スキンエイジングラボ

世界初の光解析システム*により
「内部散乱光」を徹底解析!

資生堂は、「内部散乱光」を解析する最先端技術を開発。
これによって、肌にあたって返ってくるすべての光を分離・計測することが可能となり、
肌の透明感を左右する「内部散乱光」の量を可視化することに成功しました。

世界初の光解析システム*を共同開発* 肌からのすべての光を分離計測し、視覚的に詳細に解析できる技術が世界初である。クラリベイト社調べ(2022年9月)

資生堂は、ノルウェー科学技術大学との共同開発により、肌の透明感に重要な「内部散乱光」を計測・解析できる最先端光学計測システムの開発に成功しました。

20,000個のマイクロレンズ×スリットライトパターンの照射によって、顔の立体的な3次元形状に加えて、肌の光を分離して「内部散乱光」を計測することが可能に。

この計測システムを使うことで、「内部散乱光」の量がわかり、透明感の高さがわかるようになりました。

「内部散乱光」の量の可視化に成功

「内部散乱光」の量は“光の色”で判別できます。

内部散乱光が多いほど、鮮やかな赤色で表示され、少ないと暗い赤色になります。

「内部散乱光」が多いと、
なぜ鮮やかな赤色の光で表示されるの?

通常、光は白に近い色で認識されることが多いものですが、実はさまざまな波長(長さ)の「可視光線」が混在することで、白に見えています。日本では7色で分類されますが、たとえば紫色は最も短く、赤色は最も長いといった特徴があります。

すべての可視光線が肌内に入りますが、肌内に入った光のうち、肌の奥深く、真皮まで届いて肌の外側に返ってくる「内部散乱光」は最も波長の長い赤色を多く含むため、赤色に見えます。

「内部散乱光」をスマホで簡単に体感

スマートフォンのカメラをオンにして、肌にレンズをピタッとあてます。腕の内側など、肌の明るい部分で行うとわかりやすいです。

カメラに映った赤い光が、「内部散乱光」です。

※スマートフォンの種類やカバーのタイプによっては赤い光が見えにくい場合があります。

このように資生堂は「内部散乱光」を解析できるようになり、そこからさらに研究を重ね、新たな事実を発見しました。詳しくは、03でご紹介いたします。