でき方や原因が違う!思春期ニキビと
大人ニキビの違い
ひとつできるだけでも憂鬱なニキビ。実は10代〜20代前半にできる思春期ニキビと、大人になってからできるニキビには「似て非なるもの」なのです。
まず違うのは、ニキビができる原因。思春期ニキビが脂性肌や過剰な皮脂分泌によって発生する一方で、大人ニキビのできる肌は乾燥していて、生理周期やホルモンバランスの乱れやストレスが原因になることが多いのが特徴です。
次に違うのは、ニキビができる場所。思春期ニキビは顔全体にできますが、大人ニキビは頬、口周り、あごにできやすいという違いがあります。
その他にも、思春期ニキビは春〜夏にかけてできることが多いですが、大人ニキビは一年中できるという違いがあるなど、一口にニキビと言っても思春期ニキビと大人ニキビはこれほどまでに違っているということがわかりますよね。
大人ニキビの原因はコレ!
原因を把握してきちんと対策

大人ニキビは、身体のリズム(性周期など)と同調してできやすく、体調不良によるホルモンバランスの乱れでも発生します。ニキビのできやすい肌は、バリア機能が低下し、肌の抵抗力も弱まっていることが多く、不安定な状態です。また、精神的、身体的ストレスによる皮脂分泌でもニキビができる場合があります。
1)肌状態の特徴

- ほお・口のまわり・あごに単発的にできやすい。
- どんな肌質にも見られる。
- 20代以降。
- 年間を通じて。
- ストレスや体調不良、生理の前に悪化しやすい。
2)どんなふうにお手入れすればいいの?
まず、ニキビのできている部分は化粧品の使用は避けましょう。炎症を起こしたり、化膿して痛みを感じる場合には、皮膚科専門医に相談してください。
大人ニキビを防ぐには、思春期の過剰な皮脂分泌によるものとは異なるため、過度な洗顔は状態をさらに悪化させるので注意しましょう。ニキビ用美容液、収れん化粧水などで皮脂や皮ふ温を上手にコントロールし、肌をひきしめるお手入れを取り入れて。できているニキビ指先で触れたり、つぶしたりすると化膿したり跡が残りやすくなるので、いじらないようにします。肌に触れるものはいつも清潔に保ち、ニキビの悪化を防ぎましょう。
食べて肌づくり、内面美容のおすすめは?
バリア機能の低下による毛穴のつまりを防ぐためにバリア機能を整えるセラミドや、肌の生まれ変わりを整え、ニキビの炎症を防ぐためにビタミンAを摂るとよいと言われています。皮脂分泌を適正に保つビタミンB2、ビタミンB6と皮脂分泌を調整するローヤルゼリー、糖質の代謝に必要なビタミンB1も。またストレスによるバリア機能の低下を防ぐためにビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCも積極的に摂るとよいそうです。
ニキビケアは、ニキビの原因を見極める
ことから!
原因に合ったニキビケアを行って、
ニキビ跡の残らない肌をめざしましょうね♪