1日でも早く治したい!肌荒れの原因と対策方法

肌の調子が悪かったり、いつもより肌が荒れていたりすると、その日の気分が下がってしまうことも...。
そこで今回は、肌荒れを起こす原因やメカニズムとともに、肌荒れ予防に役立つスキンケア方法やメイク方法について紹介します。
- 目次
①肌荒れを引き起こす原因とは
季節の変わり目に伴う乾燥や、体調がよくない時、心身ともに疲れている時などに現れる肌荒れ。カサつきやゴワつき、粉ふき、ニキビ、赤み、ヒリつきやかゆみなど、その症状はさまざまですが、原因もさまざまです。
【原因①】 紫外線
紫外線は日焼けやシミの原因になるだけではなく、肌にダメージを与えてバリア機能を低下させてしまいます。紫外線が降り注がない日はないため、季節を問わず日焼け止めを塗りましょう。
また紫外線にはUV-A とUV-Bがありますが「生活紫外線」とも呼ばれるUV-Aは、窓ガラスを透過するため、室内や車の中でも油断は禁物ですよ。「レジャー紫外線」とも呼ばれるUV-Bは、肌に急激に作用して赤みや炎症、乾燥の原因になります。
【原因②】 乾燥
冬の外気やエアコンによる湿度の低下などによって、角層の水分や皮脂の量が減少。うるおいバランスを保てず乾燥を招きます。
【原因③】 バリア機能の低下
私たちの体を覆っている皮ふには、ちりやほこりなどの異物の侵入を防いだり、肌内部の水分蒸散を防いだりする役割があります。
このバリアの役割を担っているのが、皮膚のいちばん外側にある「角層(角質層)」です。すこやかな角層は、天然保湿因子(NMF)が角層細胞の水分をキープ。角層細胞の間は「細胞間脂質」で満たされ、ぴったりと隙間のない構造をつくっています。さらに角層の表面を、皮脂と汗からできた「皮脂膜」が保護。これらの条件がそろうことで、バリア機能が働きます。
ところが、バリア機能がなんらかの原因で低下すると、外部刺激が浸入しやすい状態に。肌の水分量も減少し、肌荒れが起きやすくなります。
また最近では、マスク着用による肌荒れに悩む人が続出。マスク着脱による温度や湿度の変化などが影響しバリア機能が低下することで、肌荒れが起こりやすくなっています。
【原因④】 間違ったスキンケア
汚れをしっかり落とそうと、肌をゴシゴシこするように洗っていませんか? 肌を清潔にすることは大切ですが、強く摩擦するとバリア機能が低下する原因に。時間をかけすぎたり、必要以上に何度も洗顔したりするのは避けましょう。
また「化粧水や乳液をしっかり浸透させたい」と、化粧水をつける時に強くパッティングしたり、乳液をすりこんだりすると、刺激を与えてしまいかえって肌に負担がかかってしまいます。不要な刺激を与えないように注意してくださいね。
【原因⑤】 生活習慣の乱れ
生活習慣が不規則で睡眠不足になると、血流が低下。また偏食や無理なダイエットなどで栄養不足になると、すこやかな角層細胞が育ちにくくなり、バリア機能の低下につながります。
【原因⑥】 内臓の不調
身体の不調は、肌の不調としても現れがち。例えば、腸内環境の悪化は便秘につながります。便秘になると、排泄されない老廃物が発酵して有害物質が発生します。この有害物質がにきびや吹き出物、シミの原因に...。また、有害物質は新陳代謝を低下させ、血液循環の不調を引き起こします。結果的に、肌荒れを起こしたり、ツヤやハリ不足になってしまうことも。
【原因⑦】 生理周期による皮脂分泌の増加
女性の場合、排卵後から月経前までは黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンが分泌されます。その影響で皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まってニキビや吹き出物ができやすくなったり、肌荒れしやすくなったりします。
【原因⑧】 活性酸素の影響
紫外線や大気汚染、精神的なストレスなどを受けると、肌の内部では活性酸素が発生しやすくなります。活性酸素は本来、私たちの体を守る働きを担うもの。ただし、増えすぎると肌細胞が酸化を引き起こし、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
②肌荒れを治す方法はあるの?
