春先の肌はデリケート!
春が肌荒れしやすい季節の理由とは?
毎年春になると肌の調子が悪くなる……という経験があるなら、その原因は肌のバリア機能の低下かもしれません。
冬を過ごした春先の肌は、乾燥などにより肌のバリア機能が低下して外からの刺激を受けやすくなっている時期。そんな弱っている敏感状態の肌に花粉といったアレルゲンが触れると、肌への侵入を防ぎきれず肌荒れに繋がってしまうというわけなのです。
というのも、バリア機能が低下した肌は普段は反応しにくい物質にもアレルギーを起こしやすくなっている状態。鼻水や目のかゆみといった花粉症の自覚がない人でも、春になると肌荒れしてしまうのはこういったことが理由なんですね。
脱・肌荒れ!間違いスキンケア習慣は
今すぐ改善を

肌が敏感に傾いていると思ったとき、スキンケアを見直すという人も多いはず。しかし、間違ったお手入れは肌荒れ悪化の原因になりかねません。ついやりがちなNGスキンケア習慣と正しいケアの方法をご紹介します。
肌が敏感に傾いていると思ったとき、スキンケアを見直すという人も多いはず。しかし、間違ったお手入れは肌荒れ悪化の原因になりかねません。ついやりがちなNGスキンケア習慣と正しいケアの方法をご紹介します。
汚れが早く落ちそうなので、熱いお湯で洗顔する
カサカサ、ピリピリして敏感な肌状態のときは、短時間でスキンケアを行ったほうが良いと思いがちですが、実はそんなことはありません。資生堂の調査によると、スキンケア時間が短い人ほどお手入れ中に肌負担を感じているという結果が出ています。肌状態に合ったスキンケアアイテムを使いながら、肌の調子がイマイチなときほどじっくり肌と向き合う時間を持ちましょう。
肌に浸透させたくて強くこする
肌荒れしているときは、少しでも早く健康な肌を取り戻したいと思うもの。そんな気持ちから、スキンケアの際に化粧水やクリームをギュッと肌に押しつけたり、こすったりしてはいませんか?ただでさえ肌は刺激に弱いのに、肌が敏感な状態のときに刺激を与えるのは尚更NG!押し込む、叩くといった肌に触れる力が強いほど肌に負担がかかるので、化粧水などは手のひらで包み込んで温めるように付けると良いでしょう。
春先の敏感肌を改善するためのスキンケアポイント

肌荒れ時のスキンケアは、「とにかく刺激を与えないこと」が大事だということがわかりましたが、ここでは春先の敏感肌を改善するため心掛けるべき、スキンケアのポイントをご紹介していきます!
まずは、何よりもアレルゲンをシャットアウト!
花粉の時期にはマスクが手放せないという人も多いと思いますが、マスクから出ている頬やおでこなどには、花粉を始めとする多くのアレルゲンが付着しています。機能性コスメを使ってメイクをしたり、マスクを付ける前に空気中のアレルゲンから肌をブロックしてくれるスプレーをしたりと工夫して、アレルゲンをシャットアウトしましょう。
アレルゲンが増加する時期、落とすケアが大切に
春先は花粉といったアレルゲンの増加に加え、気温が上昇して汗をかきやすくなる時期でもあります。ベタついた肌は細菌が繁殖しやすくなり、さらなる刺激の原因となるので、洗顔は1日2回、朝晩きちんと行うようにしましょう。
また、洗顔後も大事なポイント。タオルで顔を拭くときは摩擦が起こらないよう、やさしく押さえるように拭くことで肌の水分蒸散量が抑えられることがわかっています。
炎症や赤み解決のために、念入りな保湿を!
敏感な状態になっている肌は、赤みや炎症、乾燥を引き起こしやすくします。その大きな原因となるのが、保湿不足です。保湿成分や肌の水分が蒸発するのを防ぐ成分が配合された乳液やクリームで、うるおいを守りながらしっかりと保湿をしてくれる化粧品を使ってお手入れをするようにしましょう。
肌荒れ改善は、毎日のスキンケア習慣から!
間違った習慣は今すぐ直し、
正しいスキンケア習慣を
積み重ねて
キレイな肌を目指しましょう!