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2024/01/12

【頭皮の乾燥】原因・ケア方法・おすすめアイテムを徹底解説!

【頭皮の乾燥】原因・ケア方法・おすすめアイテムを徹底解説!

頭がかゆかったり、フケが気になったり...。乾燥による頭皮トラブルに悩んでいる人、多いですよね。そこで、資生堂ヘアメイクアップアーティスト監修のもと、頭皮の乾燥の原因とともに健康的な頭皮を手に入れるための方法についてご紹介します。

<目次>

頭皮が乾燥する原因って? NG行動をチェック!

頭皮が乾燥する原因は、日頃の習慣にあります。まずは、頭皮乾燥を招いてしまうNG行動がないか、さっそくチェックしてみましょう!

1. 冷暖房の効いた部屋に長時間いる

冷暖房によって、室内の空気は思った以上に乾燥しているもの。長時間冷暖房の効いた室内にいると肌が乾燥するのと同様に、頭皮の水分も失われていきます。暑い夏場でも油断は禁物です!冬場はただでさえ乾燥しているのに、暖房をつけることでさらに乾燥してしまうため、頭皮の乾燥も進行しやすくなります。

2. 1日に何度もシャンプーをしている

フケやかゆみが気になるからといって、1日に2回も3回もシャンプーをしていると、頭皮の保湿に必要な分の皮脂まで失われて、余計に頭皮の乾燥を招いてしまいます。

3. 40度以上のシャワーで髪を流している

シャワーの温度が熱すぎると必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥する原因につながります。

4. 髪をきちんと乾かしていない

頭皮が濡れたままでいると、雑菌が繁殖しやすい状態に。雑菌が繁殖すると、頭皮のターンオーバーが正常に行われなくなり、頭皮の乾燥が起きやすくなります。

5. 食生活が乱れがち

頭皮は、食事の中で摂取した栄養素が血液中から運ばれることで健康な状態を保てるため、食生活が乱れてしまうと、頭皮の乾燥を招く原因に!

心当たりがあったら、まずはNG行動の見直しを! そして、次にご紹介する頭皮の乾燥対策を取り入れて、健康的な頭皮を育みましょう♪

頭皮の乾燥とフケの関係性って?

フケとは?

フケは、頭皮の角層がはがれたものに、汗、汚れがまざったものです。頭は毛髪が密生しているので、アカのようにはがれにくく、シャンプーやシャンプー後のお手入れが不足すると、フケとなって目立つようになります。

フケが出るのは頭皮の乾燥が関係ある?

フケには乾性のフケと脂性のフケがあります。

【乾性のフケ】
皮脂の分泌量が少ない人に多くみられるフケです。頭皮を乾燥させる条件が加わると、角層細胞を密着させる力が不足して角片が余分にはがれるため、さらさらとしたフケになります。

【脂性のフケ】
皮脂の分泌量が多い人にみられ、角片がふやけたような状態になり、しめった大きなフケがでます。この状態は、細菌が繁殖しやすく、細菌の分解物がかゆみや炎症につながりやすいので要注意です。

このように乾性のフケには頭皮の乾燥が関係しています。

頭皮の乾燥と抜け毛の関係性って?

頭皮の乾燥が直接、抜毛につながるという科学的根拠はありません。
頭皮は皮ふであると考えると、頭皮が乾燥、すなわち角層中の水分が減少して角層がめくれてはがれかけたような状態は、角層本来の機能であるバリア機能が低下している状態といえます。つまり、些細な刺激によって炎症が起こりやすい状態になっているのです。

また、頭皮のかゆみに関しては、乾燥というより、過剰な皮脂や汚れに起因することが多いと考えられます。かゆみ自体がすでに炎症の前兆・サインでもあり、かくことで頭皮を傷つけてしまってさらに炎症を悪化させて抜毛につながるということは十分起こり得ると考えられます。

