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2025/02/28

【冷えで太りやすくなる人、必見!】温めて痩せやすい身体へ導くエクササイズ&マッサージ♪

【冷えで太りやすくなる人、必見!】温めて痩せやすい身体へ導くエクササイズ&マッサージ♪

本格的な冬を迎え、「冷え」に悩まされる女性も増えてきますよね。今回は、温めてもすぐ冷えてしまう、寒くて動く気になれない、など「冷え」で太りやすくなっているあなたにおすすめしたい、冷え・ぽっこりお腹・ヒップの垂れを同時に改善するエクササイズを、モデルボディメイクトレーナーの佐久間健一さんに教えてもらいました。

また、冷え対策におすすめの正しい入浴&マッサージ、インナーケアもご紹介します。

教えてくれたのはこちら!

佐久間健一さん
ボディメイクトレーナー。ボディメイクスタジオ「CharmBody」代表。パーソナルトレーニングによるダイエット指導や芸能事務所と提携しタレントやモデルなどのボディメイク指導を行う。


目次

冷えで下腹&お尻に脂肪がついてしまうワケ

この時期は、室内外の気温差などから自律神経やホルモンバランスが崩れがちで、交感神経が優位になります。さらに寒さのため日常の活動量も低下。この2つが主な原因となり、股関節の動きが少なくなってしまうんです。

体脂肪は関節の動きが少ない部位につきやすいため、股関節の周りにあるお腹やヒップに脂肪がついてしまうというワケ。ではさっそく股関節にアプローチしてくれるエクササイズにチャレンジしましょう♪ 

冷えの改善&脂肪をつきにくくするエクササイズ

冷えの改善&脂肪をつきにくくするエクササイズ

1. 両手でタオルを持ち、足を腰幅に開いてしゃがみます。その姿勢のまま、できる限り高い位置で両手をバンザイしましょう。
2. バンザイの形を保ったまま、素早く立ち上がります。1~2を15回くらいを目安に繰り返しましょう。

しゃがむことで股関節の可動域が広がり、お腹やヒップの脂肪を刺激します。また、バンザイをすることで、体温を上げたりエネルギーを産生したりするのに欠かせない肩甲骨周りの筋肉を刺激する効果も。エクササイズを行った瞬間から身体がぽかぽかしてくるのを実感できるはず!

【おすすめの冷え対策①】正しい入浴で全身ポカポカに

ここからは、おすすめしたい冷え対策をご紹介します。

まずは、身体を温めて血流を促し、代謝アップへとつながる「入浴」です。とはいえただお風呂に入っていればいいというわけではないんです。身体をしっかり温めるのに最適な温度や入浴時間をチェックしましょう!

正しい入浴方法

身体を芯から温めるためには、お湯の温度は「38度~39度くらい」を目安に。入浴時間は「20~30分くらい」をかけてゆっくりつかるのが理想です。その際、湯船にお気に入りの入浴料を入れれば、ゆったりとお風呂に入ることができますよ。好みの香りや保湿効果などが期待できるアイテムを選んで、バスタイムを楽しみましょう。

入浴のお供におすすめのアイテム

カサつきを防いで、しっとりを保つ入浴料

乳白色のお湯がやさしく肌を包み、入浴後のカサつきを防ぐ入浴料。しっとりやわらかな肌を保ちます。無香料タイプ。敏感肌の方にもおすすめです。

 

【おすすめの冷え対策②】入浴後のマッサージでポカポカをキープ!

さらに冷えには、マッサージで身体のめぐりを良くするのもおすすめ。お風呂から上がるとすぐに冷えてしまう...という人は、入浴後に手や足のマッサージを取り入れみましょう。

ハンドクリームによる保湿が効果的!

(出典:資生堂)

直接手で肌に触れることで、動かしている手と触れられた肌は次第に温まってきます。例えばハンドマッサージをすることで、手指だけでなく、腕やデコルテから顔にかけての皮ふ温も上昇し、身体のめぐりもUP。

このようにマッサージは、触った部位はもちろん、それ以外の部位を温めることが可能に。お風呂上りにマッサージを行えば、全身のポカポカ感を持続させられますよ!

マッサージをする際は、ボディオイルやクリームなどを使用しましょう。すべりを良くするのはもちろん、気になる乾燥も同時にケアできますよ。

簡単セルフマッサージ法<ハンドマッサージ編>

手洗い後の正しいお手入れ方法

1.適量のハンドクリームを手にとり、手の甲に円を描くようにのばします。
2.人さし指で指の外側を支え、親指でらせんを描きながら指先からつけ根まで揉みこむようになじませます。
3.親指と人さし指で、指のつけ根の側面を挟み、指先まで滑らせます。両手の指をまんべんなく揉むようになじませます。

簡単セルフマッサージ法<フットマッサージ編>

お風呂上りにおすすめ! 簡単セルフマッサージ法

1.ボディオイルなどを足全体になじませたら、両手で足の甲全体を包み、もみほぐすようにして交互に大きく円を描きます。

お風呂上りにおすすめ! 簡単セルフマッサージ法

2.親指で足の指のつけ根から指先まですりあげ、力を抜いてつけ根に戻ります。

お風呂上りにおすすめ! 簡単セルフマッサージ法

3.親指で足の指の間に小さな円を描くようにもみほぐしたら終了です。

マッサージのお供におすすめのアイテム

■おすすめボディオイル2選

肌を柔らかく整え、ツヤを与えるアロマオイル

オイルとエッセンスの2層効果で、肌を柔らかく整えます。天然ブルガリアンローズ(エッセンシャルオイル)やティーローズ・リビングローズ(香り成分)などによるみずみずしいばらの香りにうっとり♪ 指先から全身に至るまでマッサージするようになじませて。

