【メンズ眉毛の整え方&描き方】初心者でも失敗知らず!好印象を与える基礎テクニック
眉毛の整え方ってイマイチわからないから、そのままにしている...なんて男性もいるかもしれませんが、それではもったいない! 眉毛は印象を左右するパーツのひとつ。すっきりと整えるだけで印象をアップできますよ。そこで、誰でも理想的な美眉になれる整え方と描き方、おすすめアイテムを、資生堂ヘアメイクアップアーティストの松井レイさんに教えてもらいました。
教えてくれたのは...
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
松井レイさん
シーズンごとのビューティートレンド情報分析を担当。「こなれ感」のあるメイクを得意とする次世代を担うアーティスト。
▶︎インスタグラムはこちら
- 目次
眉を整えるメリットとは?
眉毛は髪と同じくらい、印象を左右するパーツ。ボサボサ眉毛をすっきりとキレイな形に整えるだけで、より清潔感あふれるスマートな印象になれますよ。まずは、今の自分の眉毛の状態をチェックし、どういう印象を与えているのかを確認してみましょう!
眉毛の状態チェックリスト
□眉下に毛が生えている
→眉が下がって見え、快活感が乏しい印象
□眉毛がボサボサと長い
→野暮ったく清潔感のない印象
□眉が極端に細い
→さみしげな印象
□左右で眉の形が違う
→違和感を感じさせてしまう
□眉同士がつながっている
→垢抜けない印象
眉の形や太さによる印象の違いとは?
今の自分の眉の形や、それによる印象などはわかりましたか? お次は、眉の形や太さによる印象の違いを参考に、自分に似合う・なりたい眉の形を考えてみましょう。
濃く太い直線的な眉 ワイルドで男らしくはっきりした印象
薄く太い直線的な眉 おだやかな印象
濃く細い長めの眉 すっきりとシャープではっきりした印象
上がり眉 男らしくりりしい印象
下がり眉 穏やかだがやや貧弱な印象
理想的なメンズ眉毛の形って? 黄金比率をチェック!
眉毛を処理していく前に、まず自分に似合う眉毛の形を確認しましょう。誰でも理想的な美眉になれる黄金比率「ゴールデンバランス理論」では、眉頭は目頭の真上(水色の点線)、眉尻は小鼻と目尻を結んだ線の延長線上にくる(青い線)のが良いとされています。さらに眉間(赤い丸)の余分な毛は処理してスッキリとさせることで、垢抜けた印象に見えますよ。
メンズの眉毛を整える際の必須アイテム
眉毛を整える際に用意すべきアイテムは、下記のコーム、毛抜き、眉用ハサミ、アイブロウペンシルの4つになります。
①コーム
眉を整えるのに便利なブラシ&コーム。フィット感に優れていて、使いやすいのが魅力です。
購入者のレビューはこちら
■眉毛のカット時と毛流れを調整するのに使用しています。コームのフィット感が良く、眉カットがやりやすいです。ブラシとコームがセットなので、カットと調整の切り替えがしやすく便利です。(りんごさん)
■もう何度リピしたか分かりません。使いやすいので、朝から大活躍です。定番です。(ゆきっちたんさん)
②毛抜き
適度な弾力で眉毛をはさんで、スムーズに抜くことができる毛抜き。細い毛や太い毛、短い毛までも逃さずしっかりとはさめるので、痛みが少ないのもポイントです。
購入者のレビューはこちら
■細かい細い毛も、しっかりつかみやすいニッパーです。肌も傷つけにくい作りで使いやすいです。(リリィさん)
■他の毛抜きでは挟むことすらできない短い毛もきれいに抜けます。痛みもほとんどありません。(ふうさん)
③眉用ハサミ
カーブがしっかり眉毛にフィットして、思い通りにカットできる眉用ハサミ。伝統の刃物技術を生かし、50以上もの工程を経て完成するロングセラーアイテム。
購入者のレビューはこちら
■細い刃先で、狙ったところをピンポイントに切れます。これ以外は考えられないですね。(ハイさん)
■匠の技そのものでお値段も納得です。持ちやすくて綺麗に眉毛を整えることが出来ます。道具はきちんとしたものを使うと全然違うことを思い知らされました。メイドインジャパンで安心です。(すまみっこさん)
④アイブロウペンシル
眉の毛流れを整えられるスクリュータイプのブラシと、ペンシル、パウダーが3点セットになった、アイブロウペンシル。初心者さんでも描く、ぼかす、なじませるが簡単にできます。
購入者のレビューはこちら
■自分でカスタマイズするより、ブラシ、ペンシル、パウダーと最初からセットされてるのが、わたしには楽でした。丁寧に描く時間のない時でも、ペンシル、パウダーともに、色が乗りやすくスムーズに描けます。髪色が黒なのにあわせて04を購入しましたが、思ったより黒いので、雰囲気を柔らかくする時用に明るめも追加で買いたいです。(ノブさん)
