Q&A

よく寄せられる質問にお答えします。

④ 教えて!化粧品の成分

Q. 商品の全成分では、何が判断できるのですか? また、どこで見られますか?

A. 配合されている成分の種類と数がわかります。アレルギーの原因がわかっている方は事前に避けることが可能です。資生堂ウェブサイト、またはお客さま窓口にお問い合わせください。

配合量の多いものから順に配合成分が表示されていますので、成分の種類と数が判断できます。

ご自身のアレルギーの原因がわかっている方は事前に避けることができると共に、肌トラブルが生じた場合に要因を特定しやすくなる利点があります。
ただし、精製度合いや特殊処理の有無、技術、品質などは全成分表示では判断できません。全成分表示は、安全性や安定性、効果など商品の品質を保証するものではないことをご理解ください。

Q. 合成成分よりも天然成分のほうが安全ですか?

A. 一概にどちらがよいとはいえません。

「天然、植物系のものは安全で、合成されたものは危険」というイメージがあるようですが、天然成分のなかにも、かぶれを引き起こす「うるし」のように、明らかに危険な成分があります。

合成成分にも危険なものはありますが、原料組成がはっきりしていないものが多い天然成分と比べ、合成成分では原料組成がはっきりしているため、「肌によくない成分を取り除く」という点では、合成成分のほうが安全性が高いともいえます。

dプログラムはもちろん資生堂の化粧品に配合されている成分は、すべて厳しい安全性の確認が行われたものです。安心してお使いください。

Q. 日焼け止めのノンケミカルとはどういう意味ですか?また、そうでない日焼け止めとどう違うのですか?

A. 「紫外線吸収剤」はケミカルサンスクリーン、「紫外線散乱剤」はノンケミカルサンスクリーンといわれ、「紫外線吸収剤」を配合していない日焼け止めをノンケミカルといいます。

紫外線防止剤には、肌に届く前に紫外線を吸収して化学的に熱に変える「紫外線吸収剤」と、粉末などで紫外線をはね返す「紫外線散乱剤」の2つの種類があります。 日焼け止めはこのどちらか一方、または2つを組み合わせてつくられています。

Q. 弱酸性は肌によいとよく聞きますが、本当ですか?

A. 健康な肌のpH(ペーハー)は、4.5~6.5の弱酸性。角層を構成している成分や、 皮脂や汗の成分が複雑に影響し合い、常に弱酸性に保たれています。

中性やアルカリ性の化粧品を使用しても、肌には弱酸性に戻ろうとする力がありますが、入浴や洗顔で一時的に中性に傾いた肌は刺激を受けやすく、デリケートな状態になります。

肌が敏感なときにはpHバランスを保つ力も弱っているため、dプログラムでは変化した肌を速やかに弱酸性に戻し、保つようにつくられています。