では、起きてしまった肌荒れを治す方法はあるのでしょうか。スキンケアは薬ではないので肌荒れを改善することはできないですが、毎日のスキンケアですこやかな肌をキープして肌荒れが起きないようにサポートすることはできます。
肌荒れしがちな人に特に大切にしてほしいポイントは、「うるおいバリア機能を整える」ことです。ここからは、正しいスキンケア方法とうるおいバリア機能を整えてくれるアイテム、さらに肌荒れをしてしまった時の場合に備えて、すこやかな肌を取り戻すための生活習慣についてもご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
肌荒れさせないためのスキンケアのポイント
【ポイント①】 クレンジング・洗顔の見直しを
毎日のクレンジング・洗顔で大切なのは、汚れをきちんと落としつつ、うるおいを残すことです。そのためにも、適正な使用量をきちんと守り、肌に余計な刺激が加わらないよう気をつけて行いましょう。肌への刺激は乾燥の引き金にもなるため、やさしくていねいに! を心がけてくださいね。
■肌荒れさせないためのクレンジング方法
メイクをした日は、「クレンジング料」でその日の汚れをその日に落とすことが大切です。クレンジングの使用量が少ないと肌への摩擦が大きくなるため要注意!
適量を顔にのばし、指先でらせんを描くようにメイクとなじませてからすばやく洗い流しましょう。指先には力を入れず、あくまでも軽いタッチをキープ。ついゴシゴシこすり洗いしてしまいそうなアイメイクや口紅などのポイントメイクは、専用のリムーバーであらかじめ落としておくのがおすすめです。
\おすすめクレンジング/
肌をこすらずするっとオフする薬用クレンジングオイル
「d プログラム エッセンスイン クレンジングオイル(医薬部外品)」 120mL 2,750円(税込)
美容成分を配合したウォータリーオイルは肌にスーッと広がり、こすらず簡単にメイク汚れをオフできます。つっぱり感やぬるつきの少ない洗い上がりも◎!
うるおいを守ってメイクを落とす、クリームタイプのクレンジング
「アクアレーベル クリーミーオイルクレンジング」 110g 1,100円 (税込)
コラーゲンGL*を配合した美容クリームが、なじませている間にオイルのような感触に。肌のうるおいを守りながらメイク汚れを絡め取り、洗い上がりはつるんとしたなめらか肌に。
*(保湿)水溶性コラーゲン、グリセリン
目元・口元のメイクをするりと落とすポイントリムーバー
「資生堂 パーフェクトリムーバー(アイ&リップ)」 120mL 1,100円 (税込)
水性と油性の二層タイプで、落ちにくいポイントメイクをすばやくオフします。べたつかないやさしい使い心地で、毎日のクレンジングがストレスフリーに!
■肌荒れさせないための洗顔方法
「洗顔」は朝・夜の1日2回、よく泡立て、泡で肌を包み込むようにして行いましょう。そうすると、泡の弾力で指の刺激を肌に伝えることなく洗うことができますよ。
すすぎは人肌程度のぬるめのお湯で、すすぎ残しがないか鏡でチェックしながら、ぬめりがなくなるまでていねいに洗い流しましょう。洗顔後は清潔なタオルで、こすらず押さえるようにして、水気をやさしく吸収させます。ゴシゴシとタオルオフすると、うるおいまでふき取ってしまうので注意してくださいね。
\おすすめ洗顔料/
クッション泡でやさしく洗い上げる薬用洗顔フォーム
「d プログラム エッセンスイン クレンジングフォーム(医薬部外品)」120g 2,090円(税込)
モコモコとした弾力のあるクッション泡で、肌に負担をかけず汚れをすっきり落とします。敏感に傾いた肌にもうれしい低刺激設計。泡切れもよく、心地いい使用感です。
肌のバリア機能を守り、うるおいが続く洗顔料
「エリクシール シュペリエル モイストイン クレンズ」 140mL 1,980円(税込)
洗浄してもうるおいを流さず保つ「モイスチャーホールド技術*」を採用。肌のバリア機能を妨げず、汚れをしっかり落とします。お風呂上りや洗顔後、すぐに保湿できない時にもおすすめです。
*うるおいを逃さずホールドする技術のこと
メイクも素肌汚れも、密着こく泡ですっきり落とす洗顔石けん
「プリオール オールクリア石鹸」 標準重量100g(枠練)1,980円 (税込)
泡立てネットを使わなくても、クリーミーで弾力のあるもちもち泡がつくれます。微粒子シルクが、小じわの奥のメイク汚れや古い角層を除去し、磨いたようなつるつる肌に!
