資生堂シミ予防研究所

ハイテクノロジーの採用

1日で3年分、シミ予防研究が進化。
高速スクリーニングシステム。

イメージ画像

美白の薬剤開発で、もっとも根気のいる作業は、莫大な種類の成分の有効性を検証していくことです。気の遠くなるような時間をかけて、一つひとつ人の手で行なってきた、この作業時間を短縮することは、シミ予防研究の進化スピードを速めることになります。
そこで、資生堂は、幾千万もの成分の効果を一度に検証できる「ハイスループットスクリーニングシステム(HTS)」を導入しました。
このことで、3年かけていた作業がなんと1日に!
今後、劇的な進化を遂げた新製品が、続々とお客さまに届けられることになります。
どうぞご期待ください。

30,000個の遺伝子から、
シミの生きた情報を読み取る。

イメージ画像

皮ふを切り取らず肌内部の組織の分析が可能。

かつて「シミ予防研究」とは、シャーレの中で培養したメラニンの研究を意味していました。しかし、皮ふから切り離された培養細胞では、「なぜシミができる肌ではメラニンがつくられ続けているのか?」「シミができる肌に生じている現象は何なのか?」といったシミと健康な肌の本質的な違いは見出すことができませんでした。
私たちは、シャーレの中では見ることができない真実を求めて、新たな研究の道を探し続けました。そのひとつがガン細胞の研究など、医薬品開発の現場で使用されてきた「遺伝子解析」というテクノロジーです。
約30,000個にも及ぶ遺伝子を解析した結果、シミができる肌で変化している遺伝子を発見。シミができる肌特有のダメージ状態を知ることができました。
また、皮ふを切り取らず肌内部の組織を分析できるシステムも導入。
そこでは、まさに今、シミができる肌で起きている現象を見ることができます。

PAGE TOP