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2024/02/29

【傷んだ髪のケア方法】洗い方から乾かし方まで正しいヘアケアをプロが指南

【傷んだ髪のケア方法】洗い方から乾かし方まで正しいヘアケアをプロが指南

ダメージヘアに悩んでいる人も多いのでは? もしかしたら、よかれと思って実践しているシャンプーやトリートメントの仕方、お風呂上がりのケア方法に問題があるのかも...。そこで今回はヘアメイクアップアーティストに傷んだ髪の正しいケア方法を教えてもらいました。

<目次>

髪の毛が痛む原因って?

髪の毛が痛む大きな原因は下記の3つが考えられます。当てはまる項目がないか、チェックしてみましょう!

✔︎シャンプーをしっかり泡立てずに洗っている

水分を含んだ髪は、キューティクルが特に傷つきやすい状態。しっかりとシャンプーを泡立てずに洗っていると、髪が摩擦されてしまい、ダメージを引き起こします。

✔︎ドライヤーで長時間乾かししている

タオルドライをしないで濡れた髪のまま長時間ドライヤーをかけると、熱と摩擦の両方が毛髪の刺激となってしまいます。キューティクルがはがれやすくなるだけでなく、ハリやコシが失われて、ゴワゴワした状態に!

✔︎紫外線対策をしていない

髪の毛も頭皮も、無防備なまま紫外線を長時間浴びると、日焼けしてダメージを受けてしまいます。髪の毛は、紫外線によってたんぱく質が壊され、もろく傷つきやすくなったり、赤茶けた色になったりするだけでなく、水分が奪われ乾燥が進行してしまうのです。

傷んだ髪をケアする方法①:正しいシャンプー&コンディショナー、トリートメントのやり方

傷んだ髪のケアをするには、正しいシャンプー&コンディショナー、トリートメントの方法をマスターすることが大切! おすすめアイテムもあわせてご紹介します♪

正しいシャンプー&コンディショナー、トリートメントの方法をチェック!

【POINT1】こすり洗いは厳禁! シャンプーの泡立て方
まず、ブラッシングで髪の絡まりをとり、ぬるま湯で髪全体を十分に流し、頭皮の皮脂や髪の汚れを落としましょう。
次に摩擦を防ぎ、頭皮の汚れを落としやすくするためも、手のひらでシャンプーをしっかり泡立てて。シャンプーにお湯と空気を含ませることを意識して混ぜると、もこもこの泡ができますよ。髪をこすり合わせてゴシゴシと乱暴に洗うのではなく、指の腹で頭皮を揉むように洗いましょう。

【POINT2】すすぎは3分を目安にしっかりと!
すすぎが足りないと頭皮にシャンプーや汚れが残り、トラブルの原因に。洗い流す時間のベストは3分。少し長く感じるかもしれませんが、清潔な頭皮を保つために意識していきましょう。
髪を洗う時は、38℃くらいのぬるま湯がおすすめ。熱いお湯だと必要な皮脂まで落としてしまい、頭皮が乾燥する原因となるので、ぬるめのお湯で洗い流します。一度流したあと、襟足や首の後ろなど、すすぎのこしやすい部分をもう一度ていねいに洗い流してくださいね。

【POINT3】コンディショナーは髪の中間から毛先にかけて重点的に
コンディショナーを使う時は、髪が傷みやすい中間~毛先につけるようにしましょう。毛先を中心に揉み込み、粗めのくしや手でとかしながら全体になじませて。
トリートメントやヘアマスクをする場合は、蒸しタオルで髪を包み、5分ほど放置すると◎。この5分の差で、なめらかな手触りになりますよ。コンディショナーやヘアマスクもシャンプーと同様、洗い残しがあると頭皮ダメージにつながる可能性が。ぬめり感がなくなるまでしっかり洗い流すことも忘れずに。

インバスで使いたい! おすすめシャンプー&トリートメント

傷んだ髪の毛もつややかに♪シャンプー&トリートメント

贅沢な泡がまろやかに包み込み、頭皮や髪をすみずみまで浄化するシャンプーと、ダメージなどの髪悩みを補修して極上のなめらか手触りに仕上げる美容エッセンスが配合トリートメント。愛されオーラに満ちた華やかな香りに癒される♪

 

傷んだ髪を集中ケアするヘアトリートメント

美容エッセンスとスクワランオイルを配合。ダメージなどの髪悩みを集中的に補修して、なめらかな手触りに仕上げます。

 

ぱさつきがちな髪をケアするシャンプー&トリートメント

アミノエッセンス(アルギニン)配合で、髪のダメージやキューティクルを補修。ぱさつく髪や毛先をケアして、しっとりまとめます。贅沢なばらの香りにうっとり!

