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2018/07/17

【生理周期で美肌対策】知らなきゃ損する女性ホルモンと肌の関係

【生理周期で美肌対策】知らなきゃ損する女性ホルモンと肌の関係

生理前になると肌の調子が悪くなる...女性なら一度は経験したことがあるのでは? 生理周期を司っているのは、ご存知「女性ホルモン」。この女性ホルモンの影響により、肌のコンディションはアップダウン...。そこで今回は、生理周期とスキンケアについて、資生堂研究員の合津陽子さんにお聞きしました。

生理周期による肌・心・身体の変化をチェック♪

女性の肌、心、身体の状態は生理周期に合わせて、約1カ月の周期で変動しています。そこには「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」というふたつの女性ホルモンの分泌が大きく影響しているのです。生理周期による肌の変化などについてグラフでチェックしましょう!

月経と肌

月経期(月経開始の週)

受精が起きないと、子宮内膜が血液とともに排出されます。心身の状態は不安定に。生理痛だけでなく、血液循環の悪さからむくみやだるさを感じることも。生理後半にさしかかると肌は安定してきます。

卵胞期(排卵前の週)

基礎体温が低温期にあり、女性ホルモンの中で卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が相対的に高く、心身がもっとも落ち着いた状態。肌にハリやツヤがあり、肌の状態は絶好調な時期。

黄体期(排卵後~月経前の週)

基礎体温が高温期に入り、女性ホルモンのプロゲステロン量が増え、眠気が強くなります。この期間は約2週間続き、疲れやすくイライラするなど、心身もあまりよい状態とはいえません。むくみや便秘といったことが起きやすく、人によってはPMS※症状が出る場合もあります。
肌はニキビができる、脂っぽい、肌荒れしやすいなど不安定な時期。人によってはほてりを感じることも。
※PMS(月経前緊張症候群):月経前にみられるむくみや頭痛、イライラ、眠気、だるさといった症状が複合的に現れる

このような女性ホルモンの変化によって、女性は毎月このサイクルを繰り返しながら生活しています。個人差もありますが、生理周期にあわせて肌や心身がどう変化していくのかを知っておくことは、女性にとって肌のためにも身体のためにも大切なことです。

新しいコスメを試すなら○○期♪ 生理周期に合わせたスキンケアを

生理周期によって肌の状態が変化するということは、その時の肌状態に合わせたスキンケアを行えば、肌トラブルを回避しやすくなるというわけ。
精神的に不安定な状態になる「PMS症状」も現れやすい「黄体期」は、通常、弱酸性にある肌表面が中性からアルカリ性へと傾き、さまざまな肌トラブルが現れます。さらに、ホルモンの影響でシミができやすかったり、血行不良でくすみやむくみも...。つい焦って「この肌荒れをなんとかしなくちゃ!」と、新しい化粧品を投入したくなりますが、肌が敏感になりがちなので、実は新しい化粧品を試すのにはあまり適していない時期! 「今は不安定な時期だから」と心に余裕をもち、できるだけ肌に負担をかけないように過ごしてみましょう。
逆に新しい化粧品を試すなら、卵胞期から使うのがおすすめ。肌が健やかな状態なら、化粧品の効果もしっかり感じられるはず! 

ホルモンバランスを整えて、美肌をキープ

肌のためにはホルモンバランスと上手につきあうことが大切。とはいえ、不規則な生活やストレスなどで生理周期やホルモンバランスが乱れてしまうことも...。正しい食生活や睡眠などをとることで、正常な状態に戻すようこころがけましょう。また、日々忙しい女性が抱えがちなストレスも大敵。少しでもリラックスして過ごせるよう、こんなことを試してみては?。

「香り」を使って不快な症状を和らげる

PMSのように様々な症状が複合している場合には、香りやマッサージで全身に働きかける方法はとても有効。実際に、ヨーロッパのアロマセラピーでは、セージやカモミールなどの香りが生理前の不快症状を和らげるとされ、昔から使われてきました。スイートオレンジの香りにも、不快症状の低減が認められています。

「マッサージ」の併用で効果アップ!

さらにマッサージとの組み合わせも、大きな効果が期待されます。月経前は血液の流れが悪くなりがちで、むくみやくすみを感じやすい時期。マッサージで血行をよくするだけでなく、そのケアしている時間を心や肌と向き合うリラックスタイムにできるといいですね。
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周期的に訪れる不快な症状。なんとかしなきゃ! と頑張りすぎずに、自分の生理周期や肌、心や身体の変化を把握しましょう。「今の時期はこうだから」と意識した上で、香りやマッサージを上手に生活に取り入れ、乗り切ってくださいね。

参考文献:資生堂ビューティーソリューション開発センター 著「化粧セラピー 心と身体を元気にする新しいちから」(日経BP社)

photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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資生堂研究員

資生堂研究員

研究員

資生堂の研究開発は1916年に始まり、品質と安全を最優先に、最新の皮膚科学と処方開発技術に基づいて開発を実現してきた。世界中の化粧品開発者が目標にする研究発表会「IFSCC」では、世界最多の受賞。
http://www.shiseidogroup.jp/rd/

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