その髪の洗い方がパサつきの原因かも!?プロ直伝の正しいヘアケア法で憧れ美髪に♪

日頃からケアしているつもりなのに、髪のパサつきが気になる...と悩んでいる人は、もしかしたらヘアケア方法が間違っているかも!? そこで、髪がパサついてしまう原因やツヤ髪を手に入れるための正しい洗い方&ヘアケア方法、おすすめアイテムなどをご紹介します。
- 目次
髪がパサついてしまう原因って?
髪がパサついてしまう大きな原因は下記の5つが考えられます。当てはまる項目がないか、チェックしてみましょう!
✔︎カラーやパーマをくり返している
ヘアカラーやパーマをくり返すことで髪の内部にダメージが発生した髪は、水分量を保つ機能が低下します。そのため空気が乾燥してくると、髪内部に水分をキープすることができなくなり、パサつきを感じるようになります。
✔︎シャンプーをしっかり泡立てずに洗っている
水分を含んだ髪は、キューティクルが特に傷つきやすい状態。しっかりとシャンプーを泡立てずに洗っていると、髪が摩擦されてしまい、ダメージを引き起こします。
✔︎タオルドライをしないでドライヤーで長時間乾かししている
濡れた髪のまま長時間ドライヤーをかけると、熱と摩擦の両方が毛髪の刺激となってしまいます。キューティクルがはがれやすくなるだけでなく、ハリやコシが失われて、ゴワゴワした状態に!
✔︎髪が半乾きのまま寝ている
髪がしっかり乾いていない状態で寝てしまうと、枕で髪がこすれて傷むだけでなく、雑菌が増える原因にも...。
✔︎髪の紫外線対策をしていない
髪も頭皮も、無防備なまま紫外線を長時間浴びると、日焼けしてダメージを受けてしまいます。髪は、紫外線によってたんぱく質が壊され、もろく傷つきやすくなったり、赤茶けた色になったりするだけでなく、水分が奪われてしまい乾燥が進行。また、同じ紫外線でもプールや海など髪がぬれた状態で浴びると、さらにダメージが深刻に...。
「あ、これやっちゃってるな...」というものがあったら、その要因をできる限り取り除いてあげることが最優先。そうしないと、いくらしっかりヘアケアをしてもなかなか効果が現れませんよ。NG行動の見直しをしつつ、次にご紹介する正しいヘアケア法を取り入れて、ツヤ髪を取り戻しましょう!
今日から実践したい♪ 髪のパサつきを抑えるヘアケア5ヵ条
ツヤのある憧れ美髪になるためには、シャンプーのやり方や髪の乾かし方、ブラッシングなど毎日のヘアケアが大切です! 今日からできる、髪のパサつき対策5つをさっそくチェックしていきましょう♪
① 髪のダメージを防ぐ! 正しい洗い方
シャンプー時は、摩擦やすすぎ残しなど、ちょっとしたことが髪のダメージにつながります。特に気をつけたいのが、シャンプーの泡立て方とすすぎ、コンディショナーのつけ方の3つのポイント。また、しっとりした洗い上がりのシャンプー&コンディショナーを使って、髪のうるおいを保つこともお忘れなく!
【POINT1】シャンプーの泡立て方
摩擦をさけ、頭皮の汚れを落としやすくするためも、手のひらでシャンプーをしっかり泡立ててから洗うことが大切です。シャンプーにお湯と空気を含ませることを意識して混ぜると、もこもこの泡ができますよ。髪をこすり合わせてゴシゴシと乱暴に洗うのではなく、指の腹で頭皮を揉むように洗いましょう。
【POINT2】すすぎは3分を目安にしっかりと!
すすぎが足りないと頭皮にシャンプーや汚れが残り、トラブルの原因に。洗い流す時間のベストは3分。少し長く感じるかもしれませんが、清潔な頭皮を保つために意識していきましょう。髪を洗う時は、38℃くらいのぬるま湯がおすすめ。熱いお湯だと必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥する原因となるので、ぬるめのお湯で洗い流します。一度流したあと、襟足や首の後ろなど、すすぎのこしやすい部分をもう一度丁寧に洗い流してくださいね。
【POINT3】コンディショナーは髪の中間から毛先にかけて重点的に
コンディショナーを使う時は、髪が傷みやすい中間~毛先につけるようにしましょう。その後、残ったコンディショナーを髪全体になじませます。コンディショナーもシャンプーと同様、洗い残しがあると頭皮ダメージにつながる可能性が。ぬめり感がなくなるまでしっかり洗い流すことも忘れずに。
② 熱ダメージを最小限に! 正しい髪の乾かし方
水分を含んだ髪は、キューティクルが特に傷つきやすい状態にあります。髪を乾かす時はタオルドライを十分に行うこと、また根元から毛先の順にドライヤーをあてることがポイント。また髪を乾かす時は、洗い流さないトリートメントなどを使い、ドライヤーの熱から髪を守り、過度な刺激や摩擦を与えないように気をつけましょう。
【POINT1】タオルドライでドライヤーの時間を短縮
タオルドライをして水気をふき取ることで、ドライヤーの時間が短縮でき、熱によるダメージを大幅ダウンできます。タオルドライする時は、髪をこするのではなく、タオルに挟んでやさしく押さえましょう。
【POINT2】根元→毛先の順番に乾かす
ドライヤーは、髪から10センチ(親指と人差し指を軽く広げた程度)以上離して使いましょう。まずは、髪の根元を中心に乾かします。根元に温風が行きわたるように、中に指を通して、髪を動かすようにするのがポイントですよ。半乾きの状態になったら、毛先まで乾かしていきます。乾いた後もドライヤーを当て続けてしまうと、髪が乾燥しパサつく原因になるので気をつけましょう! また、ブローをする場合は、髪が完全に乾いた状態でブローを始めると熱ダメージで傷んでしまいます。8~9割乾いた状態で行ってくださいね。
ドライヤーの熱から守るおすすめアイテム
ドライヤーの熱や紫外線などから髪を守る! ヘアプロテクトエッセンス
「ベネフィーク リシェール バイ ベネフィーク ヘアプロテクト エッセンス」100mL 3,080 円(税込)
*表示価格は参考小売価格です。お店によって異なる場合があります。
日中の紫外線や乾燥、ドライヤーの熱などから髪を守りながら、傷んだ髪を補修し、するするとなめらかな髪が続きます。上品なエレガンスブーケの香りも◎♪
③ ブラッシングで髪のツヤ感をUP!
