【一問一答】マスクの時のヘアメイク悩みに!プロが教える簡単解決テク
マスクを着用していると、「湿気でまつ毛のカールが下がる...」「前髪がうねる...」など、マスクにまつわるヘアメイク悩みを感じている人も多いのでは? そんなちょっとしたマスク悩みの解決法を、一問一答形式でご紹介! 教えてくれるのは、資生堂ヘアメイクアップアーティストの寺田祐子さんです。
Q.マスクの湿気でまつ毛のカールが下がっちゃう...。どうしたらいいの?
A.ビューラーでしっかりまつ毛を上げたら、マスカラは根元にたっぷりとつけてカールをキープ!
まずはビューラーを使い、根元・中心・毛先と3段階に分けてしっかりカールをつけておくことが大切です。さらに、カールキープ力のある下地を使うと◎。
マスカラをつける時は、まつ毛の根元にブラシをあて、まつ毛を持ち上げるようにしながら毛先に向けてジグザグとブラシを動かしていくと、カールが下がりにくくなりますよ。逆に、毛先だけにマスカラがついていると、重みでカールが下がってしまうので注意してくださいね。
カールが下がりにくい! おすすめの下地&マスカラはこちら
まつ毛パーマのような上向きまつ毛を叶えるまつ毛美容液
マスカラの前に塗るだけで、まつ毛パーマしたような上向きまつ毛に! くせづけたカールが長時間戻りにくいから、マスク生活でのお悩みにも◎。
くるんとカールをロック。形状記憶するマスカラ
汗・皮脂でにじみにくいウォータープルーフタイプ。下向きまつ毛もカールアップさせるアーチ型コームを採用して、くるんと上向きカールをロックします。
Q.マスクのときも小顔に見せたい! シェーディングはどこに入れたらいいの?
A.おでこの生え際~ほお骨下、フェイスラインに入れるのが正解!
シェーディングは、マスクから出ている部分になじませればOK。ほお骨下、フェイスラインにふんわりと入れましょう。また、シェーディングの色選びは、暗めの色だとマスクの白とのコントラストで不自然に見えてしまうので、やや明るめの肌なじみのいい色を選ぶと、より自然に仕上がりますよ。
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ナチュラルに小顔見せできるチークカラー
マットな質感で落ち着いた表情を演出。シェーディングにもチークにも使える便利カラーです。
Q.マスクをして前髪を下ろしていると、なんだか暗い印象に...
A.前髪は、眉が透けるくらいに薄く下ろし肌の見える面積を増やすと◎!
眉毛を覆い隠すように前髪を厚く下ろすと表情が見えづらくなるため、重たく暗い印象に見えてしまうことも...。透け感のある薄めの前髪にすることで明るい印象へと変化します。思い切ってセンターパートにするのもおすすめですよ。
また、サイドの後れ毛は、出しすぎるとマスクのゴムに絡まってやつれた印象に見えやすいので、すべて耳にかけたほうがすっきりします。
Q.マスクをしてると、前髪のうねりが気になる...
A.オイル系のスタイリング剤をつけて、あえてしっとりさせるのがおすすめです♪
マスクによる湿気があるとサラサラストレートをキープするのは難しいため、オイル系のスタイリング剤をつけ、ウェットな質感に仕上げるのもおすすめです。また、半乾きの状態でやわらかめのワックスやミルクなどのスタイリング剤をつけてクセを活かすのも◎。
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スルスルなめらかな髪が続く洗い流さないトリートメント
傷んだ髪を補修し、スルスルなめらかな髪に。湿気に負けないさらさらヘアに!
お悩みを感じたときは、ぜひご紹介したさまざまな工夫を取り入れてみてくださいね。
photo:鈴木花美 model:藤井みのり、Luna
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。
寺田 祐子
資生堂ヘアメイクアップアーティスト
ファッション・ビューティ誌の撮影や、東京コレクションではヘアメイクを担当。シーズンごとのビューティーのトレンド情報分析を担当し、最先端のトレンドとリアルライフビューティーをつなぐヘアメイクの提案が得意。