週5日、5時間以上着用!多くの人の必需品になった
マスク
コロナウイルス対策としてはもちろん、これから真冬にかけてはインフルエンザや風邪予防などまたマスクが手放せなくなりそうです。
実際に、資生堂の調査によると約70%の人が週5日、5時間以上マスクを着用していることが分かりました。もはや「顔の一部」といっても過言ではないほど、マスクと長い時間を共にしていることが分かりますね。
マスク肌荒れの新発見①マスクの内側は常に季節の変わり目状態!

マスク着用の時間が増えるにつれ、増加しているもののひとつに「肌荒れ」があります。
これまでも、本サイトではマスクによる肌荒れについて原因や対策を紹介してきましたが、ここへきて資生堂による新たな発見がありました。
1つ目は、マスクは着脱時だけでなくマスクの内側でも絶えず湿度変化を受け続けており、マスク内は常に季節の変わり目状態だということ。急激かつ短時間で小刻みな湿度変化を繰り返すことによって、肌のバリア機能の形成と保湿機能がダメージを受け「肌荒れ」が起こりやすくなっているのです。さらに、マスク着用によって皮膚の温度が高くなることで皮脂量が増加。過剰な皮脂量によってニキビ もできやすくなります。
とくに、外気の温湿度が低い秋冬のマスク使用は、肌にとって夏よりもさらに過酷な環境。温湿度の差が大きいため肌状態が揺らぎやすく、肌荒れに繋がりやすい季節といえそうです。
マスク肌荒れの新発見②摩擦はメイクだけでなく
スキンケアまで落とす!

2つ目の発見は、ベースメイクがこすれによるスキンケア落ちを低減すること。
食事でマスクを外したり会話でマスクが動いたりすると、マスクが肌にこすれてファンデーションがマスクに付いたりメイクが崩れたりしますよね。そのため、ベースメイクをせずに素肌で過ごす人もいると思いますが、むしろマスク着用時こそベースメイクをするべき!
「ベースメイクは肌を美しく見せるためのものだから、マスクをしていれば必要ないのでは……」と思う人も多いかもしれませんが、ベースメイクの役割はそれだけではありません。マスクをつけると、数時間でも着脱などのこすれによってスキンケアが落ちてしまい、マスクに付着してしまうことが資生堂によって発見されましたが、ベースメイクをすれば、マスクを着用しても朝行ったスキンケアを肌のうえでキープできることが明らかになったのです。
マスクのこれすによるスキンケア落ちを防ぐためには、スキンケアの上からベースメイクを行うことが大事だったのですね!
- 参考
- ㈱資生堂プレスリリース
マスクによる肌悩みはこれで解決!刺激から肌を守る方法

長期に渡るマスク着用で過酷な状況にさらされている肌。守るためには、保湿ケアだけでなく、まず外からの刺激から肌を守る役割をする「バリア機能」を整える必要があります。肌を守りながら育み、美肌をつくるためのバリア機能を整えるスキンケアアイテムを使って、マスクをつけても肌荒れしにくい肌づくりをしていきましょう。
そして、スキンケアを行ったら、ベースメイクも忘れずに。スキンケアした肌の上にフェイスパウダーなどのベースメイクを行うことがおすすめです。
マスクにメイクが付着するのが気になる人は、マスクにつきにくいベースメイクアイテムを選んだりノーカラーのフェイスパウダーを使うと良いでしょう。肌荒れが気になる人には、低刺激で薬用タイプのベースメイクアイテムがおすすめです。マスクによるスキンケア落ちを防ぎながら、肌荒れケアも叶いますよ!
まだまだ続きそうなマスク生活。
せっかくなら、マスクをしていても健やかな肌で快適に過ごせるようにしたいですよね!ベースメイクを上手に取り入れて、マスク肌荒れを防ぎましょう。