頭皮(皮ふ)に炎症が生じると、その際放出される因子が毛の成長を妨げて抜毛やハリ・コシの低下につながりますので、頭皮に適度なうるおいを補って頭皮の炎症を防ぐようなケアをすることが重要です。

頭皮の乾燥を防ぐ方法&おすすめアイテム

頭皮の状態を良くするために、シャンプーの洗い方や髪の乾かし方、食生活など、今日からできる頭皮の乾燥対策を4つご紹介します。

1. シャンプー時に気をつけたいこと

シャンプー時は頭皮の乾燥につながりやすい要因が多いもの。頭皮の乾燥を防ぐには下記の3つのポイントを意識しましょう。

【POINT1】低刺激のシャンプーを選ぶ!

頭皮が乾燥している時は、頭皮への刺激をなるべく抑えたいもの。低刺激のシャンプーをチョイスして、乾燥で敏感になっている頭皮をやさしく洗い上げましょう。

【POINT2】指の腹を頭皮にあてて洗う!

シャンプーは直接地肌につけず、手のひらにとって泡立て、指の腹を頭皮にあてて洗うように心がけましょう。爪を立ててゴシゴシと洗うと、頭皮が傷ついてしまい、炎症が起きたり、ヘアケア製品による刺激を受けやすくなるなど、頭皮乾燥の原因になるので注意しましょう。

【POINT3】お湯の温度は約38度を目安に、しっかりすすぐ!

すすぎが足りないと頭皮にシャンプーや汚れが残り、頭皮の乾燥につながります。3分間ほどかけて、しっかり洗い流しましょう。また、髪をすすぐ時のお湯の温度は、38度程度のぬるま湯に。少しぬるいと感じるくらいが、頭皮にはおすすめです。

頭皮の乾燥悩みにおすすめのシャンプー
デリケートな頭皮をやさしく洗い上げるシャンプー

デリケートな頭皮を守りながら、刺激となる汚れや汗をやさしく除去し、なめらかに洗い上げる低刺激シャンプー。高保水性成分配合でリンスを使用しなくても、髪がきしまず、なめらかな仕上がりに♪

 

>>正しいシャンプーのやり方を詳しく見る


2. ドライヤーの長時間の使用はNG! 髪を乾かす時のポイント

髪を乾かす時に気をつけたいのは、乾燥を招く原因となるドライヤーのかけ方。温風を頭皮に当てる時間や、頭皮の距離を意識しながら、髪を乾かしましょう。

【POINT1】タオルドライでドライヤーの時間を短縮

タオルドライをして水気をふき取ることで、ドライヤーの時間が短縮でき、熱による頭皮のダメージを抑えられます。

【POINT2】ドライヤーは、髪から10センチ以上離す!

ドライヤーは、髪から10センチ(親指と人差し指を軽く広げた程度)以上離して使うことを心がけて。また同じ箇所に長時間熱を当てないように注意しましょう!

▶︎詳しい髪の乾かし方はこちらをチェック!


3. 血行を促し、皮脂分泌をUP♪ 頭皮マッサージ

頭皮の血行促進&皮脂の分泌を高めるために、頭皮マッサージを行うのも効果的です。しっかり湯舟につかって身体を温めてから、頭皮にうるおいを与えるような頭皮用トリートメントヘアトニックなどを使って行いましょう。

<頭皮マッサージの方法>

頭皮マッサージの方法

1.頭皮用のケアアイテムは、髪の根元に塗布して指の腹でしっかりなじませます。写真を参考に頭の真上から真後ろにかけて頭皮全体につけましょう。

2.爪を立てず、指の腹を使って頭皮全体を動かすようにやさしくマッサージします。

▶︎頭皮マッサージのポイントもチェック!

