 My Care-Hybrid STORY

やっぱり透明感のある肌になると、周囲が気づきやすいとかあるんでしょうか?

それはありますね。このファンデも透明感が断然出るから、「あれ、いつもと違うね」ってきっと言われると思います。会社勤めをしている方なら、ぜひ会社に塗って行って、見せてほしいですね。感触の違いは、触ってもらったらきっと分かります。1週間、2週間と使い続けてみてください。そうしたら、きっと、私のこの感覚が伝わるんじゃないかなと思います。

最後に、これを読んでいる女性たちにメッセージをいただけませんか?

メイクアイテムもこの商品みたいにどんどん進化して、変わっていく。だから、あまりトレンドみたいなものに縛られて、未来の予想とかしすぎない方がいいかなと思います。それより、メイクでどんどん遊んでほしい。それって、コスメ好きの特権だから。「ポイントメイクなしのすっぴんは恥ずかしくて見せられない」という気持ちも分かるけれど、たまには見せちゃうのもひとつの遊び心かなという気がしています。そのためにはやっぱり、日々のスキンケアやこの商品などで、効率的な美白※対策を、きちんとやっていくのが大事だなと思います。
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

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