“上昇アイライン”で目尻がキュッと上がった印象に!【40代からのアイメイク塾Vol.5】

2022.10.21

若い頃のようなメイクが似合わなくなったと感じる大人女性のために、ちょっとした“見直し”を提案するアイメイク塾。連載の第5回は、目もとも顔立ちもリフトアップした仕上がりになる、アイラインのテクニックを解説します。アイラインに苦手意識がある人こそ、必見!

えてくれるのは…

資生堂ヘアメイクアップアーティスト齋藤 有希子

CMや広告のメイクを担当。初書籍「40代からの見直しメイク」ではわかりやすく、ほどよいトレンド感のある大人向けtipsが好評で、YouTubeもスタート!SNSでも「見直し」を切り口に大人の美容情報配信中。

40代は下がった目尻を引き上げるアイラインが必須!

“上昇アイライン”は、たるみ印象を払拭する魔法のライン!

40代になると、上まぶたが目尻側から穏やかに下がり、まぶた全体が少しずつ目に覆い被さってきます。
その下がり始めた目もとのフレームに沿ってアイラインを描くと、より目尻が下がって見えてしまい、ほうれい線やマリオネットラインといった、他の“下がりライン”まで強調することに。
顔立ちの印象さえも、グッと引き下げてしまうんです。

そこで、40代からは目尻の下降にあらがう“上昇アイライン”が必要に!
上昇アイラインとは、目尻にある程度の太さがあり、ゆるやかに上昇しているラインのこと。
たるみを感じさせない目もとが叶うとともに、顔立ちまでさりげなく引き上げて、キリッとした印象に
特に横顔や斜めから見られたときに、美しさが際立ちますよ!

上昇ラインを作るおすすめアイテムは?

目尻に太さをもたせるぶん、アイライナーは強くなりすぎないように黒以外の色を選ぶのがおすすめ
ブラウンなら柔らかくナチュラルな印象に、グレーや落ち着いた赤み・ピンク系といったカラーライナーなら、今っぽいニュアンスが加わっておしゃれな目もとに。
ちょっとハズした色みを取り入れると、メイクの旬度がグッと上がりますよ。

テクスチャーは、リキッドでもペンシルでも、自分が描きやすいものを選んだのでOK。
ただ、40代になるとまぶたのたるみやシワが徐々に深くなり、美しいラインをスーッと引くのが難しくなってきます。
そういうお悩みを抱えている人は、芯が細いペンシルタイプをセレクト。
綿棒などで調整しやすいので失敗が少なく、仕上がりのクオリティも高まります!

【モデル使用色】グレーはほんのりモードに!

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SHISEIDO メーキャップ

マイクロライナーインク 07 Gray

クリーミーなテクスチャーと極細の軸先で繊細なラインも思いのまま。リキッドのように濃厚に発色。

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赤み系のプラム色なら血色感をプラス

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SHISEIDO メーキャップ

マイクロライナーインク 03 Plum

どんなラインも正確に引ける極細ペンシルライナー。ロングウェア処方で美しい仕上がりが長時間続く。

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さりげなく目もとが際立つ透けブラウン

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マキアージュ

シークレットシェーディングライナー 透ける影色ブラウン

まるでラインを引いていないようになじむ、筆ペンタイプの隠しアイライナー。目を自然に大きく見せる。

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大人に似合うシックなピンクが今っぽい!

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マジョリカ マジョルカ

ラインエキスパンダー PK715 いちご園

瞳を際立たせる、濃密発色のモーヴピンク。描きやすい極細筆のリキッドタイプで、にじみにくさも秀逸。

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上昇アイラインを作る簡単4STEP

あまり深く考えず、当たり前のように目頭から目尻へ向かってアイラインを引いていませんか?
40代になると、アイラインを引くプロセスにも見直しが必要になってきます。

上昇アイラインの要となるのは、目尻の引き終わり位置である“エンド”
エンドをほんの少し上に設定するだけで、下がってきた目尻が自然にリフトアップした印象になり、フレッシュな目もとに仕上がります。
だからこそ、はじめにエンドの位置を決めて、目尻から目頭へ向かって描いていくのが、大人アイラインのお作法。
無理している感がなく、目もとも顔立ちも引き上がるテクニック、ぜひマスターしてくださいね!

  1. まず、鏡を正面から見て、目を開けた状態で目尻の斜め上にアイラインの終点を設定する。下まぶたラインの延長線上で、目尻よりも2mmほど高い位置にあるのが目安。

  1. アイラインの終点からまぶたの中央に向かってラインを引く。実際の目尻は通らず、黒目の上あたりにつなげるイメージで。40代からはまぶたのたるみやシワで描きにくくなるので、逆の手でまぶたを少しだけ引き上げて、ピンッと張った状態で描くとキレイに仕上がる。

  1. まぶたを引き上げたまま、アイラインの終点と目尻の隙間を埋めていく。小さな三角形を描くようなイメージで、終点側が太くならないように注意。

  1. 最後に、中央から目頭までキワに細くラインを描く。大人は、まぶたがゆるんでラインがガタつきやすいので、一気に引こうとせず、少しずつ小刻みにペン先を動かして。仕上げに、綿棒で全体のガタつきを直し、目尻をスッと溶け込むような形に整えたら完成!

アラフォーからのアイラインの描き方を動画でもチェック!

大人のアイラインの見直しポイントと、あか抜けテクニックを動画でも解説しています。
ぜひチェックしてみてください!

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