意外と知らない！？化粧品の使用期限と保管方法の〇と×
いつ買ったか忘れてしまった化粧品など、使いたいけれど使ってよいかわからない化粧品があふれていませんか？使用期限と保管方法を知れば、化粧品を清潔に使うことができ、きちんと整理できるようにもなるはずですよ！
化粧品に使用期限はある？
中味のタイプや保管状況によって異なります
法律で化粧品は、製造してから3年以内で変質するもの以外は、使用期限を表示しなくてもよい、と決められています。
化粧品は中味のタイプや保管状況によって、どの程度の期間使えるかどうか、違いがあります。
開封したときに、変なにおいがしたり、分離したり、色が変わっていたりしたら、使うのを控えるようにしましょう。
開封後は早めに使い切るべき？
ホコリや雑菌が入る可能性あり！なるべく早く使い切ろう
化粧品は一度開けると、ホコリや雑菌が入る可能性があります。すぐに品質が下がることはありませんが、なるべく早く使い切ったほうが安心です。
未開封の化粧品と同じように、使うときに変なにおいがしたり、分離したり、色が変わっていたりなど、買ったときの状態から明らかに変化がある場合は、使わないようにしましょう。
化粧品とお別れするタイミングを見極めよう
- におい…少しでも変なにおいがしたら、雑菌が発生しているサインかも！
- テクスチャー…ざらざら、ベタベタなど、テクスチャーの変化も見逃さないで。
- 色…透き通っていたものが濁ってきたなど、色の変化もチェック！
- 分離…水分が浮かんできて、きちんと混ざり合わなくなったら使用を控えましょう。
ドロドロになったネイルは、復活できる？
専用のアイテムで薄めれば使用可能に
ネイルの中味がドロドロになってしまっても、薄めれば再び使えるようになります。薄めるには、専用のアイテムを使用するのがおすすめ。もう使えないとあきらめているネイルが家にあるなら、ぜひトライしてみて！
いつ購入したかわからない口紅。未開封だから使ってよい？
使う前に、色、形、においを確認しましょう
開けていないからといって、何も確認せずに使うのは避けましょう。まず、色や形、においが変化していないかチェック。そして、手の甲などに塗布し、使い心地も問題ないなら使ってOKです。
ちなみに口紅は、つけるときに食品や唾液などが付着しやすく、そのまま放っておくと臭くなってしまうことも。使用後はティッシュペーパーなどで拭き取り、清潔に保ちましょう。
変色した香水は使ってもOK？
香りが気にならなければ大丈夫
香水はとてもデリケートな化粧品です。使うたびにアルコール分が少しずつ蒸発するので、色がだんだん濃くなり、香りも変化していきます。気にならないようであれば、継続して使ってOKです。
香水本来の色や香りを長く楽しみたいなら、使ったあとは必ずキャップをしっかり閉めましょう。温度変化のあまりない場所で常温保存するのも、色や香りをキープするポイントですよ。
お店でもらったサンプルは、いつ使ってもいい？
なるべく早く、使い心地をお試しください
サンプルの多くは、その時期におすすめの商品を試していただくためのもの。長期間とっておかず、早めに使い心地を試してみましょう。
もしにおいや変色が気になったり、分離しているように見えたりする場合は、使わないようにしてくださいね。
化粧品はどこに保管するとよい？
日差しや高温多湿を避けて保管しましょう
化粧品をしまうのはどこでもよい、というわけではありません。直射日光の当たる場所、温度や湿度が高くなる場所、1年を通して温度が変化しやすい場所は、化粧品の収納場所としては不向きです。
化粧品に合った場所で清潔に保管しておけば、トラブルに悩まされることなく、毎日気持ちよく使えます。以下のポイントを参考に、お気に入りの化粧品を、長く大切に使いましょう！
清潔に保つのが長持ちのポイント！
- きれいな手指、道具を使う
- 容器の口もとに直接触れないようにする
- 容器のふたは、使うたびにきちんとしめる
- 一度手に取った化粧品をもとに戻さない
- 使い始めたら、続けて最後まで使い切る
- 容器の口まわりを拭いてから保管する
化粧品は冷蔵庫に入れてもOK？
冷やすことを推奨している化粧品以外は避けてください
すべての化粧品が冷やして使用できるわけではありません。冷蔵庫に入れてOKなのは、冷蔵庫で保管して品質保証確認を行ったもののみで、冷やして使用することで心地よさや効果実感を得られる化粧品です。
一度冷蔵庫で保管した場合は、使用後すぐに冷蔵庫に戻すこと。急激な温度変化によって品質が変化してしまう可能性があるので、保管場所を変えないようにしてください。冷凍庫に入れるのは絶対NGです！
ご家族など同じ冷蔵庫を使っている人がいる場合は、誤飲食を避けるために、食べ物ではないことを伝えましょう。
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