美容の情報

2018/02/07

【専門家監修】コラーゲンを上手に取り入れるなら「生み出す力」が肝心!

【専門家監修】コラーゲンを上手に取り入れるなら「生み出す力」が肝心!

美と健康を気にする女性におなじみの、肌にも身体にも良いといわれるコラーゲン。より多く摂取すれば効果があると思いがちですが、重要なのは「コラーゲンを生み出す力」。コラーゲンの特徴を押さえて賢く取り入れれば、より効果が発揮されますよ。

多く取るだけではダメ!?コラーゲンの特徴とは

コラーゲンの減少グラフ

コラーゲンは体内で生み出され、ハリのある肌・丈夫な骨や血管・靭帯などを構成。組織を結合させたり、強度や弾力性を与えたりする重要な成分です。

ただしコラーゲンの産生量は、加齢や代謝の低下とともに減少。コラーゲン不足は、皮膚のシワやたるみ、動脈硬化、骨粗鬆症などを引き起こす要因になります。

コラーゲンをサプリなどで摂取すると、消化器官でアミノ酸・タンパク質に分解されます。その後、小腸で吸収され再合成されるため、摂取したものがすべて吸収されるわけではありません。

コラーゲンを増やす秘訣は、コラーゲンの摂取量を増やすのではなく、自ら「生み出す力」を育むこと。それが若々しさの鍵になるのです。

生み出す力を育むには「真皮幹細胞」にアプローチ!

コラーゲンの生成をサポートする野菜や果物

コラーゲンを生み出すには、コラーゲンを作り出す線維芽細胞の母体ともいえる「真皮幹細胞」を活性化させることがポイント。母体にアプローチすることで、良質なコラーゲンを作り続けることができます。

そのためには、毎日の食事でさまざまな栄養素をとることが大切。肉や魚などのタンパク質はもちろん、ビタミン・ミネラルを含む果実や緑黄色野菜をバランスよくとりましょう。

さらに効率的に摂取!コラーゲン配合製品を選ぶポイント

コラーゲンを選びたい女性

サプリやドリンクなどでコラーゲン製品を選ぶときは、ぜひ「吸収効率」をチェック。小腸で吸収されやすいよう、コラーゲン分子がペプチド化されている商品がおすすめです。

さらに、コラーゲンの合成・生成をサポートする成分が配合されているかどうかもポイント。その代表成分はビタミンCです。継続的に摂取するなら、合成原料のものよりも天然由来のビタミンCにこだわりたいところ。

その他にコラーゲンをサポートする成分として、「コエンザイムQ10」や「オルニチン」なども相性がいいと言われています。

続けるために、ライフスタイルにあったコラーゲンを上手にとりいれよう!

習慣化しやすいように、自分のライフスタイルに合ったコラーゲンを、無理のない価格帯で選びましょう。

気になるときに手軽に飲めるドリンクタイプは定番ですし、タブレットでいつでも忘れないように持ち運びやすいものも人気があります。コラーゲンケアは、とにかく毎日続けることが何より大切。近道はなく、毎日の習慣が結果的にあなたのキレイにつながります!

いつまでも健康的な美しさを目指し、目的に合わせたコラーゲン商品を見つけましょう。

お話を伺ったのは...
イメージコンサルタント・美容ライター(化粧品成分スペシャリスト)・松倉明日香
大手日系化粧品会社の元美容部員として数多のカウンセリングを行ってきた。現在は化粧品成分スペシャリストとして正しいスキンケア知識や方法を発信。多くの媒体でスキンケア記事の広告・監修・執筆も務める。
またメイクと色彩の技術知識ともに高く、自身が代表を務めるサロンでは"パーソナルカラー×似合うメイク"で多くの女性がより輝くためのイメージコンサルを行っている。「丁寧で分かりやすい、色とメイクでこんなにも変わることに驚き」と絶大な信頼と支持を受けている。

photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

この記事を読んだ人がチェックしているアイテム
この記事が気に入ったらシェアしよう
スキンケア大学

スキンケア大学

スキンケア大学では、ドクターやビューティーアドバイザー、管理栄養士の協力のもと、
信頼・安心できる情報をお届けすることで、健康な肌・美しい肌を保つ「お肌のための暮らし」を提案します。

この記事を読んでいる人は
これも読んでいます

記事を探す

悩みから探す
商品カテゴリーから探す
ブランドから探す