 

傷んだ髪をケアする方法②:ドライヤーの正しい乾かし方

髪が乾くまでのケアも重要です。水分を含んだ髪は、キューティクルが特に傷つきやすい状態に。髪を乾かす時はタオルドライを十分に行うことと、根元から毛先の順にドライヤーをあていきましょう。

ドライヤーでの正しい乾かし方をチェック!

【POINT1】タオルドライでドライヤーの時間を短縮
タオルドライをして水気をふき取ることで、ドライヤーの時間が短縮でき、熱によるダメージを大幅ダウンできます。タオルドライする時は、髪をこするのではなく、タオルに挟んでやさしく押さえましょう。

【POINT2】根元→毛先の順番に乾かす
ドライヤーは、髪から10センチ(親指と人差し指を軽く広げた程度)以上離して使いましょう。まずは、髪の根元を中心に乾かします。根元に温風が行きわたるように、中に指を通して、髪を動かすようにするのがポイントですよ。半乾きの状態になったら、毛先まで乾かしていきます。乾いた後もドライヤーを当て続けてしまうと、髪が乾燥しパサつく原因になるので気をつけましょう! また、ブローをする場合は、髪が完全に乾いた状態でブローを始めると熱ダメージで傷んでしまいます。8~9割乾いた状態で行ってくださいね。

さらに洗い流さないトリートメントなどを使い、ドライヤーの熱から髪を守り、過度な刺激や摩擦を与えないように気をつけましょう。洗い流さないトリートメントは、髪の量に合わせたつけ方をすると、より効果的ですよ。

<髪の多い人は...>
濡れた髪の毛に洗い流さないトリートメントをなじませてから、ドライヤーで乾かします。さらに、洗い流さないトリートメントを少量重ねづけ。髪が広がりやすい中間から毛先部分を中心になじませると、ボリュームやパサつきを抑えてくれます。

<髪の少ない人は...>
半乾きor乾いた髪に洗い流さないトリートメントを少量重ねづけ。痛んだ毛先部分を中心につけ始め、徐々に手のひらの残量が少なくなっていくのを感じたら根元部分になじませると、サラッと軽い仕上がりに。

アウトバスで使いたい! おすすめヘアケアアイテム

なめらかな髪が続くヘアプロテクトエッセンス

傷んだ髪を補修し、スルスルなめらかな髪が続きます。

 

芯から輝くようなつやを与える洗い流さないヘアオイル

濃密なオイルが髪の1本1本をコーティング補修。傷んだ髪をなめらかに整え、芯から輝くようなつやを与えます。

 


傷んだ髪をケアする方法③:紫外線対策も重要!


髪も肌と同じように紫外線のダメージを受けるので、日ごろからUVケアをする必要があります。帽子などで紫外線を防ぐことが難しいシーンでは、事前に紫外線防止効果のある洗い流さないトリートメントやスプレータイプの日焼け止めをつけておくのがおすすめです!

髪にも使える! おすすめ紫外線ケアアイテム

全身に使える! 手軽なスプレータイプの日焼け止め

シューっとするだけで、手の届きにくい毛先や後ろ髪や、からだ・髪に使えるので、レジャーやスポーツ時にも◎。ファンデの上からも使えるので、塗り直しにもおすすめです。

 


傷んだ髪をケアする方法④:頭皮ケアも忘れずに!


ふんわりとした美髪を育むには、髪の土台となる頭皮を健康に保つことも重要です。髪と地肌をお湯ですすぎ、シャンプーをなじませ、泡立てた後、指をジグザグに動かしてマッサージします。生え際から後頭部、耳の後ろから後頭部、襟足から後頭部で徐々にずらしながら洗い、十分にすすぎます。皮脂量が多い頭頂部や前頭部は、よりていねいに洗い上げましょう。

地肌から毛先までしっかりケアをして、ツヤがあってみずみずしい美髪を手に入れてくださいね!


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photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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watashi+ 美容の情報編集部

watashi+ 美容の情報編集部

スキンケア&ポイントメイクの基本から、知って得するコスメの使い方、トレンド情報まで、美容で明日のキレイを叶えるサポーターとして、情報をお届けします。

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