2022年春夏は、「80年代風メイク」がリバイバル! でも、一歩間違えるとダサく見えてしまいがち...という心配も。そこで今回は、80年代風メイクを今っぽく見せるコツやポイントを交えながら、最新トレンドメイクのテクニックをご紹介。教えてくれるのは、資生堂ヘアメイクアップアーティストの松井怜さんです。
80年代風のポップでノスタルジックなファッションに注目が集まっている今シーズン。そんなルックに合わせて、メイクにも80年代の雰囲気を取り入れましょう!
太眉や濃いアイメイク、パープルやピンクなどの青み系カラーといった80年代要素を意識しつつ、抜け感を出したり、色味をスモーキーカラーにチェンジすると、ほどよく今っぽい80年代メイクを表現できますよ。
ベースメイクは軽やかに仕上げるのがおすすめ。厚塗りにならないよう、ツヤ感の高いアイテムをセレクトしましょう。
「SHISEIDO メーキャップ シンクロスキン ラディアントリフティング ファンデーション」6,600円 (税込)
(販売名:SHISEIDO シンクロスキン ラディアントリフティング ファンデーション)
光の効果で肌をいきいきと輝かせ、リフトアップして見せるファンデーション。ライトアジャスティングテクノロジーで、あらゆる光環境に適応し、小じわや凹凸の目立たない、なめらかでハリ感のある肌に導きます。
80年代のメイクといえば、「濃く太い眉」が特徴。とはいえ、そのまま再現すると野暮ったく見えてしまうので、「自然な印象の抜け感太眉」に変換するのが◎。
アイブロウペンシルで1本1本足りない所を描きます。眉の中央を濃く描き足し、最後に輪郭をぼかして軽やかな印象に。こうすることでしっかり眉に見せつつ、抜け感のある今っぽい眉に仕上がりますよ。
「SHISEIDO メーキャップ ブロウインクトリオ 02」3,300円 (税込)
(販売名:SHISEIDO ブロウインクトリオ)
極細芯のペンシル、パウダー、スクリューブラシが1本に。これひとつで、描く、ぼかす、なじませるができ、自然な美しい眉に仕上がります。
80年代は、ビビッドなピンクやパープルのアイシャドウにブラックのアイラインをしっかり入れた、ポップなアイメイクが主流でした。そんなアイメイクを現代風にアップデートするには、アイシャドウをスモーキーな青み系カラーにしたり、アイラインにカラーラインを使用し、抜け感とトレンド感を取り入れるのが効果的です。
1. 透明感のあるブラウン系のアイシャドウをアイホール全体と下まぶたになじませ、自然な陰影を与えます。
2. ブラックのアイシャドウをブラシにとり、目のキワに太めのライン状になじませます。ラインの終わりは、目尻より少し長めに描くと◎。
3. パープルのペンシルアイライナーで、先ほど描いたブラックのラインの内側にラインを描きます。
4. ピンクのアイシャドウを眉下(赤の点線部分)にふんわりなじませ、青みカラーのニュアンスをプラス。
5. 上下のまつ毛にマスカラをたっぷり塗り、バサバサっとしたまつ毛を演出。
「SHISEIDO メーキャップ ポップ パウダージェル アイシャドウ 08」3,080円 (税込)
(販売名:SHISEIDO ポップ パウダージェル アイシャドウ)
パウダーとジェルが融合したような、軽く自由な質感のアイシャドウ。発色のよさも魅力。08は透明感のあるブラウンで、自然な陰影をプラスします。
(左)「マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ BK922」550円 (税込)
(右)「マジョリカ マジョルカ シャドーカスタマイズ PK421」550円 (税込)
ひと塗りでまばゆく発色し、光の効果で目もとが立体的に。プチプラだから、さまざまな色にチャレンジしやすいのも◎。ブラックはアイラインに、ピンクは眉下に使用。
「SHISEIDO メーキャップ マイクロライナーインク 09」3,850円 (税込)
(販売名:SHISEIDO マイクロライナーインク)
極細の軸先でなめらかに描け、どんな繊細ラインも可能。リキッドのような濃厚発色も魅力。09はスモーキーなパープルで、今っぽくておしゃれな目元を演出します。
「SHISEIDO メーキャップ HANEN FUDE アイ シェーディング ブラシ」3,190円 (税込)
(販売名: SHISEIDO HANEN FUDE アイ シェーディング ブラシ)
独自の半円型の筆先で、まるで指先のように小回りがきくから、ムラなくのばして、美しくぼかし、思い通りの目もとに。アイシャドウをライン使いしたい時にもおすすめです。
「SHISEIDO メーキャップ コントロールカオス マスカラインク 01」4,180円 (税込)
(販売名:SHISEIDO コントロールカオス マスカラインク)
ひと塗りで、濃く、太い印象的なまつ毛に。ダマになりにくく、ボリューム&クリーン仕上げが1日中持続します。
ローズやピンクなどの青み系リップがトレンドだった80年代。現代風にするには、青み系のスモーキーカラーにチェンジするのがおすすめです。
スモーキーなローズカラーをセレクト。ふっくら見せたいので、上唇の谷部分を少し浅めに描き、輪郭もナチュラルにぼかすと◎。
「SHISEIDO メーキャップ テクノサテン ジェル リップスティック 410」4,400円
(税込)
販売名:SHISEIDO テクノサテン ジェル リップスティック
*価格は参考小売価格です(お店によって異なる場合があります)
なめらかでリッチな発色とうるおいがずっと続くリップスティック。410は大人っぽいグレイッシュなローズ。
目元の強さに80年代のエッセンスを感じつつ、スモーキーカラーでまとめることで、今っぽいメイクに仕上がりました!
80年代風メイクも、今っぽい色味にチェンジしたり、抜け感を意識したりすることで、濃くなりすぎずおしゃれな印象に。ご紹介したコツやポイントを取り入れて、春夏のトレンドメイクを楽しんでくださいね。
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photo:鈴木花美 model:麻井香奈(FLOS)
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