■パウダー、ペン、ブラシがひとつになってて、とても便利。しっかり描きたいところとぼかしたいところとが、思い通りに仕上がる。(nakanakaさん)
こちらもおすすめ
眉毛を長時間キープするアイブロウペンシル
軽いタッチで眉の形を簡単に整えられる「眉ペンシル」と、整えた眉毛を長時間しっかりキープする「ジェルコート」がひとつになったアイテム。時間が経っても整えたてのきれいな眉毛が続きます。
太くも細くも思いのままに描ける、アイブロウペンシル
木の葉型の芯だから太くも細くも思いのままにラインが描け、眉尻までもすっきり美しい仕上がりが持続。GY921はグレイッシュブラウンカラーで、メンズ眉とも好相性です。汗・水にも強いウオータープルーフタイプなので、テカリが気になる人にも◎。
▶︎別売りのホルダーはこちら
メンズ眉毛の整え方HOW TO
1. 黄金比率を元に、アイブロウペンシルで理想的な眉毛の形を描きます。全体を描くというより、眉毛が少ない部分に足すようなイメージで描くと簡単で自然に描きやすいですよ。
▶︎眉毛の描き方はこちら
2. アイブロウペンシルで描いた部分からはみ出ている毛を毛抜きで抜きます。眉頭がつながっていたり近すぎたりする場合は、眉間の毛も抜く、もしくは剃ります。毛を抜く際には、生えている方向に逆らわずに抜くとスムーズですよ。
3. 利き手でハサミを、反対の手でコームを持ち、眉頭をとかして、描いた眉毛のラインからはみ出る毛をカット。眉頭側は毛流れに沿って下から上へと、コームを軽く起こしてソフトにとかすと失敗しません。
4. 眉尻側は、毛流れに沿って上から下に眉毛をとかし、3と同様に描いた眉毛からはみ出た毛をカット。
5. コームで毛流れを整えて、全体のバランスを見ながら微調整したら完成!
メンズ眉毛の描き方HOW TO
1. スクリューブラシで眉の毛流れを整えます。ブラシを放射線状に動かすと、自然な毛流れになるのでおすすめです。
2. アイブロウペンシルで、まずは眉山(眉頭から約2/3のところ、白目の終わり真上)を描きます(赤色の①)。
3. その後、眉山から眉尻まで、毛流れに沿って(眉山から眉尻までは、毛が斜め下方向に生えているので、その流れに沿って)1本1本毛を足すように描きましょう。塗りつぶすような描き方をすると、不自然な仕上がりになるので注意。また眉尻は、眉頭より下がらないようにすると、キリっとしたイメージに仕上がります(赤色の②)。
▶︎眉山の決め方はこちらをチェック
4. 眉尻まで描いたら、眉山から眉頭に向かって、毛流れに沿って(眉山から眉中央は横方向に、眉頭は上方向に毛が生えているので、その流れに沿って)1本1本毛を足すように描きます。眉頭から眉山に向かって描き足すと眉頭が濃くなり不自然な印象になるので、「眉山から眉頭に向かう」のがポイントです(赤色の③)。
・青色の矢印...毛流れ
■眉が濃くなった場合は...
スクリューブラシでしっかりぼかすと、肌になじんで自然な仕上がりになります。
■眉尻が長くなったり、太くなったりした場合は...
長くなった部分や太くなった部分を綿棒でサッと拭き取った後、必要に応じて再度描き足します。
完成
ナチュラルだけどキリっとした印象に仕上がりました!
Gokenさんの投稿もチェック!
初めてチャレンジする人は、「眉毛が整うだけでこんなに印象が変わるの!?」と驚くはず。ご紹介した手順で整えれば「眉毛が無くなった!」なんて失敗も少なくなりますよ。ぜひ参考にして美眉デビューしてみてくださいね!
[あわせて読みたい記事]
▶︎【メンズBBクリーム】バレにくい塗り方&おすすめアイテムを男性美容部員が解説!
▶︎【メンズメイク】初心者でもできるやり方&おすすめアイテムをプロが伝授!
▶︎【男性におすすめのリップクリーム5選】塗り方・選び方・乾燥を招くNG行動も!
▶︎男性向け美容情報をチェック!
photo: 鈴木花美 model:岡俊樹、Goken(資生堂パーソナルビューティーパートナー)
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
松井 レイ
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
ファッション誌や東京コレクション、女性雑誌の撮影にヘアメイクとして携わる。資生堂ではシーズンごとのビューティートレンド情報分析を担当。ヘアとメイク含めトータルでビューティーに携わり、「こなれ感」のあるメイクを得意とする次世代を担うアーティスト。
Instagram