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気になる目元や口元の乾燥小じわ。今回はこの「乾燥小じわ」の原因と対策を徹底解説します!
*肌の断面図(イメージ)
乾燥小じわは、乾燥によって角層の保水力が低下し肌表面に細かいしわができてしまった肌状態のこと。
角層は、肌の最も外側にあるわずか0.02mmの細胞の重なりで、水分を保つ「保湿機能」、乾燥などの外的刺激要因を防ぐ「バリア機能」のはたらきを担っています。
私たちの肌は細胞の新陳代謝を繰り返しています。乾燥などのダメージを受けて肌のターンオーバーが早まってしまうと、うるおいを抱え込みきれない未熟な細胞が形成されてしまいます。そうなることで保湿機能やバリア機能が弱まり、ますます乾燥が進んでしまい乾燥小じわの原因に繋がってしまうのです。
特に乾燥小じわが起こりやすい目元は、ほおの皮膚に比べて1/3と薄く、皮脂分泌量が少ない特徴も。うるおいを保ちづらい一方で、表情を作るために動きが激しいパーツでもあるので、ダメージが深く刻まれてしまう要因にもなっています。さらに乾燥小じわは年代に関わらず20代でも発生する可能性があると言われています。
乾燥小じわは放っておかず、早めのケアが大切です。うるおいにあふれたなめらかな肌づくりをこころがけるために、毎日のスキンケアを見直してみましょう。
毎日のお手入れで取り入れたいアイテムは、肌にうるおいをしっかりとどめてくれるアイテムや、エイジングケア*¹アイテムです。上手に取り入れて乾燥小じわを防ぎましょう。ここからはお手入れの方法をご紹介していきます。 *エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいケアのこと
泡立ちがイマイチな洗顔料や洗い上りがさっぱりしすぎる洗顔料を選んでしまうと、肌を必要以上にこすったり、必要なうるおいや油分まで落としたりして乾燥の原因に。汚れをきちんと落としつつ、うるおいは守る洗顔料を使って乾燥を防ぎましょう。
また洗い方も要注意。洗顔料はよく泡立てて"ふわもこ泡"を肌の上で転がすようなイメージで洗います。指でこすらず、泡の弾力だけで洗うようなイメージです。特に目周りは皮膚が薄いのでやさしくいたわりながら行いましょう。
すすぎは流水で約1分を目安に、水かぬるま湯でていねいに! すすぎ残しがないか鏡でチェックしながら十分にすすぎます。すすぎ残しがなくなったらタオルで顔を軽く押さえて水気を吸い取るようにオフしましょう。
微粒子シルクが小じわの奥のメイク汚れや古い角層をすっきりオフ。うるおいのあるなめらかな素肌に導きます。クリーミーなコク泡が素早くつくれるのもうれしいポイント! *効能評価試験済み
肌に必要なうるおいを守りながら洗い上げるミルク状クレンジング。すすいだ後も保湿成分が肌にとどまり、しっとりとキメの整ったみずみずしい素肌に。さわやかなグリーンフローラルの香り。
乾燥小じわ対策は毎日の保湿ケアで行いたいところですが、みなさんは正しくできていますか? 使用量が少なかったり、手でパパっとなじませたりしていませんか? また、「ベタつくから」と乳液を使わない人も要注意です! まずは基本のお手入れから見直して、うるおいが逃げないための正しい保湿ケアを徹底しましょう。では、マスターしていきましょう! *エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいケアのこと
1.まず、化粧水や乳液は「適量*」を必ず守ることが鉄則 化粧水は500円硬貨大よりやや大きめにたっぷり、乳液は10円硬貨大よりやや大きめにたっぷりが理想の使用量です。*ブランド、商品によって異なりますので商品裏面やブランドサイトでご確認ください
2.肌全体に、まんべんなくなじませる 化粧水と乳液をコットンまたは手のひらにとり、肌全体にまんべんなくなじませます。「ムラなく、すみずみまで、ゆっくりていねいに」を意識して!
