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2019/09/17

その美白ケア、足りてないかも?美白のプロに聞く「秋冬美白Q&A」

その美白ケア、足りてないかも?美白のプロに聞く「秋冬美白Q&A」

美白ケアは「春夏の紫外線が強い時期さえしていれば万全!」と思っていませんか?
「秋冬の乾燥がシミを悪化させる」という事実は『今までの美白ケアが台無しに!?恐るべき「シミ・リバウンド」現象を、美白のプロが徹底レクチャー!』でお伝えした通り。そこで今回は、美白スキンケアブランド「HAKU」の担当者、亀井さんにシミ対策に秋冬美白が欠かせない理由を伺いました!

INDEX

Q1. 秋冬に美白が必要なのははぜ?

A. 乾燥刺激がメラニン生成を促すことがわかりました。

春夏に浴びた紫外線の影響で秋は肌内部のメラニン残存量が多くなっています(図1参照)。紫外線量が少なくなったからと言って美白ケアをやめてしまうと、シミ・そばかすを防ぐことができません。
秋冬も美白ケアを続けることが明るい春への近道なのです。

図1

Q2. 秋冬は紫外線量も少ないし、美白しなくてもいいんじゃない?

A. 結論から言うと、秋冬にも美白ケアが大切です。

その主な理由は以下の3点。

  • 乾燥する秋冬は空気中にさえぎられるものが少なくなり、地表に紫外線が届きやすくなること
  • 乾燥により肌のバリア機能が低下し、紫外線ダメージが増えている可能性があること
  • 乾燥刺激が肌内部でメラニンの生成を促進していること

また、グラフ(図2参照)からも分かる通り、秋にはまだ紫外線量が多く、春や初夏並みなので、注意が必要です。

図2

Q3. 乾燥するとメラニンの生成が促進されるのはなぜ?

A. シミがある部位では、シミがない部位よりもシミ悪化因子が多く存在しています(図3参照)。

シミ悪化因子は様々な刺激により生成が促進されるのですが、「乾燥刺激」がシミ悪化因子を増やすひとつの要因であることがわかっています。

図3

Q4. シミ・リバウンドってどういう意味?

A. 美白ケアを続けていた時には抑制できていたメラニン生成が、美白ケアを中止してしまうことで抑制できなくなり、肌内部のメラニン環境が美白ケアを始める前の状態に戻ってしまうことです。

「1年を通じて美白を続けることが大切」と考えている方の3割が、秋冬に美白ケアを中断していることが分かっています(図4参照)。

  • せっかく春夏に頑張った美白ケアを無駄にしないためにも
  • シミをリバウンドさせないためにも

秋冬も美白ケアを続けることが大切です。

図4

Q5. 乾燥刺激が加わると、メラノサイトはどうなってしまうの?

A. 乾燥刺激によりメラノサイトが活性化され、シミ悪化因子のレセプター(受容体)が増えることでメラニンの生成が促進されます。

下の図(図5参照)のように、刺激が加わることでメラニンは手を増やし、広く伸ばして刺激を受け止めて、メラニンの受け渡しをしやすい体制を整えるのです。

図5

Q6. シミってなに?

A. 皮ふの中にメラニンが蓄積されて色素沈着した状態を指します。

皮ふの色素沈着には様々な種類がありますが、皮膚科医が、肝斑、老人性色素斑、そばかすなどと判別して呼んでいるものも、一般の人はすべて「シミ」と認識していて、外観上色素沈着している部分を「シミ」と呼ぶことが多いのです。
肌奥の基底層にあるメラノサイトが、紫外線やホルモンの影響など様々な刺激を受けると、皮ふを守ろうとする防御機能が活性化してメラニンが生成されます。通常、メラニンはターンオーバーにより肌表面に押し出され、垢となって排出されますが、メラニンが過剰生成されたり、ターンオーバーが正常に行われないことで排出されずに皮ふ内部に蓄積し、シミとなるのです。

Q7. そばかすってなに?

A. 鼻を中心にほおにかけて見られる細かい褐色の色素斑で、手の甲、胸、肩などの露出部にもできます。

老人性色素斑と同様メラニン色素によるものですが、その発生には遺伝的な要素が強く、紫外線を浴びると悪化することが多いと言われています。

Q8. メラノサイトってなに?