【ポイント②】 化粧水や乳液でていねいに保湿ケア
化粧水は、肌に水分を補給し、柔らかくする役割があります。また、次に使うスキンケアのなじみをよくしてくれます。一方乳液には、油分を補給してうるおいを守るだけではなく、うるおいバリア機能をサポートする役割があります。それぞれにきちんとした役割があるので、きちんとしたステップで使ってくださいね。
■肌荒れさせないための化粧水・乳液の使い方
化粧水と乳液は、適量を顔全体にやさしくなじませることが大切です。コットンを使うと、顔のすみずみまでムラなく行き渡らせることができますよ。肌が敏感になっている時は、手のひらを使って、顔全体になじませましょう。
\おすすめ化粧水&乳液/
ニキビ・肌荒れ・乾燥をマルチに防ぐ化粧水
「ベネフィーク マルチコンディショニング ローション」 145mL 3,850円(税込)
*表示価格は参考小売価格です。お店によって異なる場合があります。
オーガニックカミツレエキス・ヨクイニンエキス・グリセリン(保湿)を配合。気になるニキビや肌あれを防ぎ、うるおいに満ちたうるツヤ肌に導きます。
肌のうるおいバリア機能を守る化粧水&乳液
(左)「イハダ 薬用ローション(医薬部外品)」 180mL 1,650円 (税込)
(右)「イハダ 薬用エマルジョン(医薬部外品)」135mL 1,760円 (税込)
不純物の少ない高精製ワセリン配合で、繰り返す肌荒れや乾燥を防ぎます。敏感肌処方で、しっとりするのにべたつかない使用感です。
カサカサ肌をすこやかに整える化粧水&乳液
(左)「dプログラム モイストケア ローション MB(医薬部外品)」 125mL 3,740円(税込)
(右)「dプログラム モイストケア エマルジョン MB(医薬部外品)」 100mL 4,070円(税込)
揺らぎやすい肌にアプローチ。たっぷりのうるおいが角層まで浸透して乾燥を防ぎ、しっとりとした美肌に導きます。敏感肌さんにはコットンが肌に刺激になることがあるため、手でなじませましょう。
【ポイント③】 いつものスキンケアにプラス!
もっと効果的なケアを取り入れる人は、普段のお手入れに美容液やクリームなどをプラスしてみてはいかがでしょうか。集中ケアできるシートマスクなど、スペシャルケアもおすすめです。
\おすすめスペシャルスキンケア/
どんな時でも揺らがない肌へと導く美容液
「d プログラム カンダンバリア エッセンス」 40mL 3,300円 (税込)
朝晩の気温差や室内外の温度差などの「寒暖差」による乾燥・肌荒れからを守る美容液。うるおいバランスを整え、なめらかな素肌へと導きます。洗顔後の肌にプラスすることで次に使ううるおいを受け入れやすくします。
肌荒れしやすい肌をしなやかに整える高保水美容液
「アベンヌ イドランス セラム インテンス」 30mL 3,520円 (税込)
アベンヌ温泉水*を角層のすみずみまでたっぷり届け、しっかり貯留**。肌荒れ、かさつきがちな敏感な肌をしなやかに整え、乾燥が気にならないしっとり肌へと導きます。
*温泉水(整肌成分)
**角層内部のうるおいを補い、保つこと
かさつき・粉ふきをケアし、うるおいを保つ高保湿バーム
「d プログラム バームQQ」 6g 1,760円(税込)
植物オイルを固形にした高保湿バーム。気になる部分になじませると、ピタッとフィットして乾燥をケア。持ち運びにも便利なサイズ感なので、外出先での使用もおすすめです。
デリケート肌をうるおいで満たす、保湿マスク
「d プログラム マスクQQ」 エッセンス16mL×4本・シート4枚 2,200円 (税込)
乾燥が気になるデリケートな肌をうるおいで包み、解きほぐしながらやわらかでみずみずしい肌に導くシートマスクです。刺激を少なくするために美容液とシートを分けているから、新鮮に使用できます。
【ポイント④】 ニキビのもとになりにくい処方のアイテムを投入
ニキビや吹き出物が心配...という人は、コメド(ニキビのもと)ができにくいことが試験で確認されている「ノンコメドジェニックテスト済み」「ニキビのもとになりにくい処方」と明記された商品から選ぶのもおすすめです。
\ニキビが気になる時に! おすすめアイテム/
大人の肌のニキビを防ぐ透明ジェル美容液
「d プログラム ACリセット(医薬部外品)」 10g 2,750円 (税込)
跡が残りやすい大人の肌のニキビを防ぐ透明ジェル状の美容液。なめらかな肌に整え透明感のある肌へと導きます。みずみずしい感触で無香料、低刺激設計です。
ニキビを効率的に防ぐ薬用ミスト状ローション
「ベネフィーク AC アクネローション」 75mL 1,320円(税込)
*表示価格は参考小売価格です。お店によって異なる場合があります。
薬用有効成分サリチル酸配合で、肌を引きしめながらニキビの発生を未然に防ぎます。スプレータイプでメイクの上からも使用できるので、日中や外出先でのケアにもおすすめです。
肌荒れした時は生活習慣を見直してみて
睡眠不足や体調不良など、身体の健康状態が肌にも影響することはすでに紹介したとおり。すこやかな肌を取り戻すためにも、生活習慣を見直してみませんか?