3.クリームでうるおいラッピング 化粧水・乳液で肌を整えた後、うるおい・美容成分を逃がさないためにクリームで肌をラッピングします。この時も肌全体にムラなくなじませましょう。
<乾燥小じわが気になる部分には> 乾燥小じわが気になりやすい目元・口元には特に入念に。顔全体になじませた後、コットンや手のひらに化粧水を少量つけ足したら、気になるパーツにうるおいを重ねづけしましょう。この時、肌を擦るのではなく、うるおいを置くようなイメージで。うるおいでじっくり肌をほぐして柔軟にしてあげましょう。
化粧水なのにまるでシートマスクした後のようにたっぷりうるおい補給してくれる人気にのプリオール。乳液は美容オイル級にうるおいを閉じ込めます。乾燥による小じわを目立たなくして、明るいハリとつやにあふれる肌へと導きます。
*エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいケアのこと
*つや・ハリ・透明感のなさ
無香料、無着色の低刺激設計でできているd プログラムの化粧水&乳液。エイジングケア*したい敏感肌さんにおすすめ。深いうるおいが層深部まで浸透し、乾燥による小じわを目立たなくします。肌あたりやさしいテクスチャーも◎。なめらかでハリつやあふれる美肌へと導きます。
*エイジングケアとは、年齢に応じたうるおいケアのこと
※効果評価試験済み
乾燥・ハリ・シミ予防*⁴などの肌悩みをまるごとケア。乾きやすい目元までうるおいある弾む肌へと導く化粧水&乳液。ほんのりフレッシュなローズの香りでお手入れも楽しく♪お求めやすく、使い続けやすいところも魅力のアクアレーベルです。
*美白化粧品は、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ
うるおって生命感あふれる「つややかで彩あざやかな肌」へ導く高機能エッセンスローション。まるで美容液のような濃厚テクスチャーの化粧液が、角層のすみずみまで素早く浸透。輝くような透明感と、うるおったなめらかな肌へ導きます。
基本のお手入れにプラスして、スペシャルケアを取り入れるのも効果的。「乾燥小じわ予防」と「しわ改善」に分けて、おすすめのケア方法やアイテムをご紹介します。
乾燥を繰り返す肌は、どんなに水分を与えてもうるおいを抱えきれない状態に...。基本のお手入れでうるおいを受け入れやすい肌環境に整えたら、集中的にうるおいを補給できる、「クリーム」や「オールインワン」、「美容液」をプラスするのが◎。まるでエステ後の肌のようなしっとり感を手軽に感じられますよ。
美容成分がすみずみまで行きわたり、内側から湧き上がるようなつやとうるおいが際立つ、ぷるんとやわらかな肌に導きます。みずみずしいテクスチャーなので、べたつきが苦手な方にもおすすめ。
1品5機能(化粧水・乳液・クリーム・美容液・マスク)。濃厚オイルがキメの奥までじゅわ~っと浸透*、ふんわり密封。エステ気分を味わえる、エイジングケア**のためのオールインワンです。乾燥や年齢を感じやすい目元、口元までしっかりうるおいます。
*角層まで
**年齢を重ねた肌にうるおいを与えるケア
化粧水の前、目元に「仕込む」ことで、アイゾーンがふっくら目映える目元用美容液。ワンプッシュでとろ~んとした美容液が出てくるので使用量も明確!まぶたを含む広範囲な目周りにめぐらせると◎。生きいきとしたハリと明るさのあるアイゾーンへ。
独自のイミューンジェネレーションREDテクノロジーTM搭載で美のめぐりを整えます。デリケートな目元の肌をうるおいで守り、乾燥による小じわの目立たない*ハリのある印象に。さらに、まつ毛にもつやを与え、くっきりとした目の印象へ。
*効能評価試験済み
目まわりのマッサージもスキンケアのついでに取り入れると◎! 皮膚が薄いので力を入れすぎて、肌に負荷を与えないように気をつけましょう。
眉頭の下のくぼみを押したあと、目周りを囲むようにすべらせます(×6回)。最後にこめかみを押します。
しっかり保湿をしても、目元や口元のしわが気になる...という人におすすめしたいのが、しわ改善効果のあるアイテムを取り入れること。そのひとつとして、話題の「純粋レチノール*」配合アイテムをご紹介します。