ブラッシングする時に絡まった髪をブラシで無理にほどこうとすると、髪を傷めるだけではなく、枝毛や切れ毛につながる可能性が。正しくブラッシングをすることでキューティクルが整い、髪にツヤを与えられます。また、ブラッシングには、頭皮を刺激して血行を促すという役割も。頭皮の血行がアップすることで、健やかな髪が目指せますよ♪
<ブラッシングの方法>
1. 毛先からとかす
からみやすい毛先から徐々にとかして、髪のもつれをとります。
2.髪の流れに沿って全体をブラッシング
髪の根元から毛先に向かって、髪の流れに沿って全体をブラッシングします。この時、ブラシを垂直に頭皮にあてると肌あたりが強くなってしまうので、まずはブラシの側面からあて、ブラシを回転させるようにとかしましょう。また、ブラシを頭皮に強く押しつける、同じ部分を何度もとかすなど、過度なブラッシングは頭皮を傷つけてしまうだけでなく、うるおいバリア機能が破壊され炎症が起こる恐れもあるので要注意!
④ 健やかなツヤ髪を育む♪ 頭皮マッサージ
頭皮が乾燥していると、フケやかゆみなどの頭皮トラブルだけでなく、健康的な髪の成長を妨げる恐れも。髪のパサつきには、頭皮用のケアアイテムを使った頭皮マッサージも効果的ですよ!
<頭皮マッサージの方法>
1.ケアアイテムは地肌に直接塗布
頭皮用のケアアイテムは、髪の根元に塗布して指の腹でしっかりなじませます。頭皮につける場所は、写真を参考に頭の真上から真後ろにかけて頭皮全体に。
2.頭皮を動かすようにマッサージ!
爪を立てず、指の腹を使って頭皮全体を動かすようにやさしくマッサージしていきます。
POINT!
特に、黒目の幅の部分はダメージを受けやすいので、念入りにマッサージしましょう。
健やかな髪を育むおすすめアイテム
頭皮ケアしながら、ふんわり仕上げる頭皮&ヘア美容液
「プリオール 頭皮&ヘア美容液」180mL 2,420円 (税込)
*価格は参考小売価格です(お店によって異なる場合があります)
頭皮美容液成分配合*。清涼感のある美容液がスーッとなじみ、頭皮をケア。さらに、髪のダメージをケアするトリートメント処方で、乾くとふんわりボリューム感のあるヘアスタイルに仕上がります。頭皮も髪も同時にケアできるからとても便利。
*ヒアルロン酸・バラエキス・グリセリン/保湿
⑤ 紫外線対策で髪のダメージを阻止!
髪も肌と同じように紫外線のダメージを受けるので、日ごろからUVケアをする必要があります。日常生活では日傘や帽子などを使い、紫外線に当たらないように心がけましょう。海やプールなど、日傘や帽子で防ぐことが難しいシーンでは、事前に紫外線防止効果のある洗い流さないトリートメントやスプレータイプの日焼け止めをつけておくのがおすすめですよ。
また、海やプールなど髪が濡れた状態で紫外線を浴びると、髪に付着したプールの塩素や海水の塩分によりさらにダメージが深刻化してしまいます。髪についた水分はタオルなどでこまめにふき取ることもポイントです。
髪の紫外線対策におすすめのアイテム
シューっとするだけで髪まで守る、さらさらスキンケアUVスプレー
「アネッサ パーフェクトUV スキンケアスプレー NA」【SPF50+・PA++++】60g 1,958円 (税込)
*価格は参考小売価格です(お店によって異なる場合があります)
顔・からだ・髪全身に使えるので、レジャーやスポーツ時にも◎。ファンデの上からでも紫外線をカットできて塗り直しに便利なスプレーです。
毎日のケアを見直すだけで、髪のパサつきは抑えられます! ぜひ実践して、ツヤツヤの美髪を手に入れてくださいね♪
[あわせて読みたい記事]
▶︎【傷んだ髪のケア方法】洗い方から乾かし方まで正しいヘアケアをプロが指南
▶︎抜け毛の悩み...どうしたらいい?おすすめシャンプー&ヘアケア方法を資生堂の研究員が解説
photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。