頭皮の乾燥を防いで頭皮マッサージできるアイテム
血行を促進し、乾燥を防ぐ頭皮用美容液

ヒアルロン酸にバラエキスなど、保湿成分をたっぷり配合! 乾いた頭皮にスプレーし、頭皮全体を動かすようにマッサージすることで血行が促されます。頭皮臭が気になる方にもおすすめです♪

 

マッサージですっきり。心地よく使える薬用育毛美容液

顔とつながっている髪ギワ3cmをマッサージ。ほどよい清涼感のあるローションが行き渡り、すっきりとした心地よさを感じられます。

ハリとコシのある髪を育てる、男性用薬用スカルプトニック

「毛芽」を活性化し、新毛の発生を促進する育毛剤。髪の細りを防ぎ、ハリとコシのある髪を育てます。朝晩1日2回程度、洗髪後などに水気をよくふきとってから頭皮をマッサージしましょう。

 

生体内薬用成分「アデノシン」配合。薬用スカルプトニック

バチバチと弾ける泡が、地肌を心地よくマッサージ。抜け毛を予防しながらしっかりとした髪に育てます。 気になる頭皮臭もしっかりカバー。
※効能効果:育毛、薄毛、かゆみ、脱毛の予防、毛生促進、発毛促進、ふけ、病後・産後の脱毛、養毛

 

髪の生育をたすけ、ぬけ毛、ふけ、かゆみを防ぐヘアトニック

洗髪後、水気を十分にふきとってから、適量を地肌にふりかけ、全体になじませるようにして指のはらで軽くマッサージ。清涼感のあるすっきりとした使い心地で、地肌をすこやかに保ちます。

 

4. 健やかな頭皮をつくる! おすすめの食品&食材

毎日のヘアケアと合わせて、バランスのいい食生活を心がけることも健やかな頭皮づくりに欠かせない要素です。健康的な頭皮をつくる「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)」、「血行促進」に働きかける食品・食材をご紹介します。これらを使ったバランスのいい食事を心がけることで、頭皮の乾燥が改善され、健康的な毛髪が生まれますよ♪

頭皮のターンオーバーを促す食品&食材

●ビタミンA
牛乳・乳製品、卵、鶏レバー、あんこう肝、うなぎ蒲焼、銀だら、ほたるいか

●カロテン(α・β)
にんじん、あしたば、モロヘイヤ、ほうれん草、西洋かぼちゃ、小松菜、大葉、パセリ、にら、ブロッコリーなどの緑黄色野菜

●β-クリプトキサンチン
温州みかん、干し柿、ポンカン、オレンジ、グレープフルーツ、干し柿、ポンカン

頭皮の血行を促す食品&食材

●ビタミンE
アーモンド、うなぎ蒲焼、はまち、マトン、モロヘイヤ、西洋かぼちゃ、ほうれん草、アボカド、ヘーゼルナッツ、植物油(ひまわり油、綿実油、米ぬか油、紅花油、大豆油、コーン油、菜種油、オリーブ油)

●ビタミンP
みかん・オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの柑橘類の内皮の薄皮、あんず、さくらんぼ、そば粉、そば茶、日本そば(そば湯も)

●ビタミンC
ピーマン(赤・黄)、ブロッコリー、芽キャベツ、カリフラワー、パセリ、ゴーヤ、高菜、大根葉、すぐき菜、しし唐辛子、京菜、からし菜、ケール、レッドキャベツ、さやえんどう、れんこん、じゃが芋、さつま芋、里芋、アセロラ、いちご、いよ柑、温州みかん、柿、ネーブル、はっさく、キウイフルーツ、グァバ、グレープフルーツ、パパイア、レモン


毎日のケアやアイテムを見直すだけで、頭皮の乾燥は改善されていきますよ。ぜひ参考にしてくださいね!

食材の監修:資生堂ビューティー&ヘルスアドバイザー中野 三津子さん


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●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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資生堂ヘアメイクアップアーティスト

資生堂ヘアメイクアップアーティスト

国内外における宣伝や広告、コレクションバックステージなどで日々活動する資生堂アーティスト。
世界中のお客さまを「美」を通じて幸せにするために、資生堂独自の美容価値を創造・発信しています。

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