乾燥だけじゃない!真冬の肌悩みに多い「赤ら顔」とは?
気温湿度ともに1年で最も低くなる、1月。寒さも肌の乾燥もピークを迎えて肌の調子は下がりがちですが、さらにこの時期気になる肌悩みといえば、「赤ら顔」ではないでしょうか。
赤ら顔とは、顔が火照って頬や小鼻の周りを中心に赤みが出たり、毛穴が赤く目立ったりする肌状態のこと。ファンデーションでもなかなか隠れないため、悩んでいる女性も多いかもしれませんね。さらに症状が進むと、見た目が赤く目立つだけでなく、むずむずとかゆくなったり化粧水が肌にしみたりするなど、肌荒れや炎症にも繋がるので早めの対策が必要です。
暑くないのに赤くなるのはなぜ?肌に赤みが出る原因

真冬の肌に赤みが出やすい原因は主に2つ。肌のうるおいバランスを保つバリア機能の低下と、急激な温度変化です。
この時期の肌は、寒さによる過酷な乾燥によってバリア機能が低下することで肌の水分が保てなくなり、外からの刺激を受けやすい状態になっています。バリア機能が低下し、肌が敏感になると炎症や血流量が増えるため、肌の赤みが目立つようになるのです。
もうひとつ、冬の急激な温度変化も赤ら顔の原因に。寒い室外から温かい室内へ移動すると寒暖差が激しいため、毛細血管の拡張と収縮が繰り返されます。健康な肌の場合は血管が収縮し、やがて赤みが目立ちにくくなるのですが、敏感になっている肌は皮膚が薄くなっているので血管がなかなか収縮せず、肌表面にも赤みが目立ちやすくなるというわけなのです。
赤ら顔改善は日常生活とファンデーションの見直しが鍵!

赤ら顔を改善するためには、まずは日常生活に気を付けることが大事です。
赤ら顔の原因である寒暖差を小さくするため、外出時はマスクやマフラーで防寒し、顔周りを冷やさないようにしましょう。また、毛細血管の収縮と拡張をコントロールしているのは自律神経なので、自律神経を整えることもポイント。規則正しい生活とバランスのとれた食事、ストレスを溜め込まないようにすることを心掛けてゆったりと生活するよう意識すると良いでしょう。
スキンケアでは、基本のスキンケアにプラスして寒暖差に対応したスキンケアを取り入れるのが効果的。近年は寒暖差から肌を守ることを特徴としたスキンケアアイテムが発売されているのでケアに加えてみてはいかがでしょうか。
肌のバリア機能を整えるためには、低刺激設計でやさしく洗える洗顔と、たっぷり保湿を心掛けるのがベスト。肌がヒリヒリするときは無理にいつものスキンケアアイテムを使わずに、敏感肌向けの低刺激処方の薬用スキンケアに切り替えるのがおすすめです。
日中のメイクも、スキンケア同様に適切なファンデーションを選ぶのが赤ら顔改善のポイント。例えば、薬用スキンケア処方タイプのファンデーションなら適度に赤みをカバーしながら肌のうるおいを保ち、肌荒れケアまでできるので試してみると良いでしょう。
真冬の赤ら顔は仕方ない……
と諦めるのはもったいない!
肌荒れケア&赤みカバーできる
ファンデーションを上手に取り入れて、
寒さに負けない健やか肌を目指しましょう!