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2024/12/09

【アイシャドウブラシの選び方&使い方】アイメイクの仕上がりを格上げするコツ

【アイシャドウブラシの選び方&使い方】アイメイクの仕上がりを格上げするコツ

アイメイクをする時、なんとなく1本のアイシャドウブラシを使いまわしている...という人も多いのでは? じつは、アイシャドウを広めにぼかす、ライン状に入れる、ラメをのせるなど、用途に合わせてブラシを使い分けると、メイクの仕上がりがグンとアップするんですよ。

そこで今回は、SNSでも話題の資生堂のアイシャドウブラシを徹底解説。選び方から使い方まで詳しくご紹介します。教えてくれるのは、資生堂ヘアメイクアップアーティストの松井レイさんです。

教えてくれたのは...

資生堂ヘアメイクアップアーティスト
松井レイさん
シーズンごとのビューティートレンド情報分析を担当。「こなれ感」のあるメイクを得意とする次世代を担うアーティスト。
インスタグラムはこちら


<目次>

アイシャドウブラシを使うメリット

最近はアイシャドウを指塗りするのもトレンドですが、繊細に仕上げたい時やピンポイントで色やラメをのせたい時は、アイシャドウブラシを使うのが◎。また、色みをきれいにぼかすことができるので、アイメイクの仕上がりが格上げされます。アイシャドウパレットに付属しているブラシは小さいものが多いので、きちんとしたアイシャドウブラシを使用するのがおすすめです。

【資生堂のアイシャドウブラシ】選び方&使い方を紹介

資生堂の人気アイシャドウブラシ4本をピックアップ。それぞれの選び方と使い方を詳しく紹介します。

最初の1本におすすめ「NANAME FUDE」

丸みをもった斜め形状が特徴的なブラシ。アイホールのくぼみや下まぶたの細かい部分にもしっかりアイシャドウをなじませられます。

「NANAME FUDE」の使い方

アイシャドウブラシを最初に買うなら、「SHISEIDO メーキャップ NANAME FUDE マルチ アイブラシ」がおすすめ。まるで指で塗っているかのような感覚で使えるので、ブラシ初心者さんでも使いやすいはず。

広い部分にはブラシの面(全体)を使ったり、狭い部分には先端だけを使ったりと、さまざまな使い方ができます。

■HOW TO

HOW TO

上まぶたのアイホールにアイシャドウをなじませたい時は、ブラシの面(全体)を使用。ブラシの面積が広いので、サッと塗るだけで広範囲になじませられます。

HOW TO

下まぶたにアイシャドウをなじませる時は、ブラシの先端を使用。涙袋などの狭い部分にもぴったりフィットします。

締め色をしっかり発色させたい時は「HANEN FUDE」

独自の半円型の筆先で、指先のように小回りが利くのが特長。締め色を入れたい時やピンポイントで色をのせたい時にも重宝します。

「HANEN FUDE」の使い方

ブラシの密度が濃いので、アイシャドウをしっかり発色させられます。そのため、締め色を入れたい時や、ピンポイントで色をのせたい時におすすめです。

■HOW TO

HOW TO

半円型の小回りが利くブラシなので、目のキワに締め色を入れたい時などに◎。アイシャドウもきれいに発色します。

涙袋の影やラメを細くのせたい時は「KATANA FUDE」

画期的な刀型の筆先と安定して使えるハンドルが魅力。細いラインもグラフィカルな表現も通りに描けます。アイライナーブラシとしても使用できます。

「KATANA FUDE」の使い方

涙袋の影ラインを引いたり、ラメを細くのせたりといった細かい作業に最適。淡い発色になるので、涙袋の影も自然に仕上がります。

また、アイラインを引くのが苦手だったり、淡く自然なアイラインを引いたりしたい時は、ブラウンのアイシャドウを「KATANA FUDE」でライン状に入れるのがおすすめ。失敗なく自然なアイラインに仕上がります。

■HOW TO

HOW TO

ブラシが細いので、下まぶたのキワや目頭にラメをのせるなどの細かい作業にぴったり。

アイシャドウをライン状に入れたい時は「YANE HAKE」

ブラシの先端が屋根のようにとがった平筆型で、繊細なラインもドラマティックなラインも思いのままに描けます。眉尻をスッと整えたい時にもおすすめ。

「YANE HAKE」の使い方

アイシャドウをライン状に入れたり、アイラインを引いた後にぼかしたりする時に便利。「KATANA FUDE」よりも発色がくっきりするので、しっかりしたラインを引きたい時は「YANE HAKE」が◎。

「YANE HAKE」の使い方

上は、「YANE HAKE」を使用して引いたライン。下は、「KATANA FUDE」を使用して引いたライン。同じアイシャドウでも発色がこれだけ変わるんです!

■HOW TO

HOW TO

ブラシが横長なので、ラインを引いたり、引いたラインをぼかしたりといった、横にぼかす作業に向いています。また、ブラシの先端が細くなっているため、目尻や眉尻などの細かい部分にもぴったりフィットし、ラインの終わりをスッときれいに仕上げることも可能です。

アイシャドウブラシのメンテナンスも大切!

アイシャドウブラシは、常に清潔にしておくことが大切。使った後に簡単なケアや定期的な洗浄を心がけることで、ブラシのもちをよくしたり、アイメイクの仕上がりをより美しくしたり、肌トラブルを防いだりすることができます。手軽にメンテナンスできる専用のクリーナーもあるので、ぜひ取り入れてくださいね!

■おすすめクリーナーこちら

ふき取るだけでOKのお手軽ブラシクリーナー

ティッシュペーパーにクリーナーを吹きかけ、ティッシュペーパーの表面をブラシで数回なでるようにしながら汚れをふき取るだけでOK。速乾性に優れてベタつきが無く、ブラシのコンディションを整え、いつもフレッシュな状態に保ちます。


同じアイシャドウでも、ブラシを変えると、発色や雰囲気がガラッと変わります。ぜひ、用途に合わせてブラシを使い分けてみてくださいね。

▶今回モデルになってくれた美容部員maimaiのSNSもチェック。アイシャドウブラシを使ったメイク動画もたくさん配信しています!


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photo:鈴木花美 model:maimai(資生堂パーソナルビューティーパートナー)
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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