 

ラグジュアリーなリラックスタイムをかなえるボディオイル

軽くなめらかなバオバブシードオイルが、べたつきを感じさせず、素早く肌に吸収され、贅沢に栄養補給しながらモイスチャーバリアをサポート。さらに、肌本来の油分に似た構造のホホバシードオイルが、瞬時に肌になじみ、深いうるおいを与えます。なじませた後は、生きいきとした健康的なツヤ肌に。アンバーバニラ、アーモンドココナッツ、ネロリの3種の香りから選べます。

 

■おすすめハンドクリーム3選

美しさと強さを引き出す、高機能ハンドクリーム

大人気スキンケアシリーズ「アルティミューン 」のハンドクリーム。手洗いや消毒後の乾燥ダメージから守り、なめらかで美しい手肌へと導きます。心地よいグリーンフローラルの香りです。

うるおいをめぐらせ、明るさを与えるハンドクリーム

うるおいを与えながら、べたつきを残さない使い心地。ハンドクリームを塗った後すぐに仕事や家事に取りかかれて◎。しっとり明るい手肌に導きます。

 

まるで森林浴! みずみずしいうるおいのハンドクリーム

森林浴のように心地いい3つの香り(ウッドランズウインズの香り・フォレスト エンブレイスの香り・シンフォニー オブ ツリーの香り)から、好みのものをセレクトできます。みずみずしいテクスチャーで、乾燥や手荒れから守ります。パラベン(防腐剤)・シリコーン・合成着色剤フリー。

 

■おすすめボディクリーム3選

しなやかなうるおいと、やさしい香りが魅力のボディクリーム

シアバターとスクワランが肌に瞬時に栄養を与え、シルクのような感触で長時間肌にうるおいを残します。まるでセラムのようにすっと溶け込むテクスチャーで、ボディにもなじませやすい点も◎。アンバーバニラ、アーモンドココナッツ、ネロリの3種の香りから選べます。

 

全身をしなやかに美しく磨き上げるボディミルク

みずみずしく軽やかな感触で、なじんだ後はすべすべとしたなめらかな肌に。皮膚の代謝を高め、うるおいとハリに満ちた肌に整えます。穏やかで心やすらぐフローラル系の香りも◎!

 

うるおいバリアをキープ。全身用保湿クリーム

乳液状なめらかクリームで、角層のうるおいバリアを長時間キープします。肌に素早くなじみ、全身の肌をやさしく包み込みます。

 

【おすすめの冷え対策③】食の工夫で身体の中からポカポカに!

冷え対策には、身体の内側からのケアも重要です。ここからは効果的な栄養素や食材をご紹介します。

冷え対策におすすめの栄養素・成分

●たんぱく質 ●ビタミンE ●ビタミンC ●ビタミンP(ヘスぺリジン・ルチン) ●ピラジンショウガオール

冷え対策におすすめの食材

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牛乳、卵、肉、魚、大豆など、熱の元になる「たんぱく質」は食べ溜めができません。だからこそ、毎食、ちょこちょこと献立に加えることが大切です。例えば、朝に牛乳と卵、ランチにお魚定食、夜はマーボー豆腐など。

また煮豆を常備しておけば、ちょっと小腹がすいた時にも、お弁当の隙間埋めにも活用できて◎。たんぱく質を熱に変える時に必要なのは、ビタミンB6や亜鉛。ビタミンB6の鶏肉や亜鉛を含む油揚げなども、煮豆の材料にプラスするのがおすすめです。

ごはん、パン、麺類などの糖質も、大切な熱の元。これらを熱に変換するのは、ビタミンB1が含まれる豚肉やハム、枝豆、たらこなどです。たらこパスタなら、外食でも家でつくるにも、お手軽でおすすめです。さらに、脂質も熱の元になります。これを熱に変換するのは、ビタミンB2です。揚げ物を食べる時には、ビタミンB2を多く含む納豆などをセットにする良いでしょう。

つくった熱を、全身にめぐらせることも必要。そこでビタミンE、ビタミンC、ビタミンPの出番です。ビタミンEは、ナッツ類、植物油、モロヘイヤ、かぼちゃなどに多く含まれます。テーブルの上など、目につくところにナッツを常備しておきましょう。かぼちゃも、煮物やスープだけでなく、グラタン、コロッケ、スイーツなど、レパートリーを増やして、たっぷり食べたいですね。ビタミンCは、野菜、フルーツ、いも類を。ビタミンPを摂るには、みかんは白い筋のついた袋ごと食べると◎。また、おそばにも含まれています。ぜひ、栄養素が溶けだしたそば湯まで堪能しましょう。

▶︎冷え対策におすすめのレシピをチェック!


いかがでしたか? これらを参考に、あなたを悩ませる冷えや脂肪を同時にケアしてくださいね。


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photo:shutterstock
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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