「純粋レチノール」はレチノール類で日本で唯一認可されたしわ改善薬用有効成分。細かく均一に分散させた「純粋レチノール」は素早く浸透し、全方位にアプローチ。うるおいで満たしながら、肌の奥深くからふっくらと持ち上げてしわができてしまった肌の生まれ変わりを促進し、目元・口元・首などのしわを改善します。 *レチノール
エリクシールの大人気リンクルクリームがリニューアル! 肌表面が硬くなり、肌奥へとしわが進行するメカニズムに着目。しわを改善する「純粋レチノール*⁵」を配合。ふっくら柔らかな肌へと導きます。気になる目元、口元、さらには首元にまでお使いいただけます。 *有効成分レチノール
スキンケアはもちろん、インナーケアにも力を入れると◎。ここからは、乾燥小じわ予防におすすめの栄養素や食材をご紹介します。
肌のターンオーバーが乱れると、古い角層がはがれずに肌表面に溜まって重層化し、ごわつきやすくなります。すると、乾燥小じわにもつながりやすくなるため、ターンオーバーを整える作用のある「ビタミンA・β-カロテン」を摂取するのがおすすめです。
■ビタミンA・β-カロテンを多く含む食品
・うなぎ
・にんじん
・かぼちゃ など
肌の一番外側にある角層は、外部刺激やストレスなどから肌を守る「うるおいバリア機能」の役割を果たしています。しかし、うるおいがなく乾燥した肌では、うるおいバリア機能が低下。それを防ぐためには、うるおいバリア機能を高める「セラミド」の摂取が効果的です。
■セラミドを多く含む食品
・こんにゃく
・ブロッコリー
・小麦胚芽 など
小じわを今すぐ隠したい...そんな時は、メイクでカバーしてしまいましょう! ファンデーションで小じわの溝を埋めてカバーするのでなく、ファンデーションの光効果で影を飛ばすイメージでメイクするのがコツ。また、ファンデーションが粉っぽいと溝に入り悪目立ちしてしまうので、パウダーよりもリキッドやクッションファンデで仕上げるのもポイントです。
下地はパール感のあるタイプのものを、ファンデーションはリキッドタイプやクッションタイプを選び、顔全体に塗り広げてツヤを仕込みます。ツヤが光を反射させることで、溝の影を飛ばし、小じわがなかったかのような肌を演出します。
肌表面の乱れとくすみを瞬時に補正し、ワントーン明るいツヤ肌に仕上げます。心地よい香りも◎!
まるでファンデーションを塗っていないかと錯覚するほど軽く素肌のような仕上がりなのに、乾燥小じわはもちろん、あらゆる肌悩みをカバー。使うたびにうるおうような保湿効果と紫外線などの環境ストレスからガードしてくれるプロテクト機能も。
さっと塗るだけで、乾燥小じわや年齢サインを自然にカバー。美容液のようになめらかにのび、ハリを感じる心地よい使用感で、明るい美つや肌が1日中続きます。ナチュラルな肌に見せたい方におすすめです。
特に目元は瞬きや表情の動きによって皮膚の伸縮が激しく、メイクが厚ぼったいことでより小じわが目立ちやすくなるので要注意。
まず、ファンデーションを手のひらに取ったら、指を使って両ほおに少し多めに置き、残りをおでことあご先に置きます。次にスポンジなどを使用して薄く塗り広げます。動きの多い目の周りはよれやすいのでファンデーションをつけ足さず、スポンジについた残りだけで仕上げると◎。
小じわが気になりがちな目の下は、指で軽く皮膚を引き上げ引きながら、しわに沿ってなじませると、肌にピタッとフィットさせながら薄づきに仕上がりますよ。
また、薄づきでキレイに仕上げたいなら、ファンデーションブラシを使うのもおすすめ。ブラシの毛先が肌の凹凸の細部までしっかりフィットするので、ムラなく均一に仕上がります。
一般の人が塗ったファンデーションとプロが塗ったファンデーションの仕上がりの違いを研究し、いかにプロに近づけるかを考え尽くされた化粧用具。目尻の小じわの凹凸や細部までをしっかりキャッチしてフィットするのでファンデーションがムラなく均一に仕上がります。ファンデーション崩れにお悩みの方におすすめです。
いかがでしたか? ご紹介した方法やアイテムで今日から乾燥小じわの目立たない、つるんとしたなめらか美肌を目指しましょう♪
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watashi+ 美容の情報編集部
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