A. 表皮と真皮の境界にあたる基底細胞の間にあるメラニンを生成する細胞です。色素細胞あるいは色素生成細胞とも呼ばれています。

皮ふの中では、デンドライト(樹状突起)と呼ばれる細長い枝状の突起を伸ばして周囲にある角化細胞にメラニンを受け渡していて(図5参照)、日焼けて黒くなった皮ふやシミのある部分の皮ふにいるメラノサイトでは、メラニンの生成が活発になっています。

Q9. どうしてシミができるの?

A. 「肌の色が濃く見える原因」はメラニン色素。これが一部に増えて、濃く見えるのがシミです。

また、顔には凹凸があるため、紫外線の当たり方にもむらがあり、肌の厚さや反応の仕方にもむらがあるため、シミのできやすい部分・できにくい部分があります。
複合的な要因で紫外線や乾燥刺激の作用が強く出たところがシミになると考えられています。
日本人女性のシミが最も現れやすいのが、ほお~こめかみ(図9参照)。この部位は紫外線などの影響を受けやすく、シミができやすい要注意ゾーンです。

図9 資生堂グローバル調査報告委員会資料より(n=22)

Q10. シミが「できやすい人」と「できにくい人」がいるのはなぜ?

A. もともとの肌色が人それぞれ違うように、その方がもつ肌状態や体質などが関係していると思われます。

Q11. 日焼けは元に戻るのに、シミは残ってしまうのはなぜ?

A. シミの部位と日焼けした肌は違う肌状態にあります。

日焼けした肌は紫外線によりメラニンが作られて肌が黒くなり、作られたメラニンは肌の生まれ変わりとともに肌の外に排出されます。しかし、シミ部位は紫外線を浴びなくても過剰にメラニンを作り続けてしまう状態にありますので、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が進んでもシミは残ってしまうのです。

Q12. 紫外線を大量に浴びてしまった場合、どうすればいい?

A. 肌の中でメラニンが作られるのは、紫外線を浴びて約3日後からです。

3日目までに美白ケアを開始いただくことをおすすめします。

Q13. 医薬部外品って何? 医薬部外品の方が効くの?

A. 医薬部外品とは、日本の薬事法に定められた医薬品と化粧品の中間的な分類で、予防効果や改善効果をもたらすものです。

Q14. 美白有効成分って何? どう効くの?

A. 各メーカーが医薬部外品に配合する成分のうち、厚生労働省により「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ」あるいはこれに類似した効能を表示することが認められた成分です。

安全性と有効性(効果)の観点から、配合する量が決められており、配合量を変更するためには新たな薬事申請が必要となります。新たな成分の基礎研究から薬事許可の取得までにはおよそ10年程度の期間がかかると言われており、そのハードルの高さから、現在およそ20種の成分が認可されているにすぎません。
資生堂が開発(初めて商品化した成分も含む)したのは5種類で、日本の化粧品メーカーのなかで最多です。

美白有効成分をW配合したおすすめ美容液

資生堂が開発した美白有効成分「4MSK(*1)」と、「m-トラネキサム酸(*2)」をWで配合した薬用美白美容液。シミの生成連鎖を抑止し、明るく澄んだ、生まれたての透けるような肌へと導きます。
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。
*1 (4-メトキシサリチル酸カリウム塩) *2(トラネキサム酸)

Q15. 盛夏を過ごした肌におすすめの美白ケアって?

A. 保湿力にすぐれた美白ケアアイテムを取り入れ、明るい肌に導きましょう。

紫外線ダメージが蓄積し、「シミ・そばかす」はもちろん、「乾燥くすみ」や「透明感不足」といった肌色悩みが表面化しやすくなっています。紫外線を浴びてごわついた肌は、角層のうるおい保持力も低下しているため、保湿力の高い美白ケアアイテムを取り入れるのがおすすめです。

乾燥くすみに届く、透明感対策美容液

透明感と肌全体の印象に着目。先端科学と植物の力を肌に届ける、透明感対策美容液。みずみずしくうるおって、明るく澄みわたる肌へと導きます。

秋冬もしっかり美白ケアを行い、透明感のある明るい肌をキープしてくださいね。

photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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watashi+ 美容の情報編集部

watashi+ 美容の情報編集部

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