2022年春夏トレンド「今っぽ80年代風メイク」。抜け感&スモーキーカラーがポイントに!
2022年春夏は、「80年代風メイク」がリバイバル! でも、一歩間違えるとダサく見えてしまいがち...という心配も。そこで今回は、80年代風メイクを今っぽく見せるコツやポイントを交えながら、最新トレンドメイクのテクニックをご紹介。教えてくれるのは、資生堂ヘアメイクアップアーティストの松井怜さんです。
2022年春夏のトレンドは?
80年代風のポップでノスタルジックなファッションに注目が集まっている今シーズン。そんなルックに合わせて、メイクにも80年代の雰囲気を取り入れましょう!
太眉や濃いアイメイク、パープルやピンクなどの青み系カラーといった80年代要素を意識しつつ、抜け感を出したり、色味をスモーキーカラーにチェンジすると、ほどよく今っぽい80年代メイクを表現できますよ。
80年代風メイクHOW TO
ベースメイクは「ツヤ感」を重視
ベースメイクは軽やかに仕上げるのがおすすめ。厚塗りにならないよう、ツヤ感の高いアイテムをセレクトしましょう。
\使用アイテムはこちら/
肌を輝かせ、リフトアップして見せるファンデーション
光の効果で肌をいきいきと輝かせ、リフトアップして見せるファンデーション。ライトアジャスティングテクノロジーで、あらゆる光環境に適応し、小じわや凹凸の目立たない、なめらかでハリ感のある肌に導きます。
眉は「抜け感太眉」に
80年代のメイクといえば、「濃く太い眉」が特徴。とはいえ、そのまま再現すると野暮ったく見えてしまうので、「自然な印象の抜け感太眉」に変換するのが◎。
アイブロウペンシルで1本1本足りない所を描きます。眉の中央を濃く描き足し、最後に輪郭をぼかして軽やかな印象に。こうすることでしっかり眉に見せつつ、抜け感のある今っぽい眉に仕上がりますよ。
\使用アイテムはこちら/
パウダー、ブラシ一体型のアイブロウペンシル
極細芯のペンシル、パウダー、スクリューブラシが1本に。これひとつで、描く、ぼかす、なじませるができ、自然な美しい眉に仕上がります。
目元は「青み系スモーキーカラー」でまとめる
80年代は、ビビッドなピンクやパープルのアイシャドウにブラックのアイラインをしっかり入れた、ポップなアイメイクが主流でした。そんなアイメイクを現代風にアップデートするには、アイシャドウをスモーキーな青み系カラーにしたり、アイラインにカラーラインを使用し、抜け感とトレンド感を取り入れるのが効果的です。
1. 透明感のあるブラウン系のアイシャドウをアイホール全体と下まぶたになじませ、自然な陰影を与えます。
2. ブラックのアイシャドウをブラシにとり、目のキワに太めのライン状になじませます。ラインの終わりは、目尻より少し長めに描くと◎。
3. パープルのペンシルアイライナーで、先ほど描いたブラックのラインの内側にラインを描きます。
4. ピンクのアイシャドウを眉下(赤の点線部分)にふんわりなじませ、青みカラーのニュアンスをプラス。
5. 上下のまつ毛にマスカラをたっぷり塗り、バサバサっとしたまつ毛を演出。
\使用アイテムはこちら/
シルクのようになめらかな質感のアイシャドウ
パウダーとジェルが融合したような、軽く自由な質感のアイシャドウ。発色のよさも魅力。08は透明感のあるブラウンで、自然な陰影をプラスします。
見たままの発色を楽しめる単色アイシャドウ
ひと塗りでまばゆく発色し、光の効果で目もとが立体的に。プチプラだから、さまざまな色にチャレンジしやすいのも◎。ブラックはアイラインに、ピンクは眉下に使用。
どんな繊細ラインも描けるカラーアイライナー
極細の軸先でなめらかに描け、どんな繊細ラインも可能。リキッドのような濃厚発色も魅力。09はスモーキーなパープルで、今っぽくておしゃれな目元を演出します。
指先のように小回りがきくアイカラー用ブラシ
独自の半円型の筆先で、まるで指先のように小回りがきくから、ムラなくのばして、美しくぼかし、思い通りの目もとに。アイシャドウをライン使いしたい時にもおすすめです。
ボリューム&クリーン仕上げが1日中持続するマスカラ
ひと塗りで、濃く、太い印象的なまつ毛に。ダマになりにくく、ボリューム&クリーン仕上げが1日中持続します。
リップは「スモーキーカラーでふっくら」仕上げる
ローズやピンクなどの青み系リップがトレンドだった80年代。現代風にするには、青み系のスモーキーカラーにチェンジするのがおすすめです。
スモーキーなローズカラーをセレクト。ふっくら見せたいので、上唇の谷部分を少し浅めに描き、輪郭もナチュラルにぼかすと◎。
\使用アイテムはこちら/
ほんのりつやのあるクリアな発色のリップスティック
みずみずしく、ほんのりつやのあるクリアな発色。発色もよく、ひと塗りで美しさが続きます。208はスモーキーなローズで、どんなメイクとも好相性です。
完成!
目元の強さに80年代のエッセンスを感じつつ、スモーキーカラーでまとめることで、今っぽいメイクに仕上がりました!
80年代風メイクも、今っぽい色味にチェンジしたり、抜け感を意識したりすることで、濃くなりすぎずおしゃれな印象に。ご紹介したコツやポイントを取り入れて、春夏のトレンドメイクを楽しんでくださいね。
[あわせて読みたい記事]
>>【30秒で完了!パーソナルカラー診断】イエベ・ブルべ別、本当に似合うコスメ選び♪
>>プロが教える「眉毛の整え方&描き方」完全版♪カットの方法から描き方まで徹底解説!
photo:鈴木花美 model:麻井香奈(FLOS)
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
松井 レイ
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
ファッション誌や東京コレクション、女性雑誌の撮影にヘアメイクとして携わる。資生堂ではシーズンごとのビューティートレンド情報分析を担当。ヘアとメイク含めトータルでビューティーに携わり、「こなれ感」のあるメイクを得意とする次世代を担うアーティスト。
Instagram