乾燥肌が悪化すると敏感肌に!?
意外とやりがちな間違い乾燥肌
対策3選

かゆみや粉ふきといった不快な症状を引き起こす、乾燥肌。季節や体調のせいだと思って放置している人がいたら、今すぐ対策を!実は、乾燥肌は、悪化すると敏感肌になる可能性があるのです。そうならないためにも、乾燥肌から予防することが大切。スキンケア習慣を見直して、乾燥肌を卒業しましょう!

カサカサ、粉ふき…。乾燥肌はなぜ起きる?

乾燥肌とは、肌の水分保持力が低下した状態。うるおいを保てなくなると、肌の最も外側にある角層がカサつくだけでなく、乾燥による小じわを引き起こす原因にもなります。

そんな乾燥肌の原因として真っ先に思いつくのは、寒さによる湿度の低下だと思いますが、その他にも多くの乾燥要因が生活のなかには潜んでいるのです。例えば、睡眠不足や紫外線、体調不良や栄養バランスの乱れといった生活習慣によるものから、ストレスも乾燥の一因に。

これらのことから、乾燥肌は冬だけでなく一年中気を付ける必要があることがわかりますよね!

乾燥肌が悪化すると敏感肌になるって
ホント!?

肌が乾燥することで起きる症状は、カサつきや小じわだけではありません。乾燥した肌はターンオーバー(肌の生まれ変わり)に一時的な不調が起きるため、未熟な角層細胞がどんどん作られてしまいます。

では、角層細胞が未熟だと肌にどんな影響があるのでしょうか?皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ保湿機能や、外界からの刺激から守ってくれるバリア機能が十分に働かなくなるため、肌の乾燥がますます進み、乾燥の悪循環に陥ることに…… 。

そして本来の機能が低下した肌は少しの刺激にも敏感になってしまうので、この状態が長く続くことで敏感肌になってしまうというわけなのです。

その思い込み、正します!やりがち乾燥肌予防

一言で乾燥肌予防といっても、正しい方法となると自信がない人も多いのでは?ここからは、意外に多い乾燥肌対策の思い込みをご紹介。間違った対策は乾燥肌を悪化させる原因にもなりかねないので、今すぐ正しましょう!

1)「スキンケア製品の保湿力の高さと刺激の強さはイコール」は間違い!

肌にマイルドな使い心地のスキンケア製品だからといって保湿力も弱いというわけではありません。効果が高いうえに安全性もしっかり保証されている製品も多くあるので、乾燥により肌が敏感になっているときは低刺激性のものを選びましょう。

2)「セラミドが入ったスキンケアを使っていればOK」は要注意!

近年、乾燥肌対策に効果的だとして耳にすることが増えた、セラミド。セラミドとは、肌の細胞と細胞を繋ぎ合わせている「細胞間脂質」に含まれている成分。肌の水分保持に欠かせない成分のひとつですが、スキンケアをセラミドだけに頼るのは避けたいところです。なぜなら、それだけでは乾燥肌や敏感肌改善には物足りないから。

乾燥肌や敏感肌は、肌のバリア機能が乱れている状態にあります。そしてこのバリア機能の形成に最も重要なのが、CEです。CEとは、肌の最も外側にある角層細胞のひとつひとつを包む丈夫なたんぱく質の袋のようなもので、そもそもセラミドも、成熟したCEという足場があってこそ形成される成分。つまり、このCEが成熟しているかどうかこそが、バリア機能の状態を左右するというわけなのです!

そんな時、「セラミド」などの細胞間脂質へのアプローチだけではなく、角質細胞一つ一つまでも考えて肌のバリア機能を整えてくれる敏感肌スキンケア製品を取り入れるのがおすすめです。

3)「どんなときでも、スキンケアは絶対コットン使用」はNG!

乾燥が進んで肌がヒリヒリしたり赤みを帯びたりしているときは、肌が敏感になっている証拠。化粧水や乳液をコットンで塗布するのが好きな人も多いと思いますが、敏感肌にはコットンも刺激になる可能性があるので、そのような場合は手のひら全体でスタンプを押すようにスキンケアをなじませるようにしましょう。

肌を乾燥させないために、生活のなかで
できること

乾燥肌を予防するためには、こまめな保湿と肌を清潔に保つことが基本の対策。洗顔は朝と夜の2回、ゴシゴシこすらないようにやさしく洗い、洗顔後はできるだけ早めにスキンケア製品で保湿し、角層からの水分蒸発を防ぎましょう。

上記の基本ケアに加えて、肌を乾燥させない生活習慣を心掛けることも大事です。乾燥を助長する暖房やエアコンにあたり過ぎない、入浴などで血行を促進して肌の細胞に栄養を行き渡らせやすくするなどを心掛けると良いでしょう。

また、美肌効果が期待できる「D-アミノ酸」を積極的に摂ることもおすすめ。資生堂の調査では、「D-アミノ酸」を摂取した3カ月後に「くちびるの乾燥」「目のまわりのシワ」「肌のツヤ」に改善が見られたそう!チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)や納豆、黒酢などの発酵食品、アボカド、トマト、バナナなどに多く含まれているので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

カサカサ肌は見た目が気になるだけでなく、
敏感肌にも繋がりかねない症状!
日頃からの乾燥を予防して、
敏感肌対策を行いましょう!

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