いつもの化粧品なのに違和感を感じたり長時間紫外線にあたって肌がむずがゆくなったり、突然起きる、肌の不調。この敏感肌状態は不定期で訪れるため、特にケアもせずなんとなく嵐が過ぎるのを待つ…という人も多いはず。しかし大人の女性たるもの、肌はいつもキレイでいたいですよね!そこで今回は、このような「敏感肌」を改善するための方法をご紹介します。
ピリピリ、ムズムズ…。敏感肌は治るの?

敏感肌とは、一言でいうと「肌がさまざまな状態に対して感受性が高まった状態」を指します。原因は人それぞれ違い、また現れる症状もひとつではないのが特徴です。特に肌が乾燥し、かゆみやひりつきを感じたり、湿しんやかぶれ、赤みが生じたり吹き出物ができるといったものが多く見られます。
そんな敏感肌を改善する近道は、肌のバリア機能をアップさせること!バリア機能は肌表面の角質層と呼ばれる部分が外部刺激から肌を守ろうとする機能。しかし敏感肌状態の人はこの働きが弱まっているため、肌のバリア機能を強化させるケアを行うことで敏感肌の症状をやわらげることが可能になります。
敏感肌に最も大事なことは、ズバリ
「保湿」!

敏感肌の症状をやわらげるためには、肌のバリア機能アップが必須条件ということがわかりましたが、具体的にはどんなことをすれば良いのでしょうか?
毎日きちんと行ってほしいのが、「保湿」。敏感肌は肌表面の水分量や水分をキープする力が低下し、乾燥しやすい状態になっています。そのため、まずはスキンケア製品でしっかりと肌にうるおいを与えることが重要です。
その際、洗顔後できるだけ早く行うのがポイント。洗顔や入浴後の肌は水分量がどんどん減少してしまうので、少しでも早く保湿してあげるのが大切です。ただし、敏感肌はさまざまな刺激に弱い状態にあるため、使用する化粧品は低刺激性のものを選びましょう。
すこやか肌をキープするための
敏感肌ケア3か条

敏感肌ケアの基本は保湿ですが、これだけでは健康的な肌を手に入れるためには物足りない!さらにすこやかな肌を目指して、意識すべき3つの敏感肌ケアポイントをご紹介します。
1)洗い過ぎに注意!
汚れや汗が残っていると肌に負担を与える原因になってしまうので、毎日の洗顔はスキンケアの基本。しかし敏感肌は、肌が乾燥に傾いている状態なので、やさしく洗うことが大切です。肌をゴシゴシこすったり何度も洗顔すると、肌に必要なうるおいまで奪ってしまうので注意しましょう。
2)洗顔時の温度にも気を付けよう
熱いお湯で洗うと汚れが取れそうな気がするかもしれませんが、洗顔時のお湯は、ぬるま湯がベスト。体温より少し低いくらいが最も刺激が少なく、汚れも落ちやすい温度です。
3)紫外線対策は念入りに
肌が敏感な状態のときは、できるだけ肌に触れずに刺激を与えないことが大事ですが、紫外線対策はしっかりと行うべき。紫外線は肌荒れを悪化させる原因になるので、外出時は日焼け止めを必ず塗り、帽子やサングラスで顔周りをガードするのもおすすめです。
敏感肌は適切なケアにより改善することが
可能!
敏感肌サインが出てきたら、
「またか…」と諦めずに敏感肌ケアを行って、
一日も早く元気な肌を取り戻しましょう!