【傷んだ髪のケア方法】バスタイム美容から乾かし方まで。正しいヘアケアをプロが指南

ダメージヘアに悩んでいる人も多いのでは? もしかしたら、よかれと思って実践しているシャンプーやトリートメントの仕方、お風呂上がりのケア方法に問題があるのかも...。そこで今回はヘアメイクアップアーティストの篠塚豊良さんに傷んだ髪の正しいケア方法を教えてもらいました。
こすり洗いは厳禁! 正しいシャンプーHOWTO
傷んだ髪は、シャンプー前の予洗いとダメージに合わせたケアが大切。まず、ブラッシングで髪の絡まりをとりながら、頭皮の血行を促進しましょう。その後、ぬるま湯で髪全体を十分に流し、頭皮の皮脂や髪の汚れを落としたら、よく泡立てたシャンプーで、もみ洗いします。髪は水分を多く含むと傷みやすい状態になるため、乱暴にこすり合わせてのシャンプーは避けましょう。
5分の差で髪の手触りが変わる! コンディショナー&トリートメントHOWTO
コンディショナーを毛先などの傷みの気になる部分にもみ込み、粗めのくしでとかしながら全体になじませて。トリートメントやヘアマスクの場合は、蒸しタオルで髪を包み、5分ほど放置しましょう。この5分の差で、なめらかな手触りになりますよ。
髪の量でも異なる!? 量別ドライヤーでの乾かし方
また、お風呂から上がって、髪が乾くまでのケアも重要。髪の量が多い人は、濡れた髪に洗い流さないトリートメントをなじませたあと、ドライヤーで乾かしましょう。特に髪が広がりやすい中間から毛先部分には少量を重ねづけして。こうすることでボリュームやパサつきを抑えてくれますよ。髪の少ない人は、半乾きか乾いた髪に洗い流さないトリートメントをなじませます。この際、傷んだ毛先部分を中心につけはじめ、徐々に手のひらにあるトリートメントの残量が少なくなってきたら、根元部分になじませて。まだ半乾きの場合は、そのあとドライヤーで乾かしましょう。
頭皮も重要! シャンプーしながらできるヘッドマッサージの方法
ふんわりとした美髪を育むには、髪の土台となる頭皮を健康に保つことも重要です。髪と地肌をお湯ですすぎ、シャンプーをなじませ、泡立てた後、指をジグザグに動かしてマッサージします。生え際から後頭部、耳の後ろから後頭部、襟足から後頭部で徐々にずらしながら洗い、十分にすすぎます。皮脂量が多い頭頂部や前頭部は、より丁寧に洗い上げましょう。
地肌から毛先までしっかりケアをして、ツヤがあってみずみずしい美髪って憧れる♪ なんて人は今日の夜から、さっそくトライしてみては?
photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

watashi+ 美容の情報編集部
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