資生堂研究所から、さまざまなジャンルの専門家が集結。洗顔後に肌負担を感じるという、「敏感肌」の女性15名の普段のお手入れを観察し、やりがちなスキンケアをジャッジします!
短時間で終わらせる
時間経過によって負担も変化するんです
スキンケアで心地よさを感じていますか?ゆっくりお手入れをすることで心地よさが感じられ、肌にも心にも良い影響をあたえることができますよ。ちなみに、お手入れのテンポは脈拍と同じ位がおすすめです。

肌負担感研究者
武岡永里子氏
スキンケア塗布時間が長い人ほど、
お手入れ中の負担感を感じていない!
肌をこすってしまう
早く肌に浸透させようと強めにこするのはNG!
今回実験した15名は、スキンケアを手に取ると、直ぐに「押し込む」「叩く」をくり返していて、1分間に平均86回もこすっていました。 測定した結果、肌に触れている力は強くなっており、肌に負担がかかっていることがわかりました。

感性感覚研究者
斉藤直輝氏
強めにこすると肌に負担がかかるのでNG!
リラックスしていない
お手入れのやり方次第でリラックスできます!
お手入れ中の15名の心の負担度を測定してみたところ、暗算するのと同じくらい※心の負担を感じていることがわかりました。お手入れはやり方次第でリラックス感を得られます!負担のないお手入れで、毎日気持ちよく過ごしましょう!
※急性ストレス測定として広く用いられている暗算課題により、被験者にランダムな3桁の数字を連続で足し続けてもらうというストレス負荷を与えた。

心理研究者
岡部みゆき氏
お手入れで気持ちをリラックスさせることができる。
敏感肌の正しいお手入れ法
敏感肌こそ「こすらない・急がない・肌負担を感じない」お手入れがおすすめです。そのためには「優しく・ゆっくり・心地よく」お手入れすることが大切です。

美容法研究者
野水千枝子氏