冬太りにならない食生活とは?食べてキレイになる方法

気がつくと体重増加...なんて悲しいことになりがちな冬。春に備え、冬太りを防ぐための食生活のポイントを、資生堂ビューティー&ヘルスケアアドバイザーの中野三津子さんに教えていただきました。
太らないための食生活ポイント
太らないようにするためには、日頃から必要な栄養素を摂ることと、バランスを考えて「低糖質・低脂質」を心がけることが大切です。太りたくないからと極端に食べなかったり栄養が偏ったりするのは絶対NG! 糖質や脂質も身体に必要な栄養素、脂質は抜きすぎると肌荒れを引き起こす原因になります。太らないようにするためには、特に次の栄養素を摂るようにしましょう。
ビタミンB1
糖質の代謝に。豚肉・玄米・ブロッコリーなどに含まれます。
ビタミンB2
脂肪の燃焼に。レバー・うなぎ・納豆などに含まれます。
タンパク質
魚・肉などに含まれます。タンパク質は、同じカロリーでも消化・吸収のためにより多くのエネルギーを消費し、身体を温める効果があります。
冬のおすすめメニュー
緑黄色野菜、淡色野菜、肉、魚、豆腐、きのこなど、豊富な栄養素を簡単に摂取できる鍋はおすすめです。この時期は、身体を芯から温める食材を摂ることを意識しましょう。
トマト鍋
鶏肉で良質なタンパク質を摂取しながら、緑黄色野菜もたっぷりと。トマトに含まれるリコピンにはシミのもととなるメラニンの生成を抑える効果も期待できます。
鶏肉の赤ワイン煮
良質のタンパク質をたっぷり摂取できます。また、骨付き手羽先を使用すれば、骨や皮に豊富に含まれるコラーゲンもたっぷり!
キムチ鍋
肉や魚でタンパク質は◎ キムチは乳酸発酵食品で腸にも優しい食材。とうがらしに含まれるカプサイシンが発汗を促し血行を促進。身体を温め代謝を上げてくれます。
焼肉
赤身肉に多く含まれる鉄は、赤血球中の酸素を運ぶヘモグロビンの原料になるので、細胞の隅々まで酸素が届き、イキイキした肌づくりにつながります。
ホットヨーグルト
カルシウムが不足すると、脂肪を溜めこみやすくなります。ヨーグルトはカルシウムや乳酸菌が多く含まれていて、腸の環境を整えるのには最適です。
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外食で気をつけるポイント
外食が多い場合は、食べ方を少し意識するだけで違ってきます。丼などの単品メニューはカロリーが高く、栄養素が偏りがち。もし同じ食材なら「定食」にしてバランスよく食べましょう。コースメニューなど、メニューが選べない時は食べる順番に気を配ります。「野菜・海藻・豆類」から食べるようにして、揚物など高カロリーなものは最後に食べましょう。
いかがでしたか? 今日からちょっと食生活を工夫して、きちんと食べながら冬太りの対策をしましょう!
photo : Thinkstock
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