しっかり睡眠を取る
肌の細胞が入れ替わり、生まれ変わる「ターンオーバー」は、睡眠中に活発に行われています。なかでも、眠りに落ちてすぐの「ノンレム睡眠」の時に成長ホルモンが盛んに分泌されることが大切。
睡眠の質を高めるには、毎朝決まった時間に起きてしっかり朝食をとりましょう。就寝前は、睡眠の質を低下させる飲酒や喫煙、ブルーライトを発する電子機器などの使用を控えること。体温が下がると自然な眠気が訪れやすくなるため、就寝の1~2時間前に入浴をすませ、一度体温を上げておくのがおすすめですよ。
バランスのよい食事を心がける
肌や身体を作るタンパク質を基本に、ビタミンや食物繊維が豊富に含まれる野菜など、さまざまな食材を摂りましょう。特に、ビタミンC(レモンやキウイ、赤ピーマンなど)やβ-カロテン(ニンジンやほうれん草、かぼちゃなど)は肌や粘膜をすこやかに保つ働きがあるほか、活性酸素から身体を守る抗酸化作用も。
ニキビが気になる時は、皮脂の分泌を調整するビタミンB1(豚肉、うなぎ、たらこなど)やビタミンB2(うなぎや卵、納豆、乳製品など)、ビタミンE(アーモンドや植物油、アボカドなど)がおすすめです。
③肌荒れが気になる時、メイクはどうしたらいい?
肌荒れが気になる日、メイクをしていいものか悩むことがありますよね。ファンデーションのノリがよくなかったり、肌荒れをメイクでごまかそうとして、つい厚塗りになってしまったりすることも...。
肌荒れ気味の肌は、バリア機能が低下し、紫外線や外気の乾燥、ホコリなど、外部の刺激に弱い状態です。メイクをしないことがおすすめですが、どうしてもメイクしないといけない時もありますよね。そんな時には、肌荒れをケアし、ニキビを予防する薬用有効成分が配合されたファンデーションを選んでみましょう。
\おすすめベースメイク/
肌荒れを防いでなめらかな美肌を演出する薬用パウダリーファンデーション
「d プログラム 薬用 スキンケアファンデーション (パウダリー)(医薬部外品)」 3,080円 (税込)
つけていることで、ニキビや肌荒れを防ぐスキンケア効果があり、なめらかな素肌へ導きます。また、ニキビ跡や肌荒れなどで化粧のりが悪いときでもしっかりフィットし、きちんとカバーし続けます。
>>「専用ケース」はこちら
肌荒れ・ニキビ・テカリを防ぐ、さらさら薬用パウダー
「マジョリカ マジョルカ アミュレットヴェール(医薬部外品)」 1,430円 (税込)
昼はおしろいとして、夜は素肌ケアとして24時間使用できるパウダーです。さらさらのパウダーが、ニキビ・テカリ・肌荒れを防ぎながらニキビ跡や毛穴もふんわりぼかして、透明美肌に導きます。
④ マスクによる肌荒れにも要注意!
マスクを着用する機会が増えた今、マスクによる肌荒れやニキビなどに悩む人が増加中。マスク着脱を繰り返すことによる「摩擦」と「温度や湿度変化の影響」により、肌を健康に保つバリア機能や保湿機能が乱れ、肌荒れを引き起こしているようです。そんなマスクによる肌荒れが気になるときは、低刺激設計のアイテムを取り入れ、やさしくていねいにケアを行うのがおすすめです。
いつものスキンケアをやさしくていねいに行えば、肌はきっと応えてくれるはず。生活習慣も、できることから少しずつ見直して、すこやか肌をキープしてくださいね!
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watashi+ 美容の情報編集部
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