【メンズヘア】シーンに合わせて髪型をチェンジ!プロが教えるスタイリング剤の使い分け&セット方法
仕事の日と休日でファッションは違うのに、ヘアはいつも一緒...という人も多いのでは? ヘアスタイリングもシーンやファッションに合わせて変えてこそ、デキる大人の男性というもの! そこで、資生堂ヘアメイクアップアーティストの門馬宏一さんに、オン・オフのスタイリングのコツを教えてもらいました。
【オンの日】きちんと感を演出するスタイリングテク
仕事などきちんとした印象を求められるシーンにふさわしいのは、適度なツヤ感で洗練された印象に格上げしてくれるヘアスタイリング。ウェットタイプのスタイリング剤を使用して、毛流れを際立たせながら上品な質感に仕上げましょう。
1. ウォータータイプのスタイリング剤や水で髪全体をしっかりと湿らせた後、ワックスを適量とり両手のひらによく伸ばしてから、髪全体にもみこむようになじませます。その後、ドライヤーで軽く乾かし、根元をフワッと立ち上がらせましょう。
POINT!
ツヤが出すぎて重くなり過ぎないよう使用量に気をつけましょう。
2. 手に残っているワックスでもみあげや前髪をすっきりと整え、最後に全体のバランスを見ながら指でつまんで自然な束感を演出します。
【オフの日】無造作感が◎なスタイリングテク
友人とのショッピングや、恋人とのデートを楽しむ「オフ」の日は、カジュアルさが魅力のラフアレンジが◎。ツヤを抑えたマットタイプのヘアワックスで無造作感を演出しましょう。
1. ワックスを適量とり両手のひらでよく伸ばしてから、髪の根元を中心になじませます。
2. 手に残っているワックスで少量ずつ毛先をつまみ、束感を出してニュアンスをプラスしましょう。全体のバランスを見ながら、立ち上がりが欲しい部分の髪の根元にのみハードスプレーをプラスします。
POINT!
ハードスプレーは毛先につけると重たくなり、ボリューム感のないシルエットになってしまうので要注意!
テクニックだけでなく、スタイリング剤のコツを知っておくと、ヘアアレンジの幅がぐっと広がりますよ! ぜひシーンにあわせたヘアスタイリングをしてみてくださいね。
photo: 鈴木花美 model:岡俊樹
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
門馬宏一
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
資生堂ヘアメイクアップアーティストとして、コレクションや、セミナー、SABFA講師など幅広い活動を行い、美容の楽しさやテクニックを伝授。また、資生堂美容室シニアディレクター。月4回「資生堂パサージュボーテ 銀座店」でのサロンワーク活動も行う。