スキンエイジングラボ

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複雑なたるみの要因を解明

加齢により顔の形状が変わっていく現象「たるみ」。
この研究に長年取り組んできた資生堂は、最新テクノロジーを駆使して、その主な要因を解き明かしました。

たるみの4つの要因とは?

1990年の入社以来、「たるみ」の定義や評価法を定めるところからはじめ、老化に関する研究開発に従事してきた江連 智暢フェロー。このたび、たるみの4つの要因(「真皮基盤構造」の喪失、「線維芽細胞」の老化、重力に抵抗する「立毛筋」の衰え、「表情筋」の機能低下)を解明し、たるみ研究の知見を広げました。

資生堂みらい開発研究所フェロー

江連 智暢
(えづれ とものぶ)

PROFILE

入社から約30年間、一貫してアンチエイジング領域の研究開発に従事。化粧品技術者の世界大会(IFSCC)で世界初の4大会連続で最優秀賞を獲得したほか、皮膚科学の国際学会、日本美容皮膚科学会、日本結合組織学会など様々な国内外の学会で受賞。2020年、資生堂が設けた研究専門職の最高位「フェロー」に初めて就任。

皮ふの3D解析技術と
4DデジタルスキンTMの活用

今回、最新テクノロジーで実現したのは、皮ふの3D解析技術(立体的に肌を見る技術)をさらに進化させ、細胞同士の構造を調べること。

また、肌の動きまで捉える皮ふ解析技術 「4Dデジタルスキン™」を活用し、肌が重力で変形すること、皮ふの動きを解き明かすことで、皮ふの変形で起きるたるみの根源的な要因を解明しました。

肌の動きまで捉える皮ふ解析技術 「4Dデジタルスキン™」を活用することで、肌が重力で変形すること、そしてたるみを防ぐ仕組みまで解明することができました。