乾燥、花粉……3月は1年で最も肌荒れしやすい季節!
各地で桜が咲き始めるなど、日増しに春らしさを感じられる3月。過ごしやすい気候の一方で、実は1年で最も「肌荒れが起きやすい時期」でもあるのです。
肌の冷えや乾燥のピークを過ぎたとはいえ、3月は冬と変わらない乾燥環境にあります。当然、肌のうるおいは不足しがちに。さらに、冬の間の乾燥ダメージの蓄積により肌表面のバリア機能や保湿機能が低下しているうえ、花粉や強風による汚れなど肌荒れを引き起こす要因がたくさん存在しているのです。
また、少しずつ皮脂も増え始める時期。ベタつきとカサつきが混在する混合肌になり、肌のリズムが崩れがちになる人が増える時期でもあります。
油断大敵!春の紫外線量は真夏の7割にも及んでいる!

春が肌荒れしやすい季節である理由は、乾燥ダメージや花粉だけにとどまりません。とくに気を付けたいのが、「紫外線」です。
まだ朝晩は寒いとはいえ、紫外線は3月から大幅に増加中。紫外線は波長の長さにより生活紫外線である「UV-A」と、レジャーで浴びることの多い「UV-B」の2つに分けられるのですが、なかでも「UV-A」は、紫外線量のピークを迎える7月の約7割も降り注いでいるのです!「UV-B」も夏に向けて急激に増える時期なので、洗濯物を干したり近所への買い物に出かけたりする際はもちろん、窓ガラス越しのUVといった普段の生活のなかでも注意するようにしましょう。
紫外線ダメージを受けた肌はコラーゲンやエラスチンがダメージを受け、肌のハリや弾力が失われてしまいます。また、乾燥している肌はバリア機能が低下していて、紫外線ダメージを受けやすい=日焼けしやすいため、春先は早めの紫外線対策が必須です。
早め対策が美肌の鍵!春先スキンケアのコツは保湿&美白

紫外線対策と一緒に積極的に行ってほしいのが、スキンケアです。保湿がしっかり行われていない肌は外からの刺激に敏感なため、当然、紫外線の影響もダイレクトに受けやすくなり、日焼けに繋がります。さらに、日焼けした肌はより乾燥しやすい状態を引き起こすため、肌はますます乾燥するという悪循環に陥ります。
とくに敏感肌の場合は、繰り返す肌トラブルによって肌の暗さや赤みが目立ちやすいので、紫外線による影響が及ぶことで日焼けや、肌の暗さが余計に目立ってしまうのです。
このように、敏感肌だと「シミも気になるけど、ニキビやニキビ跡のような赤っぽい色ムラも気になる……」とお悩みの方が多い一方で、肌が敏感だと「何を使えば良いのか分からない」という人も多いはず。
そんな肌の色悩みを肌が敏感な方が解決するためのスキンケのポイントは、保湿と美白ケア。それぞれのスキンケアアイテムの選び方についてご紹介します。
保湿ケア
保湿ケアとしては、高保湿で肌を整えながら、血行促進やターンオーバーの正常化を促す効果のあるもの。
美白ケア
シミ・そばかすやニキビ跡ケア、顔全体の透明感アップに期待するなら、顔色の暗さ対応としてシミ・そばかすを防ぐ美白有効成分「m–トラネキサム酸」が配合されているもの。
肌荒れケア
肌荒れが気になるときは、肌荒れのあとや炎症あと、血管のほてりなどからくる赤みをやわらげるのに有効な成分が配合されているもの。
紫外線の影響で日焼けや、肌の敏感さが
気になるときは、保湿と美白ケアがマスト!
ただし、通常の美白ケアアイテムではなく、
肌荒れ・ニキビ予防効果があるような敏感肌に
やさしいものを選ぶようにしましょう!