もしかして敏感肌?夏の終わりに出やすい
敏感肌症状と原因
季節の変わり目に肌荒れが気になったり、なんとなく化粧ノリの悪さを感じたりする……。そんなふうに感じたら、普段は問題がないものの体調や季節などの影響を受けて肌荒れや乾燥が気になる、「敏感肌」の状態になっているかもしれません。
「敏感肌」とは、環境の変化や生活リズムなどによって肌が敏感に揺らぎ、急な肌荒れを繰り返しがちな状態。症状は色々ありますが、夏の終わりは、夏の間に浴びた紫外線ダメージが蓄積して肌がカサカサ、ゴワゴワしたり、ニキビや吹き出物ができて肌荒れしたりといった肌トラブルに悩まされる人が多いのではないでしょうか。
これらはすべて、肌のバリア機能が低下してしまっていることが原因。肌に優しいアイテムで朝晩保湿中心のスキンケアを行い、バリア機能を強化することが大事です。
季節の変わり目による肌荒れは化粧品の
見直しどき
肌荒れが気になった時、スキンケアアイテムを変える人は多いと思いますが、実はベースメイクの化粧品を見直すのも、健やか肌への近道。とくに肌全体に直接つけるファンデーション選びは重要です。乾燥しがちな敏感肌には、保湿力の高いものや肌に優しい成分が配合されたファンデーションがおすすめ。日中の肌を美しく見せながら同時に外からの刺激から守ることができます。
また、ファンデーションには春夏・秋冬用というように、季節によって分かれているタイプもあります。肌がベタつきがちな春夏用はサラリと軽い質感、乾燥が気になる秋冬用はしっとりうるおう……というように、季節ごとの肌に合わせた付け心地や仕上がりになるように作られているので、季節の変わり目はファンデーションの見直しどきと覚えておくと良いかもしれません。
また、見逃しがちながら大事なのが、スポンジの見直し。せっかく肌に優しいファンデーションを使っていても、それを塗る道具が汚れていては雑菌が繁殖してしまいます。肌荒れが悪化しないよう、キレイに洗って使用したり、こまめに取り替えたりするようにしましょう。
肌に優しいファンデーション選びに役立つキーワード4選

肌荒れや敏感肌の症状が気になる時、肌に優しいファンデーションが良いのは分かるけれど、具体的には何を目安に選べば良いのでしょうか?ここでは、「肌に優しいファンデーション」と言われる際によく目にする、4つの言葉について説明します。たくさんの商品があるので、自分の肌悩みに合っているか確認して使うようにしましょう!
薬用
薬用有効成分が配合されている化粧品のこと。肌悩みの予防やケアをしてくれます。
ミネラル
天然の鉱物が配合されている化粧品。
無添加
ある種の成分を配合していない化粧品。
医薬部外品
医薬品と化粧品の中間に位置し、医薬品的な効果が認められるとしてメーカーが厚生労働省に申請して許可されたもの。
季節の変わり目による肌荒れが気になったら、
化粧品の見直しどきサイン。まずは自分の肌を
知り、見極めることが大切です。そのうえで、
肌悩みに合ったファンデーションを
選ぶようにしてみましょう!